第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期累計期間における日本経済は、新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞や、インバウンド需要の消失・個人消費の低迷等により、先行きについて極めて不透明な状況にあります。

 医薬品業界におきましては、後発品使用促進策や長期収載医薬品の薬価引下げなどの薬剤費抑制政策が継続的に推し進められ、引き続き厳しい事業環境にあります。

 ヘルスケア事業を取り巻く環境は、消費税増税による個人消費の落ち込みに加え新型コロナウイルスの影響によりインバウンド需要が急激に悪化いたしました。

 この結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

 a.財政状態

 当第2四半期会計期間末における総資産は、149億9千4百万円となり前事業年度末比9億8千8百万円(6.2%減)の減少となりました。流動資産は79億3百万円となり7億4千5百万円(8.6%減)の減少、固定資産は70億9千1百万円となり2億4千3百万円(3.3%減)の減少となりました。

 流動資産が減少いたしましたのは、売掛金及び棚卸資産が減少したことが主たる要因であります。固定資産が減少いたしましたのは、機械装置が増加した一方、特許実施権が減少したことが主たる要因であります。

 一方、負債の部は、36億2千4百万円となり前事業年度末比4億1千1百万円(10.2%減)の減少となりました。流動負債は20億5百万円となり4億2千9百万円(17.6%減)の減少、固定負債は16億1千9百万円となり1千7百万円(1.1%増)の増加となりました。

 流動負債が減少いたしましたのは、支払手形及び買掛金が減少したことが主たる要因であります。一方、固定負債が増加いたしましたのは、繰延税金負債が増加したことが主たる要因であります。

 純資産の部は、113億7千万円となり前事業年度末比5億7千6百万円(4.8%減)の減少となりました。繰越利益剰余金が減少したことが主たる要因であります。

 この結果、自己資本比率は、前事業年度末の74.8%から75.8%となりました。

 

 b.経営成績

 当第2四半期累計期間の売上高は42億8千1百万円(前年同期比20.4%減)、営業損失6億1千7百万円(前年同期は営業損失9億円)、経常損失は5億4千万円(前年同期は経常損失8億8千6百万円)、四半期純損失は6億3千2百万円(前年同期は四半期純損失16億2千2百万円)となりました。なお、WP-1108(BBG250を主成分とする眼科用手術補助剤)の開発進捗の遅延により、当該開発のために資産計上していた特許実施権を取り崩しております。

   セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 医薬事業では、「ドルモロール配合点眼液」、サプリメント「オプティエイド」シリーズの売上が増加いたしましたが、コロナウイルス感染拡大に伴う患者さんの医療機関への受診抑制、手術・検査数の減少等により「マキュエイド眼注用40㎎」及び「キャピリアアデノアイNeo」の売上が減少いたしました。この結果、売上高は27億8千6百万円(前年同期比13.9%減)となりました。

 ヘルスケア事業では、通販事業における「アバンビーズ オーラルタブレット」の売上が増加いたしましたが、訪日外国人激減の影響等により主力製品の「強力わかもと」が大幅に減少いたしました。この結果、売上高は10億9千5百万円(前年同期比37.1%減)となりました。

 国際事業では、輸出用の「ゼペリン」及び輸出用原料薬品が減少いたしましたが、海外向け「わかもと」が増加いたしました。この結果、売上高は3億2千1百万円(前年同期比3.2%増)となりました。

 不動産賃貸業の主たる収入はコレド室町関連の賃貸料であります。コレド室町は政府や東京都からの休業要請を受け、当第2四半期累計期間において4月8日から5月28日まで休館しておりました。この結果、売上高は7千7百万円(前年同期比15.7%減)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前事業年度末から7千1百万円減少し、28億1千2百万円となりました。その内容の主なものは次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において営業活動により減少した資金は2億6百万円となりました。(前年同期に比べ支出が3億3千4百万円減少)

 この主な要因は、税引前四半期純損失が6億2千3百万円、非資金支出項目である減価償却費が2億3千6百万円、売上債権の減少が5億6千7百万円、仕入債務の減少が4億7千8百万円あったためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において投資活動により増加した資金は1億3千7百万円となりました。(前年同期に比べ収入が1億5千7百万円増加)

 この主な要因は、投資有価証券の売却による収入が2億2千2百万円あったためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期累計期間において財務活動により減少した資金は2百万円となりました。(前年同期に比べ支出が3千9百万円減少)

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における当社の研究開発活動の金額は3億6千万円であります。なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 今後につきましては、引き続き永続的企業発展のために眼科領域の新薬開発を基本に、成長分野での長期的視点に立った研究開発を推進してまいります。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。