【要約四半期連結財務諸表注記】

 

1.重要な会計方針等

 

(1)作成の基礎

この要約四半期連結財務諸表は、日本(東京)に所在し、東京証券取引所に上場(証券コード:4519)している中外製薬株式会社及びその子会社の要約四半期連結財務諸表です。この要約四半期連結財務諸表は、2022年7月22日に、当社最高経営責任者である代表取締役社長奥田修及び最高財務責任者である取締役上席執行役員板垣利明によって承認されております。

ロシュ・ホールディング・リミテッドはスイス証券取引所に上場し、IFRSに準拠し業績を開示しているロシュグループの親会社であります。当社グループはロシュとの戦略的アライアンスの締結により2002年10月よりロシュグループの主要なメンバーになっております。ロシュ・ホールディング・リミテッドは、当社株式の発行済株式総数のうち、59.89%(発行済株式総数から自己株式を控除したベースでは61.13%)を所有しています。

当社グループは、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に定める指定国際会計基準特定会社の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して要約四半期連結財務諸表を作成しております。

この要約四半期連結財務諸表には、年次の連結財務諸表で要求される全ての情報が含まれていないため、2021年12月31日に終了した前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

要約四半期連結財務諸表は当社の機能通貨である日本円で表示し、百万円未満を四捨五入しております。公正価値による測定が要求されている一部の項目を除き、測定は取得原価に基づいております。

 

(2)重要な会計上の判断、見積り及び前提

要約四半期連結財務諸表の作成にあたっては、収益、費用、資産、負債及び偶発事象に係る報告金額に影響を与える判断、見積り及び前提の設定を行うことを経営者に求めております。これらの見積りは実際の結果と異なる可能性があります。見積りやその基礎をなす前提は、過去の経験や多くの要因に基づいて設定しており、継続的に見直しを行っております。見積りの変更による影響は、見積りの変更が行われた会計期間に認識しております。

当社グループの要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える判断、見積り及び前提に関する情報は、原則として前連結会計年度と同様であります。

 

(3)重要な会計方針

当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 

 

2.セグメント情報

 

当社グループは、単一の医薬品事業に従事し、複数の事業セグメントを有しておりません。当社グループの医薬品事業は、新規の医療用医薬品の研究、開発、製造、販売活動から成り立っております。これらの機能的な活動は事業として統合した運営管理を行っております。

 

売上収益

(単位:百万円)

 

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年6月30日

製商品
売上高

 

ロイヤルティ
等収入及び
その他の
営業収入

 

その他の
収入

 

製商品
売上高

 

ロイヤルティ
等収入及び
その他の
営業収入

 

その他の
収入

日本

273,838

 

1,100

 

 

203,402

 

899

 

海外

178,974

 

50,340

 

91,915

 

100,748

 

85,180

 

うちスイス

166,235

 

49,855

 

 

89,765

 

84,551

 

合計

452,811

 

51,440

 

91,915

 

304,150

 

86,079

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日

製商品売上高

 

ロイヤルティ等
収入及び
その他の営業収入

 

製商品売上高

 

ロイヤルティ等
収入及び
その他の営業収入

日本

112,139

 

88

 

108,538

 

503

海外

97,957

 

25,428

 

65,347

 

47,024

うちスイス

91,639

 

25,182

 

59,248

 

46,901

合計

210,096

 

25,516

 

173,885

 

47,526

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主要顧客に関する情報

(単位:百万円)

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年6月30日

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・
リミテッド

216,090

 

174,316

厚生労働省

60,810

 

 

 

(単位:百万円)

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・
リミテッド

116,821

 

106,149

 

 

 

3.収益

 

 収益の分解

(単位:百万円)

 

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年6月30日

顧客との
契約から
生じる収益

 

その他の
源泉から
生じる収益

 

合計

 

顧客との
契約から
生じる収益

 

その他の
源泉から
生じる収益

 

合計

製商品売上高

463,917

 

△11,106

 

452,811

 

306,901

 

△2,752

 

304,150

日本

273,838

 

 

273,838

 

203,402

 

 

203,402

海外

190,080

 

△11,106

 

178,974

 

103,500

 

△2,752

 

100,748

ロイヤルティ等収入
及びその他の営業収入

43,989

 

7,451

 

51,440

 

76,300

 

9,779

 

86,079

ロイヤルティ及び
プロフィットシェア
収入

42,958

 

7,451

 

50,409

 

