第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期連結累計期間の業績は、国内医薬品新製品群の伸長に加え、導出自社創製品セレキシパグの欧州での承認取得に伴う一時金収入および海外売上に伴うロイヤリティ収入が寄与し、売上高は237億4千3百万円と対前年同期比23.3%の増収となりました。利益面では、増収に加え研究開発費の一部が第1四半期から第2四半期にずれ込んだこともあり、営業利益は44億2千4百万円(対前年同期比595.0%増)、経常利益は41億3千8百万円(対前年同期比365.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は30億7千8百万円(対前年同期比404.7%増)といずれも大幅な増益となりました。

①医薬品事業

医薬品事業では、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア」、骨髄異形成症候群治療剤「ビダーザ」、肺動脈性肺高血圧症治療剤「アドシルカ」、がん疼痛・慢性疼痛治療剤「トラマール」・「ワントラム」等新製品群の売上の伸長とともに、上記一時金収入およびロイヤリティ収入が寄与し、売上高は203億6千4百万円と対前年同期比28.9%の増収となりました。

②機能食品事業

機能食品事業では、品質安定保存剤、たん白製剤の売上は伸長しましたが、ニュートリション素材、健康食品素材の売上が減少し、売上高は33億7千8百万円と対前年同期比2.3%の減収となりました。

 

(2)研究開発活動

    文中における研究開発の状況は、当四半期報告書提出日現在の状況に基づき記載しております。

 

  当第1四半期連結累計期間における研究開発費は25億2千1百万円で、対売上高比率10.6%であります。

  (国内開発状況)

・肺高血圧症治療剤「NS-304(一般名:セレキシパグ)」については、アクテリオン ファーマシューティカルズ ジャパン株式会社と共同で実施した肺動脈性肺高血圧症を対象とした第二相試験の有効性評価期間を終了し、平成28年1月に製造販売の承認申請を行いました。また、平成28年6月より慢性血栓塞栓性肺高血圧症を対象とした第三相試験を同社と共同で開始しました。同適応症については本年6月20日付で希少疾病用医薬品の指定を受けました。閉塞性動脈硬化症を対象とした後期第二相試験は、日本新薬が単独で平成28年8月より開始しました。

・非ホジキンリンパ腫治療剤「GA101(一般名:オビヌツズマブ)」については、中外製薬株式会社と共同で、低悪性度・中高悪性度非ホジキンリンパ腫を対象とした第三相試験(国際共同治験)を実施中です。

・デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療剤「NS-065」については、平成27年10月27日に厚生労働省より「先駆け審査指定制度」の対象品目として指定され、平成28年1月には治験届を提出し、第一/二相試験を開始しました。

・子宮内膜症治療剤「NS-580」については、平成27年4月に第一相試験を開始しました。

 

  (海外開発状況)

・「NS-304」については、導出先のアクテリオン ファーマシューティカルズ社(スイス)が、米国で平成27年12月に販売承認を取得し、平成28年1月に販売を開始しました。また、欧州では、平成28年5月12日に承認され、6月よりドイツで販売を開始しました。

・合成抗菌剤「プルリフロキサシン」については、中国において導出先のリーズ・ファーマ社(香港)が第三相試験を終了し、現在申請準備中です。

・骨髄線維症治療剤「NS-018」については、米国において第一/二相試験を実施中です。

・「NS-065」については、平成28年3月に治験届を米国食品医薬品局(FDA)に提出し、前期第二相試験を開始しました。