第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前連結会計年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、以下の契約を解消いたしました。

共同開発及び共同販売

相手先

国名

技術の内容

地域

契約期間

グラクソ・スミスクライン社

イギリス

グラム陰性菌感染症治療薬の共同研究・共同開発及び共同販売権

全世界

2010.10~

製品の発売から12年又は特許権存続期間のどちらか長い方

 

また、以下の契約を締結しております。

技術導出等

相手先

国名

技術の内容

地域

対価の受取

契約期間

グラクソ・スミスクライン社

イギリス

GSK3342830(グラム陰性菌感染症治療薬)の開発、製造及び販売権

全世界

契約金

マイルストン

一定料率のロイヤリティー

2015.11~

最初の上市から12年又は、製品をカバーする最後の物質又は用途特許満了日のどちらか長い方

 

共同開発及び共同販売

相手先

国名

技術の内容

地域

契約期間

ムンディファーマ社

オランダ

日本

殺菌消毒薬イソジンの販売権及び共同販促権

(OTC)

日本

2015.10~

製品の発売から5年

以降2年毎の自動更新

ムンディファーマ社

オランダ

日本

殺菌消毒薬イソジンの販売権及び共同販促権

(医療用医薬品)

日本

2015.12~

製品の発売から5年

以降2年毎の自動更新

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,259億23百万円、営業利益654億56百万円、経常利益665億42百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益416億69百万円となりました。

売上高につきましては、国内医療用医薬品市場において、「クレストール」「イルベタン」及び第1四半期連結会計期間より日本イーライリリー株式会社との契約変更を実施した「サインバルタ」をはじめとする戦略品目の貢献により、国内医療用医薬品全体では、前年同期比2.2%の増収となりました。海外におきましては、米国子会社シオノギINC.の閉経後膣萎縮症治療薬「オスフィーナ」が堅調に推移し、品目売却も含め、海外売上高全体では前年同期比6.6%の増収となりました。製造受託売上高につきましては、前述の「サインバルタ」契約変更の影響により前年同期比45.9%の減収となりましたが、ロイヤリティー収入は、抗HIV薬「テビケイ」及び「トリーメク」のグローバル販売が順調に拡大していることを受け、前年同期比61.4%の大幅増収となり、売上高全体では前年同期比12.8%の増収となりました。

利益面では、前述のロイヤリティー収入の伸長により売上総利益が前年同期比20.7%増加したことにより、営業利益につきましては前年同期比81.5%の増益となりました。経常利益につきましては、前述の営業利益の増益の一方で、為替差益が前年同期に比べて大きく減少し、また前年同期にはViiV社からの受取配当金があったため、前年同期比28.7%の増益となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期において過年度法人税等の計上があったため、前年同期比58.7%の増益となりました。なお、Egalet社との共同開発の解消に伴い、当第3四半期連結累計期間において、開発品に係る無形固定資産(販売権)の減損を行っております。

 

(2) 資産、負債及び純資産の状況

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は6,310億13百万円で、前連結会計年度末と比べて281億13百万円増加しました。流動資産は、主として前連結会計年度に計上した未収金(ViiV社からの配当金、流動資産の「その他」に含みます)の回収等による減少と現金及び預金並びに有価証券がそれぞれ増加し、前連結会計年度末より217億40百万円多い2,816億89百万円となりました。固定資産は、主として株価の上昇による投資有価証券の増加により、前連結会計年度末より63億72百万円多い3,493億24百万円となりました。

負債合計は1,207億32百万円で、前連結会計年度末と比べて32億84百万円減少しました。流動負債は、主に未払法人税等及び未払消費税等(流動負債の「その他」に含みます)の支払により減少し、前連結会計年度末より54億46百万円少ない623億48百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度末より21億62百万円多い583億84百万円となりました。

純資産合計は5,102億81百万円で、前連結会計年度末と比べて313億97百万円増加しました。株主資本は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払などの結果、前連結会計年度末より234億27百万円多い4,706億77百万円となりました。その他の包括利益累計額は、主として株価の上昇によるその他有価証券評価差額金の増加により、前連結会計年度末より80億77百万円多い350億87百万円となりました。また、新株予約権は前連結会計年度末より81百万円増加し3億52百万円、非支配株主持分は前連結会計年度末より1億89百万円減少し41億64百万円となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は、353億2百万円となり、売上高に対する比率は15.6%となりました。