第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクや新型コロナウイルス感染症の影響についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、経済活動が大きく制限され、企業収益が大幅に悪化しました。政府の緊急事態宣言解除後は、各種政策の効果もあって、社会経済活動に持ち直しの傾向が見られたものの、感染症再拡大の懸念もあり、依然として景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。

 このような状況のもと、当社グループにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり消費の高まりにより、塗料事業、DIY用品事業ともに需要が大きく伸長し、当第2四半期連結累計期間の売上高は88億8千9百万円(前年同期比20.8%増)となりました。

 利益面につきましては、売上高の増加に加え、新型コロナウイルスの影響により営業活動等が制限されたことで関連諸経費が減少したこともあり、営業利益は7億1千7百万円(前年同期比77.2%増)、経常利益は7億6千6百万円(前年同期比65.4%増)となりました。

 親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、グループ子会社において賃貸事業用資産及び遊休資産について減損損失1億1千5百万円を計上したこと等により4億5百万円(前年同期比27.2%増)となりました。

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

<塗料事業>

 当事業では、新型コロナウイルス感染症の影響により、塗装工事や工業用塗料を扱うグループ子会社は苦戦いたしましたが、巣ごもり消費の高まりにより主力の家庭用塗料の需要が伸長したことで、売上高は50億3千6百万円(前年同期比15.9%増)、セグメント利益は4億9千3百万円(前年同期比37.7%増)となりました。

<DIY用品事業>

 当事業においても、新型コロナウイルス感染症の影響による巣ごもり消費の高まりにより、売上高は38億1千1百万円(前年同期比28.8%増)、セグメント利益は2億7百万円(前年同期比620.0%増)となりました。

<その他>

 その他の事業は、売上高は6千万円(前年同期比9.0%減)、セグメント利益は1千7百万円(前年同期比2.6%減)となりました。

② 財政状態

<資産>

 当第2四半期連結会計期間末における資産合計は197億6千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億8千3百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の増加5億7千1百万円、電子記録債権の増加4億3千5百万円、有価証券の減少2億円、商品及び製品の減少7億5百万円、土地の減少1億1千2百万円、有形固定資産その他の増加4億6千7百万円、投資有価証券の増加8億1千6百万円によるものです。

<負債>

 当第2四半期連結会計期間末における負債合計は67億2千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億3千3百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金の減少1億2百万円、未払法人税等の増加1億1千8百万円、負債その他の増加3億8千7百万円によるものです。

<純資産>

 当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は130億3千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ7億4千9百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加2億8千2百万円、その他有価証券評価差額金の増加4億9千6百万円によるものです。この結果、自己資本比率は65.9%(前連結会計年度末は66.1%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は38億2千7百万円となり、前連結会計年度末と比較して5千7百万円の減少となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果、得られた資金は5億1千1百万円(前年同期比48.7%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益6億5千1百万円、減価償却費1億1千1百万円、減損損失1億1千5百万円及びたな卸資産の減少額6億8千6百万円等の収入に対して、売上債権の増加額10億7百万円及び仕入債務の減少額1億2百万円等の支出によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果、使用した資金は3億9千1百万円(前年同期比48.8%減)となりました。これは主に、投資有価証券の償還による収入2億円等に対して、有形固定資産の取得による支出4億8千7百万円及び投資有価証券の取得による支出1億3百万円等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果、使用した資金は1億7千4百万円(前年同期比33.0%減)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額2千万円、自己株式の取得による支出3千1百万円及び配当金の支払額1億2千3百万円によるものです。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9千9百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。