当第2四半期累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
当第2四半期累計期間の経営成績につきましては、以下のとおりです。
売上高は、薬価改定のほか、2020年7月に実施した佐倉工場譲渡に伴う受託製造の終了による減少があったものの、アレルゲン領域における販売数量の伸長に加え、「コレクチム軟膏(外用JAK阻害剤)」の販売を2020年6月に開始したこと等により、21,555百万円と前年同期に比べ1,697百万円(8.5%)増加しました。
なお、遺伝性血管性浮腫(HAE)の急性発作の発症抑制を適応症とした「オラデオカプセル(血漿カリクレイン阻害剤)」につきまして、2021年4月に販売を開始しました。
各フランチャイズ領域における主要な製品・商品の販売状況につきましては、以下のとおりです。
・腎・透析領域におきましては、「リオナ錠(高リン血症治療剤、鉄欠乏性貧血治療剤)」が3,166百万円と前年同期に比べ30百万円(1.0%)増加し、「レミッチ(透析患者における経口そう痒症改善剤)」は薬価改定に加えて後発品の影響もあり2,556百万円と前年同期に比べ566百万円(18.1%)減少しました。
・皮膚疾患領域におきましては、「アンテベート(外用副腎皮質ホルモン剤)」が薬価改定の影響により2,417百万円と前年同期に比べ170百万円(6.6%)減少し、「コレクチム軟膏」は1,664百万円と前年同期に比べ1,487百万円(843.7%)増加しました。
・アレルゲン領域におきましては、アレルゲン免疫療法のさらなる普及により「シダキュア スギ花粉舌下錠(アレルゲン免疫療法薬)」は3,436百万円と前年同期に比べ757百万円(28.3%)増加し、「ミティキュア ダニ舌下錠(アレルゲン免疫療法薬)」は3,143百万円と前年同期に比べ1,063百万円(51.1%)増加しました。
費用面におきましては、売上原価は10,492百万円と前年同期に比べ1,015百万円(10.7%)増加し、販売費及び一般管理費は売上連動経費、新製品の発売等に伴う販売費用等の増加により9,274百万円と前年同期に比べ1,632百万円(21.4%)増加しました。
以上の結果、営業利益は1,788百万円と前年同期に比べ950百万円(34.7%)、経常利益は1,851百万円と前年同期に比べ1,052百万円(36.2%)、四半期純利益は1,244百万円と前年同期に比べ556百万円(30.9%)それぞれ減少しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、患者様の医療機関への受診抑制傾向が見られることや、医薬情報担当者(MR)の医療機関への訪問自粛等の結果、「コレクチム軟膏」及び「エナロイ錠(腎性貧血治療薬)」の立ち上がりに遅れが生じておりますが、ITを活用した適正使用情報提供活動の拡充等により対応しております。なお、当第2四半期累計期間の業績への影響は軽微です。
当第2四半期会計期間末の総資産は、126,523百万円と前事業年度末に比べ497百万円(0.4%)増加しました。これは、キャッシュ・マネージメント・システム預託金が5,552百万円減少しましたが、投資その他の資産のその他に含まれる長期前払費用が2,535百万円、現金及び預金が2,103百万円、商品及び製品が1,078百万円増加したこと等によるものです。
負債につきましては、10,953百万円と前事業年度末に比べ18百万円(0.2%)増加しました。これは、流動負債のその他に含まれる未払金が449百万円、買掛金が97百万円減少しましたが、未払法人税等が621百万円増加したこと等によるものです。
純資産につきましては、115,570百万円と前事業年度末に比べ478百万円(0.4%)増加しました。これは、主に利益剰余金が570百万円増加したことによるものです。
当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、56,127百万円と前事業年度末に比べ5,448百万円(8.8%)減少しました。
当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期純利益が1,786百万円、減価償却費が206百万円となりましたが、長期前払費用の増加額が2,535百万円、たな卸資産の増加額が982百万円となったこと等により1,886百万円の支出となりました。(前第2四半期累計期間は5,595百万円の支出)
当第2四半期累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の売却及び償還による収入が6,620百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入が2,961百万円となりましたが、有価証券の取得による支出が7,900百万円、投資有価証券の取得による支出が4,029百万円となったこと等により2,799百万円の支出となりました。(前第2四半期累計期間は649百万円の支出)
当第2四半期累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払額が674百万円となったことにより762百万円の支出となりました。(前第2四半期累計期間は716百万円の支出)
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は331百万円となりました。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。