第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2021年11月1日~2022年1月31日)における世界経済は、新たな変異ウイルスの感染拡大に加え、資源価格の高騰やサプライチェーンの混乱等、依然として先行き不透明な状況が続いております。

わが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の進展や行動制限の緩和などにより、景気の緩やかな持ち直しの動きが見られましたが、新たな変異ウイルスの感染拡大により不透明な状況となっております。

このような状況のもと、当社グループは絶えず独創的、革新的な研究と技術力の向上に努め、付加価値の高い製品の開発を行うとともに、社会全体をより良くすることを第一に、環境、品質、機能において常に優れた製品、サービス、情報を提供することに努めてまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は4,731百万円(前年同期比8.7%増)となりました。一方、利益面におきましては、原油などの資源高に伴う原材料価格の高騰や物流コストの上昇などの影響により、営業利益は338百万円(前年同期比33.9%減)、経常利益371百万円(前年同期比33.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益275百万円(前年同期比35.2%減)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

a.塗料事業

金属用塗料分野では、工作機械、農業機械、物流機器を中心に意匠、機能性塗料の採用が増えたことや、中国で水性塗料を中心に新規ユーザーの開拓が進み、堅調であったことで、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。建材用塗料分野では、主力外装建材ユーザーの高耐久商材向け塗料、内装建材向けの抗ウイルス塗料の需要が増えたことにより、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。セグメント利益は、原材料価格の高騰や物流コストの上昇などの影響を受け、前年同期に比べ大きく減少いたしました。

この結果、塗料事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は2,798百万円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は169百万円(前年同期比48.6%減)となりました。

b.ファインケミカル事業

モビリティ(自動車関連)向けのコーティング剤の需要は、比較的旺盛であったものの、コロナ禍におけるリモートワーク需要が一服したことで、PCやタブレット等の情報家電向けのコーティング剤の需要が減少したことにより、売上高は前年同期に比べ減少いたしました。セグメント利益は、原材料価格の高騰や物流コストの上昇などの影響を受けたものの、高付加価値製品の販売が伸びたことで、前年同期に比べ増加いたしました。

 この結果、ファインケミカル事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は792百万円(前年同期比2.9%減)、セグメント利益は256百万円(前年同期比3.2%増)となりました。

c.シンナー事業

新規ユーザーの獲得やコロナ禍の生産調整からの回復傾向で出荷量が増加したことにより、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。セグメント利益は、原材料価格の高騰などの影響を受け、前年同期に比べ減少いたしました。

この結果、シンナー事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は1,139百万円(前年同期比22.3%増)、セグメント利益は74百万円(前年同期比4.8%減)となりました。

 

②財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は25,766百万円となり、前連結会計年度末に比べ513百万円減少いたしました。これは主に原材料及び貯蔵品が69百万円、その他流動資産が125百万円増加したものの、現金及び預金が383百万円、受取手形及び売掛金が210百万円、繰延税金資産が63百万円減少したことによるものであります。

負債は5,095百万円となり、前連結会計年度末に比べ589百万円減少いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が61百万円増加したものの、未払法人税等が346百万円、賞与引当金が160百万円、役員退職慰労引当金が177百万円減少したことによるものであります。

純資産は20,670百万円となり、前連結会計年度末に比べ75百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を275百万円計上した一方、配当金の支払233百万円があったことで利益剰余金が41百万円増加したことと、為替換算調整勘定が48百万円増加したことによるものであります。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は206百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。