第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。

 

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間(2018年11月1日~2019年4月30日)における世界経済は、米中貿易摩擦や中国の景気減速に加え、英国のEU(欧州連合)離脱問題の動向等が懸念され、総じて減速傾向が強まりました。一方、わが国経済は、世界経済減速の影響を受けた外需の低迷で、企業収益が弱含みとなり、景況感に陰りが見られました。

 このような状況のもと、当社グループは独自性のある高機能性製品や環境対応型製品の開発を行うとともに、販路拡大に向け国内外で営業活動を推進してまいりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,814百万円(前年同期比8.2%増)、営業利益747百万円(前年同期比7.7%増)、経常利益793百万円(前年同期比8.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益502百万円(前年同期比4.7%減)となりました。

 

 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①塗料事業

 金属用塗料分野では、工作機械向け塗料「スーパーワン/Super One®」、環境対応の粉体塗料の採用が増え売上高は前年同期に比べ増加いたしました。建材用塗料分野では、直近の新設住宅着工数が前年より伸びたことにより需要が増大、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。利益につきましては、原材料価格の高騰の影響を受け減少いたしました。

 その結果、塗料事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は5,445百万円(前年同期比5.7%増)、セグメント利益は589百万円(前年同期比12.5%減)となりました。

②ファインケミカル事業

 自動車内装向けコーティング剤が堅調に推移したことやUV硬化型コーティング剤が電子機器やスマホアクセサリーへ採用されたことで売上高及び利益は前年同期に比べ大幅に増加いたしました。

 その結果、ファインケミカル事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は1,208百万円(前年同期比23.4%増)、セグメント利益は340百万円(前年同期比76.8%増)となりました。

③シンナー事業

 既存ユーザーへの販売量が順調に伸び、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。利益につきましては、売上高増に加え、新工場の減価償却費の負担が軽減したことにより前年同期に比べ増加しました。

 その結果、シンナー事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は2,160百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は116百万円(前年同期比1.9%増)となりました。

 

 

 当第2四半期連結会計期間末における総資産は23,204百万円となり、前連結会計年度末に比べ348百万円増加いたしました。これは主にその他流動資産が351百万円増加したことによるものであります。

 負債は5,083百万円となり、前連結会計年度末に比べ50百万円減少いたしました。これは主に未払法人税等が98百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が152百万円減少したことによるものであります。

 純資産は18,120百万円となり、前連結会計年度末に比べ398百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を502百万円計上した一方で、配当金の支払150百万円があったことと、その他有価証券評価差額金が15百万円、為替換算調整勘定が29百万円増加したことによるものであります。

 

 (2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ60百万円増加し、6,992百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は874百万円(前年同期は663百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益784百万円、減価償却費296百万円、売上債権の減少63百万円による資金の増加と、仕入債務の減少135百万円、法人税等の支払177百万円による資金の減少によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は652百万円(前年同期は232百万円の支出)となりました。これは主に資金運用における定期預金の払戻、有価証券の償還及び信託受益権の売却による収入3,928百万円による資金の増加と有形固定資産の取得による支出235百万円、定期預金の預入、有価証券の取得及び信託受益権の取得による支出4,334百万円による資金の減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は152百万円(前年同期は137百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払150百万円による資金の減少によるものであります。

 

 (3) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (5) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は453百万円であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。