文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」 (企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前事業年度末の数値で比較を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和策を背景に、企業収益や雇用環境の改善等により緩やかな回復基調で推移しましたが、海外経済の不確実性が高まっており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。このような経済状況のもとで当社は、医薬事業、ヘルスケア事業、特販事業を中心に事業を推進してまいりました。
この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期会計期間末における総資産は、181億5千9百万円となり前事業年度末比3億5百万円(1.7%増)の増加となりました。流動資産は94億6千9百万円となり1億9百万円(1.1%減)の減少、固定資産は86億8千9百万円となり4億1千5百万円(5.0%増)の増加となりました。
流動資産が減少いたしましたのは、原材料及び貯蔵品が増加した一方、売掛金、現金及び預金が減少したことが主たる要因であります。固定資産が増加いたしましたのは、繰延税金資産が減少した一方、投資有価証券が増加したことが主たる要因であります。
一方、負債の部は、38億3千3百万円となり前事業年度末比8千6百万円(2.3%増)の増加となりました。流動負債は25億5千万円となり1億3千6百万円(5.6%増)の増加、固定負債は12億8千3百万円となり4千9百万円(3.7%減)の減少となりました。
流動負債が増加いたしましたのは、未払法人税等が減少した一方、その他(未払費用)、支払手形及び買掛金が増加したことが主たる要因であります。一方、固定負債が減少いたしましたのは、長期借入金が減少したことが主たる要因であります。
純資産の部は、143億2千5百万円となり前事業年度末比2億1千8百万円(1.5%増)の増加となりました。利益剰余金が減少した一方、その他有価証券評価差額金が増加したことが主たる要因であります。
この結果、自己資本比率は、前事業年度末の79.0%から78.9%となりました。
b.経営成績
当第2四半期累計期間の売上高は52億2千6百万円(前年同期比3.6%減)、営業損失4千4百万円(前年同期は営業損失1億5百万円)、経常損失は2千9百万円(前年同期は経常損失1億8百万円)、四半期純損失は3千1百万円(前年同期は四半期純損失8千4百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
医薬事業では、主力製品である眼科手術補助剤・眼科用副腎皮質ホルモン剤「マキュエイド眼注用40㎎」、アレルギー性結膜炎治療剤「ゼペリン点眼液0.1%」、水溶性非ステロイド性抗炎症点眼剤「ジクロード点眼液0.1%」、緑内障・高眼圧症治療剤「リズモンTG点眼液」および主力製品として育成すべき重要な製品の緑内障・高眼圧症治療剤(特許を持った後発品)「カルテオロール塩酸塩LA点眼液」、「ラタノプロスト点眼液0.005%NP」に加えて、乳酸菌製剤の「レベニン錠」シリーズ、業務提携先との共同販促品であるA型ボツリヌス毒素製剤「ボトックス注用」、緑内障・高眼圧症治療剤「ドルモロール配合点眼液」、サプリメント「オプティエイドDE」の販売促進を行ってまいりました。
その結果、売上高は27億3千3百万円(前年同期比3.6%減)となりました。要因といたしまして、「マキュエイド眼注用40㎎」、「カルテオロール塩酸塩LA点眼液」、「ドルモロール配合点眼液」の売上が増加いたしましたが、長期収載品である「ジクロード点眼液0.1%」、「リズモンTG点眼液」の売上が減少いたしました。
ヘルスケア事業では、主力製品である「強力わかもと」に加え、エビデンスに基づき口臭予防を訴求した薬用歯磨き(医薬部外品)「アバンビーズ」シリーズ2製品および通販事業を主体に「アバンビーズ オーラルタブレット」(乳酸菌含有加工食品)の販売促進を行ってまいりました。
その結果、売上高は15億8百万円(前年同期比1.7%増)となりました。主力製品の「強力わかもと」の売上が減少いたしましたが、通販事業における「アバンビーズ オーラルタブレット」の売上が増加したことが主たる要因であります。
特販事業では、国内向けに医薬品原料の販売ならびに受託製造販売を、海外向けには「わかもと」ならびに原料薬品の製造販売を行ってまいりました。
その結果、売上高は8億9千1百万円(前年同期比11.7%減)となりました。要因といたしましては、輸出用「マキュエイド眼注用40㎎」が増加いたしましたが、輸出用原料薬品および国内向他社受託品が減少いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から8千9百万円減少し、37億5千9百万円となりました。その内容の主なものは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において営業活動により増加した資金は2億6千4百万円となりました。(前年同期に比べ収入が1億7千8百万円増加)
この主な要因は、非資金支出項目である減価償却費が2億2千5百万円、売上債権の減少が1億6千7百万円、仕入債務の増加が1億9百万円あった一方、たな卸資産の増加が1億3千6百万円あったためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において投資活動により減少した資金は1億6千8百万円となりました。(前年同期に比べ支出が5千6百万円増加)
この主な要因は、有形固定資産の取得による支出が6千8百万円あったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間において財務活動により減少した資金は1億8千4百万円となりました。(前年同期に比べ支出が1百万円減少)
この主な要因は、長期借入金の返済が8千万円、配当金の支払額が1億3百万円あったためであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対応すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は5億4千4百万円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。