73,537

 

9,779

 

83,317

その他の営業収入

1,030

 

 

1,030

 

2,763

 

 

2,763

その他の収入

 

91,915

 

91,915

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日

顧客との
契約から
生じる収益

 

その他の
源泉から
生じる収益

 

合計

 

顧客との
契約から
生じる収益

 

その他の
源泉から
生じる収益

 

合計

製商品売上高

218,699

 

△8,603

 

210,096

 

176,206

 

△2,322

 

173,885

日本

112,139

 

 

112,139

 

108,538

 

 

108,538

海外

106,560

 

△8,603

 

97,957

 

67,669

 

△2,322

 

65,347

ロイヤルティ等収入
及びその他の営業収入

22,420

 

3,096

 

25,516

 

42,603

 

4,924

 

47,526

ロイヤルティ及び
プロフィットシェア
収入

22,131

 

3,096

 

25,226

 

41,815

 

4,924

 

46,739

その他の営業収入

289

 

 

289

 

788

 

 

788

 

 

その他の源泉から生じる収益は、相手先が顧客とはみなされない場合の協同パートナーとの利益分配契約からの収入及びヘッジ利得または損失、並びに下記の和解による一時金から生じております。

その他の収入におけるその他の源泉から生じる収益は、第1四半期連結会計期間に、当社とアレクシオン ファーマスーティカルズ インコーポレーテッドとの間において締結した和解契約による一時金です。

 

 

4.その他の費用

 

当社は、エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッドとの取引において、日本及びスイス両税務当局に対し、独立企業間価格の算定方法等に関する事前確認を申請し、合意通知書を受領しております。この対象期間のうち2017年及び2018年の各事業年度について、当社の課税所得を一定額減額し、ロシュの課税所得を同等額増額する旨の修正合意通知書を、第1四半期連結会計期間に受領いたしました。

これにより、両社間でのライセンス契約の取決めに基づき、当社で減額される法人所得税の一部を、ロシュにおいて納付すると見込まれる税額等としてロシュへ支払い、移転価格税制調整金2,401百万円を計上しております。

 

5.無形資産

 

減損損失

当第2四半期連結累計期間に、研究開発プロジェクトの中止等に伴い156百万円(前第2四半期連結累計期間1,570百万円)の減損損失を研究開発費として認識しました。

 

6.当社の株主に帰属する資本

 

配当

決議

 

株式の種類

 

配当金の総額
(百万円)

 

1株当たり
配当額
(円)

 

基準日

 

効力発生日

2021年3月23日
定時株主総会

 

普通株式

 

49,316

 

30

 

2020年12月31日

 

2021年3月24日

2021年7月26日
取締役会

 

普通株式

 

49,326

 

30

 

2021年6月30日

 

2021年8月30日

2022年3月29日
定時株主総会

 

普通株式

 

75,639

 

46

 

2021年12月31日

 

2022年3月30日

2022年7月21日
取締役会

 

普通株式

 

62,510

 

38

 

2022年6月30日

 

2022年8月30日

 

 

 

7.1株当たり利益

 

基本的1株当たり利益

 

 

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年6月30日

当社株主に帰属する四半期利益
(百万円)

 

204,153

 

118,137

加重平均普通株式数(株)

 

1,679,057,667

 

1,679,057,667

加重平均自己株式数(株)

 

△34,467,246

 

△35,009,024

基本的加重平均普通株式数(株)

 

1,644,590,421

 

1,644,048,643

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

 

124.14

 

71.86

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日

当社株主に帰属する四半期利益
(百万円)

 

72,378

 

70,726

加重平均普通株式数(株)

 

1,679,057,667

 

1,679,057,667

加重平均自己株式数(株)

 

△34,245,024

 

△34,902,941

基本的加重平均普通株式数(株)

 

1,644,812,643

 

1,644,154,726

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

 

44.00

 

43.02

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり利益

 

 

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年6月30日

当社株主に帰属する四半期利益
(百万円)

 

204,153

 

118,137

基本的加重平均普通株式数(株)

 

1,644,590,421

 

1,644,048,643

希薄化効果の影響調整:

 

 

 

 

ストック・オプション(株)

 

716,839

 

1,150,351

希薄化効果後
加重平均普通株式数(株)

 

1,645,307,260

 

1,645,198,994

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

 

124.08

 

71.81

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日

当社の株主に帰属する四半期利益
(百万円)

 

72,378

 

