文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米国や欧州地域においては堅調さが持続し、アジア地域を始めとする新興国の景気拡大により、全体として緩やかな成長で推移しました。一方、わが国経済は、企業業績の改善や堅調な雇用・所得情勢を背景に景気は緩やかな回復が続きました。
このような状況のもと、当社グループは独自性のある高機能性製品や環境対応型製品の開発を行うとともに、生産性の向上や業務全般の効率化に努め、引き続き販路拡大に向け国内外で営業活動を推進してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,143百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益694百万円(前年同期比6.7%増)、経常利益732百万円(前年同期比2.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益526百万円(前年同期比15.5%増)となりました。
セグメント業績は、次のとおりであります。
①塗料事業
金属用塗料分野では、環境対応型製品への切替えが進む中で、作業性を考慮したエポキシプライマーや工作機械向け塗料「スーパーワン/Super One®」の採用が増えたことで、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。建材用塗料分野では、新規住宅着工件数の減少に伴い、総じて需要が低調であったため、売上高は前年同期に比べ僅かに減少いたしました。利益につきましては、原材料価格の高騰の影響を受け減少いたしました。
その結果、塗料事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は5,153百万円(前年同期比3.2%増)、セグメント利益は673百万円(前年同期比4.8%減)となりました。
②ファインケミカル事業
中国で情報端末向け製品が新規採用されたことや、自動車内装向けコーティング剤が堅調に推移したことにより、売上高及び利益は前年同期に比べ大幅に増加いたしました。
その結果、ファインケミカル事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は979百万円(前年同期比49.9%増)、セグメント利益は192百万円(前年同期比504.1%増)となりました。
③シンナー事業
前連結会計年度において獲得した新規ユーザー向けの販売量が順調に伸びたことで、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。利益につきましては、原材料価格の高騰や新工場の減価償却費負担増の影響を受け大きく減少いたしました。
その結果、シンナー事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は2,010百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益は114百万円(前年同期比38.1%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ296百万円増加し、6,292百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は663百万円(前年同期は502百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益741百万円、減価償却費314百万円、売上債権の減少158百万円による資金の増加と、たな卸資産の増加231百万円、法人税等の支払351百万円による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は232百万円(前年同期は534百万円の支出)となりました。これは主に資金運用における定期預金の払戻、有価証券の償還及び信託受益権の売却による収入3,219百万円による資金の増加と有形固定資産の取得による支出218百万円、定期預金の預入、有価証券の取得及び信託受益権の取得による支出3,272百万円による資金の減少によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は137百万円(前年同期は109百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払135百万円による資金の減少によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は451百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。