第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に緩やかな回復傾向にはあるものの、物価上昇懸念による個人消費の伸び悩み、地政学的リスクの高まりなどにより景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。 

このような状況のもと、当社グループはお客様の「お困り事」をいち早く解決、お客様に「満足」をお届けすることを社員一人一人が意識し、サービスの向上、製品開発を行ってきました。また、関連する展示会等に出展、業界紙や自社ホームページ、フェイスブックをはじめ各種媒体での広告宣伝活動と企業PRに努めてきました。なお、平成27年8月17日に解散及び清算の決議をした阿童木(無錫)塗料有限公司につきましては、平成29年6月12日に清算結了しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高79億19百万円(前年同期73億94百万円)、営業利益3億68百万円(同 2億33百万円)、経常利益3億85百万円(同 2億16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億58百万円(同 5億34百万円)となりました。

 

セグメント別の業績は次のとおりです。

<塗料販売事業>

床用塗料においては、工場改修案件が減少しているなか、10月に発売した新製品「フロアトップ アクア フォルティス」がユーザーの高い評価をいただき、売上が順調に推移したため前年を若干上回りました。建築用塗料においては、戸建案件の減少と8月・10月の長雨の影響により屋根用塗料、防水用塗料が振るわず前年を下回りました。家庭用塗料においては、10月の天候不順に加え、ホームセンターをはじめとする小売流通での低迷が続き、前年を下回りました。道路用塗料においては、路面標示用塗料、インフラ補修関連製品が順調に推移し前年を上回りました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の塗料販売事業の売上高は前年同期と比べて1億82百万円増加し、72億61百万円(前年同期比2.6%増)となりました。

 

<施工事業>

当第3四半期において、子会社アトムテクノスで大型工事物件の売上を計上したため、前年を大きく上回りました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の施工事業の売上高は前年同期と比べて3億42百万円増加し6億58百万円(前年同期比108.3%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて59百万円減少し、142億91百万円となりました。これは主に、電子記録債権1億71百万円、商品及び製品他棚卸資産で1億97百万円、土地3億44百万円増加したものの、受取手形及び売掛金で6億45百万円減少したためです。

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて3億61百万円減少し、46億65百万円となりました。これは主に、電子記録債務85百万円増加したものの、未払法人税等で1億52百万円、賞与引当金で1億29百万円、長期借入金で1億9百万円減少したためです。

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて3億2百万円増加し、96億25百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定82百万円、配当金で96百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益3億58百万円その他有価証券評価差額金1億19百万円増加したためです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億70百万円で、水性防水材の性能向上、遮熱塗料などの新規用途展開、施工機械の安全性向上など全て塗料販売事業の研究開発に投入しました。