70,726

基本的加重平均普通株式数(株)

 

1,644,812,643

 

1,644,154,726

希薄化効果の影響調整:

 

 

 

 

ストック・オプション(株)

 

527,568

 

1,071,102

希薄化効果後
加重平均普通株式数(株)

 

1,645,340,211

 

1,645,225,828

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

 

43.99

 

42.99

 

 

 

 

 

 

 

8.リスクマネジメント

 

公正価値で測定する金融商品

経常的な公正価値測定を行う際の評価技法へのインプットを3つのレベルに分類しております。

レベル1-活発な市場における同一資産及び負債の無修正の相場価格

レベル2-レベル1に含まれる相場価格以外で、直接または間接に観察可能なインプット

レベル3-観察不能なインプットを含む、詳細技法を用いて測定された公正価値

(単位:百万円)

 

 

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

当第2四半期連結会計期間末

2022年6月30日

 

 

 

 

 

 

 

有価証券

 

 

 

 

 

 

 

短期金融資産

 

219,997

 

 

219,997

負債性金融商品

765

 

 

150

 

915

その他の流動資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融資産

 

26,563

 

 

26,563

長期金融資産

 

 

 

 

 

 

 

資本性金融商品

237

 

 

2,072

 

2,309

その他の非流動資産

 

 

 

 

 

 

 

負債性金融商品

 

8,200

 

838

 

9,038

金融資産合計

1,002

 

254,761

 

3,059

 

258,822

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の流動負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

68,565

 

 

68,565

金融負債合計

 

68,565

 

 

68,565

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

前連結会計年度末

2021年12月31日

 

 

 

 

 

 

 

有価証券

 

 

 

 

 

 

 

短期金融資産

 

199,989

 

 

199,989

負債性金融商品

774

 

 

150

 

924

その他の流動資産

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融資産

 

9,233

 

 

9,233

長期金融資産

 

 

 

 

 

 

 

資本性金融商品

241

 

 

2,152

 

2,393

その他の非流動資産

 

 

 

 

 

 

 

負債性金融商品

 

8,926

 

457

 

9,383

金融資産合計

1,015

 

218,148

 

2,760

 

221,923

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の流動負債

 

 

 

 

 

 

 

デリバティブ金融負債

 

23,110

 

 

23,110

金融負債合計

 

23,110

 

 

23,110

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レベル1の金融資産には、社債、上場株式が含まれております。レベル2の金融資産には、主に譲渡性預金、金銭信託、コマーシャル・ペーパー、デリバティブが含まれております。

レベル2の公正価値測定は下記のように行っております。

有価証券、負債性金融商品及びデリバティブ金融商品は、観察可能な金利、イールド・カーブ、為替レートの市場のデータ、また測定日における類似の金融商品に含まれるボラティリティなどを指標とする評価モデルを使用しています。

当社グループでは、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替が生じた場合、各会計期間末にこれを認識しております。なお、レベル1とレベル2の間において重要な振替はありません。

レベル3には主に非上場株式が含まれております。観察不能なインプットを含む、評価技法を用いて公正価値を測定しています。

 

 

9.関連当事者

 

配当

当社のロシュに対する配当は、2021年通年で60,340百万円、2022年は当第2四半期連結会計期間末までに46,261百万円であります。

 

関連当事者との重要な取引及び債権債務

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド
に対する取引高

(単位:百万円)

 

 

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2022年1月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日

至 2021年6月30日

売上収益

 

216,090

 

174,316

仕入高

 

135,296

 

81,746

 

 

(単位:百万円)

 

 

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年6月30日

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年6月30日

売上収益

 

116,821

 

106,149

仕入高

 

45,575

 

50,385

 

 

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ・リミテッド
に対する債権・債務

(単位:百万円)

 

 

 

当第2四半期
連結会計期間末
2022年6月30日

 

前連結会計年度末
2021年12月31日

営業債権及びその他の債権

 

146,330

 

172,112

営業債務

 

46,719

 

81,648

 

 

2【その他】

(1)中間配当

2022年7月21日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

(イ)中間配当による配当金の総額………………………62,510百万円

(ロ)1株当たりの金額……………………………………38

(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日……………2022年8月30日

(注)2022年6月30日現在の株主名簿に記載または記録された株主に対し、支払いを行います。

 

(2)重要な訴訟事件等

当第2四半期連結会計期間において、新たに発生した重要な訴訟事件等はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。