第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第1四半期連結累計期間(2019年11月1日~2020年1月31日)における世界経済は、米国経済は好調な雇用環境を背景に消費は底堅く推移したものの、欧州経済は外需の悪化により低成長となり、また、中国経済は成長率の鈍化傾向が続いており、総じて緩やかに減速しました。

 わが国経済は、高水準の企業収益を背景に設備投資の増加基調が続いているものの、輸出の低迷で製造業の生産活動は伸び悩み、個人消費は消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減や自然災害の影響などで落ち込むなど、景気は足踏み感が強まりました。

 このような状況のもと、当社グループは環境対応型製品や独自性のある高機能性製品の開発を行うとともに、国内外で販路拡大に向けた営業活動に努めてまいりました。

 この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,088百万円(前年同期比7.2%減)、営業利益は298百万円(前年同期比34.1%減)、経常利益330百万円(前年同期比28.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益203百万円(前年同期比32.9%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①塗料事業

 金属用塗料分野では、中国での販売は伸びたものの、日本国内における需要は消費税増税や米中貿易摩擦の影響を受け、全般に低調な推移であったことで出荷量は減少しました。また、建材用塗料分野では、消費税増税の影響による新設住宅着工戸数の減少に伴い需要減となり、売上高は前年同期に比べ減少いたしました。利益面では中国での生産増による原価低減効果もあり、セグメント利益は前年同期に比べ増加いたしました。

 この結果、塗料事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は2,528百万円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は288百万円(前年同期比6.7%増となりました。

②ファインケミカル事業

 光学フィルム向けコーティング材は堅調であったものの、スマホアクセサリー向けのコーティング材の受注が大幅に減少したことで、売上高、セグメント利益は前年同期に比べ減少いたしました。

 この結果、ファインケミカル事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は595百万円(前年同期比15.6%減)、セグメント利益は106百万円(前年同期比60.6%減)となりました。

③シンナー事業

 有限会社アイシー産業において台風19号の浸水被害により工場が1ヶ月半生産停止となったことや既存ユーザーの生産減により販売量が落ち込んだことで、売上高、セグメント利益は前年同期に比べ減少いたしました。

 この結果、シンナー事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は964百万円(前年同期比10.6%減)、セグメント利益は51百万円(前年同期比6.6%減)となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は23,370百万円となり、前連結会計年度末に比べ542百万円減少いたしました。これは主に電子記録債権が49百万円増加したものの、現金及び預金が169百万円、受取手形及び売掛金が412百万円減少したことによるものであります。

 負債は4,983百万円となり、前連結会計年度末に比べ560百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が126百万円、未払法人税等が286百万円、賞与引当金が145百万円減少したことによるものであります。

 純資産は18,387百万円となり、前連結会計年度末に比べ18百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を203百万円計上した一方、配当金の支払165百万円があったことで利益剰余金が37百万円増加したことによるものであります。

 

 

 (2) 経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (4) 研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は210百万円であります。

 なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。