当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、「『税効
果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首
から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2018年11月1日~2019年7月31日)における世界経済は、米中貿易摩擦の長期化や中国、欧州経済の景気の冷え込みにより、総じて減速基調で推移しました。一方、わが国経済は、世界経済減速の影響を受け製造業を中心に生産や輸出が弱含みとなり、景気は足踏み感が強まりました。
このような状況のもと、当社グループは独自性のある高機能性製品や環境対応型製品の開発を行うとともに、
販路拡大に向け国内外で営業活動を推進してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は13,176百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は1,087百万円(前年同期比8.4%増)、経常利益1,072百万円(前年同期比9.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益676百万円(前年同期比1.2%減)となりました。
セグメント業績は、次のとおりであります。
①塗料事業
金属用塗料分野では、中国市場は景気低迷の影響で低調であったものの、国内は工作機械向け塗料「スーパーワン/Super One®」、環境対応の粉体塗料の受注が増えたことで、売上高は前年同期に比べ僅かに増加いたしました。建材用塗料分野では、新設住宅動向で戸建て住宅が好調であったことで需要が増大し、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。一方、利益につきましては、原材料価格の高騰の影響を受け減少いたしました。
この結果、塗料事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は8,174百万円(前年同期比4.7%増)、セグメント利益は905百万円(前年同期比8.7%減)となりました。
②ファインケミカル事業
自動車内装向けコーティング剤が堅調に推移し、UV硬化型コーティング剤が電子機器やスマホアクセサリーへ採用されたことで、売上高及び利益は前年同期に比べ大幅に増加いたしました。
この結果、ファインケミカル事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は1,737百万円(前年同期比19.9%増)、セグメント利益は447百万円(前年同期比66.1%増)となりました。
③シンナー事業
既存ユーザーへの販売量が順調に伸び、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。利益につきましては、売上高増に加え、新工場の減価償却費負担が軽減したことにより前年同期に比べ増加しました。
この結果、シンナー事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は3,264百万円(前年同期比5.6%増)、セグメント利益は188百万円(前年同期比10.0%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は23,219百万円となり、前連結会計年度末に比べ363百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が118百万円、商品及び製品が120百万円、有形固定資産が132百万円減少したものの、有価証券が100百万円、前渡金が220百万円、その他流動資産が368百万円増加したことによるものであります。
負債は5,152百万円となり、前連結会計年度末に比べ18百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が157百万円、賞与引当金が111百万円減少したものの、その他流動負債が311百万円増加したことによるものであります。
純資産は18,067百万円となり、前連結会計年度末に比べ344百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を676百万円計上した一方で、配当金の支払286百万円があったことと、為替換算調整勘定が38百万円減少したことによるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は672百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。