文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、着実に回復しております。世界的な製造業サイクルの好転を受けて輸出が増加を続けるなか、国内需要も持ち直しており、回復基調が鮮明になっております。個人消費は、雇用所得環境の改善を背景に持ち直しておりましたが、天候不順や物価上昇による実質所得の伸び悩みを受けて夏場以降持ち直しの動きが一服しております。しかし、原油価格の上昇に伴うガソリンや灯油の大幅上昇を主因とした消費者物価の上昇は伸びを高めており、緩やかな回復基調は続いております。
当社グループの属する業界も、異業種を含む大手企業の新規参入など更なる競合激化は続いており、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しいものとなっております。
このような状況のなか、当社グループとしては、「伝統と技術と人材力を価値にする」をビジョンとして、引き続き積極的な営業活動を展開しております。特に当社独自の機能性素材であるローズヒップ及びサラシアの販売については前年同四半期と比べ大幅な増収となりました。一方「ヘルスエイド®シリーズ」及びフレーバーカプセルの受託については前年同四半期と比べ大幅な減収となり、その結果、売上高は7,948百万円と前年同四半期と比べ106百万円の減収となりました。
利益面においては、効率的なプロモーション活動及びコストダウン諸施策による原価率の低減により営業利益は446百万円と前年同四半期と比べ97百万円の増益となり、また営業外損益を加えた経常利益は454百万円と前年同四半期と比べ93百万円の増益となりました。さらに投資有価証券評価損を含む30百万円の特別損失を加えた税金等調整前四半期純利益は423百万円と前年同四半期と比べ63百万円の増益となり、法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額を加えた親会社株主に帰属する四半期純利益は272百万円と前年同四半期と比べ2百万円の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① ヘルスケア事業
当セグメントにおきましては、機能性表示食品「ヘルスエイド®シリーズ」が前年同四半期と比べ減収となりましたが、機能性素材の販売強化により、ヘルスケア事業の売上高は5,990百万円と前年同四半期と比べ283百万円の増収となりました。
損益面では、回転率の悪い商品を評価減するなど在庫の整理をしましたが、効果的なプロモーション活動等により、売上高が好調に推移するなか、セグメント利益は、481百万円と前年同四半期と比べ575百万円の増益となりました。
② カプセル受託事業
当セグメントにおきましては、医薬品カプセルやその他の受託については前年同四半期並に推移しましたが、フレーバーカプセルの受託の落ち込みにより、カプセル受託事業の売上高は1,935百万円と前年同四半期と比べ396百万円の減収となりました。
損益面では、効率的な研究開発投資に努めましたが、セグメント損失は、2百万円と前年同四半期と比べ427百万円の減益となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、14,202百万円と前連結会計年度末と比べ118百万円(0.8%)の減少となりました。総資産の内訳は、流動資産が5,686百万円と前連結会計年度末と比べ289百万円(4.9%)の減少となり、固定資産が8,515百万円と前連結会計年度末と比べ171百万円(2.1%)の増加となりました。流動資産の減少の主な要因は、現金及び預金の減少によるもので、固定資産の主な変動要因は、減価償却の進捗による有形固定資産の減少と、株式の時価評価による投資有価証券の増加等であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、4,555百万円と前連結会計年度末と比べ480百万円(9.5%)の減少となりました。負債の内訳は、流動負債が2,321百万円と前連結会計年度末と比べ560百万円(19.4%)の減少となり、固定負債が2,233百万円と前連結会計年度末と比べ79百万円(3.7%)の増加となりました。これは、主に長期借入金の約定返済の減少によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、9,647百万円と前連結会計年度末と比べ362百万円(3.9%)の増加となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、761百万円であります。