第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」 (企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

 (1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国経済は緩やかに回復しておりますが、英国のEU離脱問題や中国を始めとする新興国経済の減速は継続しており、全体では依然として先行きに不透明感がありました。

 一方、わが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善等から緩やかな回復傾向にあるものの、株式市場や為替相場の急激な変動が、今後の景気への懸念材料となっております。

 このような経済状況のもと、当社グループは独自性と高付加価値で優位性を持つ製品やサービスを提供するとともに、販売拡大に向け国内外に営業活動を推進してまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は10,981百万円(前年同期比0.5%減)となりました。一方、利益面におきましては、原価低減に取り組んだ結果、営業利益824百万円(前年同期比23.3%増)となりました。また、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は、在外連結子会社に対する外貨建貸付金の為替差損の計上により、経常利益634百万円(前年同期比23.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益329百万円(前年同期比23.9%減)となりました。

 

 セグメント業績は、次のとおりであります。

①塗料事業

 金属用塗料分野では、中国経済の減速や国内外ユーザーの設備投資の減少などの影響はあるものの、ユーザーの環境意識の高まりにより環境対応型製品が堅調に推移し、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。内装建材用塗料分野では、無塗装フローリング製品の増加の影響や新規ユーザーの採用が当初予定より遅れており、売上高は前年同期に比べ減少いたしました。外装建材用塗料分野では、消費税率引き上げの延期によりユーザーが製品在庫調整を実施したことで、売上高は前年同期に比べ減少いたしました。その他の分野の樹脂素材分野においては、スマートフォン向けの製品が低迷しており、売上高は前年同期に比べ減少いたしました。

 この結果、塗料事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は7,487百万円(前年同期比4.6%減)、セグメント利益は792百万円(前年同期比7.8%増)となりました。

②ファインケミカル事業

 化成品におけるアジア向けのコーティング剤が堅調であったこと自動車内装向けに自己治癒®コーティング剤の新規参入ができたことなどにより、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。

 この結果、ファインケミカル事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は756百万円(前年同期比20.5%増)、セグメント利益は103百万円(前年同期比239.7%増)となりました。

③シンナー事業

 シンナー事業におきましては、新規顧客の獲得に加え既存顧客への販売が拡大し、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。

 この結果、シンナー事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は2,737百万円(前年同期比7.1%増)、セグメント利益は310百万円(前年同期比1.9%増)となりました。

 

 (2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (3) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は608百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。