第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間(2018年11月1日~2019年1月31日)における世界経済は、欧州、中国の景気は減速傾向が見られるものの、米国は堅調さを維持しており、全体として緩やかな成長で推移しました。一方、わが国経済におきましては、企業収益は堅調に推移し、設備投資や個人消費の持ち直しもあり、緩やかな景気回復基調が続きました。

 このような状況のもと、当社グループは独自性のある高機能性製品や環境対応型製品の開発を行うとともに、販路拡大に向け国内外で営業活動を推進してまいりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,404百万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は453百万円(前年同期比25.5%増)、経常利益461百万円(前年同期比19.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益302百万円(前年同期比4.0%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①塗料事業

 金属用塗料分野では、工作機械向け塗料「スーパーワン/Super One®」、環境対応の粉体塗料が堅調であったことで、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。建材用塗料分野では、新設住宅着工数が伸び悩む中、戸建て住宅向け高級商材への需要が増え、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。利益につきましては、原材料価格の高騰の影響を受け前年同期に比べ減少いたしました。

 この結果、塗料事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は2,620百万円(前年同期比5.1%増)、セグメント利益は270百万円(前年同期比13.8%減となりました。

②ファインケミカル事業

 自動車内装用コーティング剤の販売堅調に推移したことやUV硬化型コーテイング剤がスマホアクセサリーへ採用されたことで、売上高は前年同期に比べ大幅に増加いたしました。

 この結果、ファインケミカル事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は705百万円(前年同期比27.4%増)、セグメント利益は269百万円(前年同期比114.4%増)となりました。

③シンナー事業

 既存ユーザーへの販売量が順調に伸び、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。利益につきましては、新工場の減価償却費の負担は軽減したものの、原材料価格の高騰が続いており前年同期に比べ減少いたしました。

 この結果、シンナー事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は1,078百万円(前年同期比12.0%増)、セグメント利益は55百万円(前年同期比1.3%減)となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は22,748百万円となり、前連結会計年度末に比べ107百万円減少いたしました。これは主にその他流動資産が209百万円増加したものの、現金及び預金が216百万円、有形固定資産が51百万円、繰延税金資産が47百万円減少したことによるものであります。

 負債は4,874百万円となり、前連結会計年度末に比べ259百万円減少いたしました。これは主に繰延税金負債が17百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が41百万円、未払法人税等が92百万円、賞与引当金が144百万円減少したことによるものであります。

 純資産は17,874百万円となり、前連結会計年度末に比べ151百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を302百万円計上した一方、配当金の支払150百万円があったことで利益剰余金が151百万円増加したことによるものであります。

 

 

 (2) 経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (4) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は217百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。