第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の景気対策の継続などにより緩やかな回復基調が続いているものの、民間設備投資や個人消費の動きは停滞感から脱しておらず、また、新興国経済の減速や米国大統領選挙以降の短期間における急激な為替や株価の変動などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。 

このような状況の下、当社グループは顧客志向をより徹底し、環境負荷の少ない水性床用塗料の開発などをさらに進め「お客様のお困りごとを、いち早く解決する製品とサービスを提供する」ことで市場の拡大を目指してきました。また、関連する展示会等に積極的に出展するとともに、媒体を利用したPRにも努めてきました。なお、平成27年8月17日に解散及び清算の決議をしました阿童木(無錫)塗料有限公司につきましては現在処理を進めている状況です。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高73億94百万円(前年同期 売上高77億53百万円)、営業利益2億33百万円(同 営業利益1億29百万円)、経常利益2億16百万円(同 経常利益1億36百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益5億34百万円(同 親会社株主に帰属する四半期純損失1億90百万円)となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりです。

<塗料販売事業>

床用塗料においては、連結子会社の阿童木(無錫)塗料有限公司の清算により売上が減少したこと、また工場ユーザーの設備投資の小型化と物件数が減少したことにより前年を下回りました。建築用塗料においては、屋根で大型案件を獲得しましたが天候不順などの影響が響き前年を下回りました。家庭用塗料においては、インターネット通販による販売チャネルの拡充に取り組んでいますが個人消費がいまだ低迷しているため前年を下回りました。道路用塗料においては、連結子会社の阿童木(無錫)塗料有限公司の清算により売上が減少しましたが、インフラ補修関連製品のはく落防止材が順調に伸長したため前年を上回りました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の塗料販売事業の売上高は前年同期と比べて2億85百万円減少し、70億78百万円(前年同期比3.9%減)となりました。

 

<施工事業>

民間設備投資の停滞、官公庁の工事発注量の減少により、工事受注が進まず前年を下回りました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の施工事業の売上高は前年同期と比べて72百万円減少し、3億16百万円(前年同期比18.7%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4億14百万円減少し、138億11百万円となりました。これは主に、現金及び預金で2億80百万円、投資その他の資産で4億49百万円増加したものの、受取手形及び売掛金で12億6百万円減少したためです。

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて8億91百万円減少し、47億43百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金で3億53百万円、未払法人税等で1億5百万円、賞与引当金で1億57百万円、整理損失引当金で1億34百万円、長期借入金で1億9百万円減少したためです。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて4億77百万円増加し、90億68百万円となりました。これは主に、利益剰余金で4億37百万円増加したためです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億69百万円で、水性防水材の性能向上、遮熱塗料などの新規用途展開、施工機械の安全性向上など全て塗料販売事業の研究開発に投入しました。