文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や金融政策により景気は緩やかな回復基調を維持しています。しかしながら、円安による物価上昇、個人消費の低迷、中国をはじめとする新興国経済の減速など依然として不透明な状況が続いています。
このような状況の下、当社グループは安心、安全、補修をキーワードに新製品の開発、床・防水市場での環境対応製品の拡販活動に取り組んできました。また、海外事業については、平成27年8月17日に、中国国内市場に向けて床用塗料と道路用塗料を製造販売してきました阿童木(無錫)塗料有限公司(100%子会社)の解散を決定し、現在清算処理を進めています。これにより、整理損失引当金繰入額1億67百万円を当第2四半期連結累計期間の特別損失として計上しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高50億95百万円(前年同期 売上高52億95百万円)、営業利益61百万円(同 営業利益1億12百万円)、経常利益66百万円(同 経常利益1億48百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1億54百万円(同 親会社株主に帰属する四半期純利益62百万円)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
<塗料販売事業>
床用塗料においては、今年上市した新製品と水性床塗料の拡販につとめ、環境対応に注力する工場ユーザー向けに出荷が伸び前年を上回りました。建築用塗料においては、工場及び戸建ての改修物件の減少により防水、屋根用塗料が前年を下回りました。家庭用塗料においては、DIYイベントなど販促活動を行いましたが個人消費の低迷により前年を下回りました。道路用塗料においては、全国的に官公庁の工事発注量が減少したことと長期的な天候不順の影響により前年を下回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の塗料販売事業の売上高は前年同期と比べて1億43百万円減少し、48億26百万円(前年同期比2.9%減)となりました。
<施工事業>
工事受注は順調に推移していますが、前第2四半期連結累計期間には大型の景観工事の売上を計上していることにより、当第2四半期連結累計期間の施工事業の売上高は前年同期と比べて55百万円減少し、2億69百万円(前年同期比17.2%減)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて11億87百万円減少し、132億26百万円となりました。これは主に、流動資産の減少によるもので、現金及び預金で4億60百万円、受取手形及び売掛金で5億50百万円減少したためです。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて8億76百万円減少し、47億53百万円となりました。これは主に、流動負債の減少によるもので、整理損失引当金で1億73百万円増加したものの、支払手形及び買掛金で4億41百万円、その他で3億77百万円減少したためです。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて3億11百万円減少し、84億72百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失で1億54百万円、配当金で96百万円、為替換算調整勘定で34百万円減少したためです。
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下、資金という)の残高は22億46百万円で、前連結会計年度末より4億60百万円減少しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、得られた資金は1億97百万円(前年同四半期は、1億17百万円獲得)となりました。これは主に、仕入債務の減少により5億8百万円減少したものの、売上債権の減少により5億32百万円、整理損失引当金の増加により1億67百万円増加したことによるものです。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は4億64百万円(同 4億26百万円使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出で4億40百万円減少したことによるものです。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、使用した資金は1億86百万円(同 5億34百万円獲得)となりました。これは主に、配当金の支払額で96百万円、長期借入金の返済による支出で72百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出で16百万円減少したものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億19百万円で、水性防水材の性能向上、遮熱塗料などの新規用途展開、コーティング材の開発、施工機械の安全性向上など全て塗料販売事業の研究開発に投入しました。