第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

(財政状態の分析)

 当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末に比べ930百万円減少の10,668百万円となりました。これは主に、商品及び製品は326百万円増加しましたが、受取手形及び売掛金が1,110百万円、仕掛品が120百万円減少したこと等によるものです。

 負債につきましては、前事業年度末に比べ1,179百万円減少の4,411百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金は189百万円増加しましたが、借入金が718百万円、設備関係支払手形が201百万円、未払費用が178百万円減少したこと等によるものです。

 また、純資産は前事業年度末に比べ249百万円増加の6,257百万円となり、自己資本比率は58.6%(前事業年度末51.8%)となりました。

 

(経営成績の分析)

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響下、ワクチン接種の進展による経済活動の段階的再開や、景気対策の効果により景気回復の動きが一部には見られました。しかし、新たな変異株の流行を含めた感染の再拡大により、社会・経済活動が再び制限され、個人消費、企業活動の停滞等が続いており、依然、不透明な状況となっております。

 このような状況の中で、国内売上高は、3,899百万円となり前年同期(2,741百万円)に比べ1,157百万円(42.2%)の大幅な増収となりました。これは、機能性用中間物が大幅に減少したものの、医薬用中間物が増加、農薬用中間物は大幅に増加したためです。

 一方、輸出売上高は503百万円となり前年同期(907百万円)に比べ404百万円(44.6%)の大幅な減収となりました。これは、医薬用中間物が増加したものの、農薬用中間物が大幅に減少したためです。

 この結果、売上高は4,402百万円となり前年同期(3,649百万円)に比べ753百万円(20.6%)の増収となりました。また、輸出比率は11.4%(前年同期 24.9%)となりました。

 利益につきましては、原料価格の著しい上昇、固定費の増加等はありましたが、総売上高の増収、製造原価率の改善等により、営業利益は335百万円(前年同期 124百万円)となりました。営業外収益で受取配当金37百万円を計上したこともあり、 経常利益は359百万円(前年同期 135百万円)となりました。特別損失で固定資産除却損24百万円を計上したこともあり、四半期純利益は281百万円(前年同期 51百万円)となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題については、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(3)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発費の総額は167百万円です。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(4)生産及び販売の実績

 当第3四半期累計期間における、生産及び販売実績は、下記のとおりであります。

 なお、当社の事業は、有機化学合成に基づく中間物の製造、販売、研究及びサービス等を行う単一セグメントであるため、セグメント情報を記載しておりませんので、「生産及び販売の実績」については製品の種類別ごとに記載しております。

① 生産実績

区分

 生産高(千円)

前年同四半期比(%)

前第3四半期累計期間

当第3四半期累計期間

医薬用中間物

907,564

978,628

+7.8

農薬用中間物

2,252,760

3,101,658

+37.7

機能性用中間物

544,006

379,231

△30.3

その他用中間物

33,039

12,027

△63.6

界面活性剤

278,330

305,566

+9.8

合計

4,015,701

4,777,112

+19.0

② 販売実績

 区分

販売高(千円)

前年同四半期比(%)

前第3四半期累計期間

当第3四半期累計期間

医薬用中間物

793,932

1,086,928

+36.9

農薬用中間物

1,876,985

2,565,772

+36.7

機能性用中間物

626,838

402,579

△35.8

その他用中間物

71,288

70,284

△1.4

界面活性剤

273,366

265,886

△2.7

その他

7,090

11,414

+61.0

合計

3,649,502

4,402,865

+20.6

 (注)主な輸出先、輸出販売高の増減は、次のとおりであります。

輸出先

輸出販売高(千円)

 前年同四半期比(%)

前第3四半期累計期間

当第3四半期累計期間

北米

600,185

26,558

△95.6

欧州

295,051

462,623

+56.8

アジア他

12,269

13,975

+13.9

合計

907,506

503,157

△44.6

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、新たに決定または締結した経営上の重要な契約等はありません。