第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、緩やかに回復しております。設備投資は既往の円高や新興国の減速による企業収益の悪化を受けて、回復ペースは鈍化しておりますが、原油価格下落に伴う輸入の減少を主因として黒字幅が拡大傾向にあるなど、景気は一部に改善の遅れも見られるものの、緩やかな回復基調が続いており、個人消費は持ち直しつつあります。また名目賃金は伸び悩みが続いておりますが、雇用者数の増加、物価上昇率の低下によって実質雇用者所得が高い伸びとなり、消費を取り巻く環境は改善しております。

当社グループの属する業界も、健康意識の高まりが持続し、平成27年4月より食品の新たな機能性表示制度が始まる等大きな変革期を迎えました。但し、異業種を含む大手企業の新規参入など更なる競合激化は続いており、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しいものとなっております。

このような状況のなか、当社グループとしては、「伝統と技術と人材力を価値にする」をビジョンとして平成27年6月からの機能性表示食品「ヘルスエイド シリーズ」の新発売など積極的な諸施策・諸活動を展開しております。その結果、売上高は、8,054百万円と前年同四半期と比べ286百万円の増収となりました。

利益面においては、効果的なプロモーション活動及びコストダウン諸施策による原価率の低減により、売上総利益は、4,180百万円と前年同四半期と比べ130百万円の増益となりました。また経費の効率化等に努めた結果、営業利益は、349百万円と前年同四半期と比べ198百万円の増益となり、さらに営業外損益を加えた経常利益は、360百万円と前年同四半期と比べ200百万円の増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、275百万円と前年同四半期と比べ134百万円の増益となりました。

 

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

① ヘルスケア事業

当セグメントにおきましては、平成27年6月からの機能性表示食品の新発売などにより売上は好調に推移しており、その結果、ヘルスケア事業の売上高は、5,707百万円と前年同四半期と比べ188百万円の増収となりました。

損益面では、回転率の悪い商品を評価減するなど在庫の整理をしましたが、効果的なプロモーション活動等により、売上高が好調に推移する中、セグメント損失は、93百万円と前年同四半期と比べ154百万円の増益となりました。

 

② カプセル受託事業

当セグメントにおきましては、医薬品カプセルやその他の受託は前年同期比で落ち込んだ一方、フレーバーカプセルは引き続き順調に推移しており、その結果、カプセル受託事業の売上高は、2,331百万円と前年同四半期と比べ93百万円の増収となりました。

損益面では、コストダウン諸施策による原価率の改善や効率的な研究開発投資に努めた結果、セグメント利益は、425百万円と前年同四半期と比べ43百万円の増益となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、13,282百万円と前連結会計年度末と比べ385百万円(2.8%)の減少となりました。総資産の内訳は、流動資産が4,884百万円と前連結会計年度末と比べ75百万円(1.6%)の増加となり、固定資産が8,397百万円と前連結会計年度末と比べ461百万円(5.2%)の減少となりました。流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金の増加によるもので、固定資産の減少の主な要因は、減価償却の進捗による固定資産の減少によるものであります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、4,055百万円と前連結会計年度末と比べ478百万円(10.5%)の減少となりました。負債の内訳は、流動負債が2,684百万円と前連結会計年度末と比べ256百万円(10.6%)の増加となり、固定負債が1,370百万円と前連結会計年度末と比べ734百万円(34.9%)の減少となりました。これは、長期借入金の約定返済による1年内返済予定額の増加により、固定負債から流動負債へ710百万円が移行した事が主な要因であります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、9,227百万円と前連結会計年度末と比べ92百万円(1.0%)の増加となりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は647百万円であります。