当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、横ばい圏で推移しております。企業収益は高水準を維持しておりますが、製造業を中心に弱含んでおります。個人消費は、緩やかな持ち直しが続いておりますが、消費税率引き上げ後は駆け込み需要の反動で落ち込んでおります。消費者物価(生鮮食品を除く総合)は食料・外食を中心に物流費、人件費等のコスト増を価格転嫁する動きがみられるものの、原油価格の下落に伴い伸び率が鈍化しております。
当社グループの属する業界も、異業種を含む大手企業の新規参入など更なる競合激化は続いており、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しいものとなっております。
このような経済状況のもとで、当社グループは、「伝統と技術と人材力を価値にする」をビジョンとし、引き続き積極的な営業活動を展開しております。当第3四半期連結累計期間においては、当社独自の機能性素材であるローズヒップの販売が前年同四半期と比べ増収となりましたが、機能性表示食品「ヘルスエイド®シリーズ」や、プロバイオカプセルの受託の販売が前年同四半期と比べ減収となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は5,594百万円となり、前事業年度末に比べ96百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の返済により現金及び預金が402百万円、仕掛品が47百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定資産は8,820百万円となり、前事業年度末に比べ390百万円増加いたしました。これは主に株式の時価評価により投資有価証券が520百万円増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は、14,415百万円となり、前事業年度末に比べ293百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,979百万円となり、前事業年度末に比べ340百万円減少いたしました。これは主に役員退職慰労引当金が118百万円、賞与引当金が105百万円、未払法人税等が42百万円それぞれ減少したことによるものであります。固定負債は1,990百万円となり、前事業年度末に比べ40百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が250百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は、3,969百万円となり、前事業年度末に比べ380百万円減少いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は10,445百万円となり、前事業年度末に比べ673百万円増加いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金が357百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は72.5%(前事業年度末は69.2%)となりました。
b.経営成績
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高7,468百万円(前年同四半期比4.5%減)、営業利益601百万円(前年同四半期比31.1%増)、経常利益617百万円(前年同四半期比29.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益462百万円(前年同四半期比24.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より経営管理区分の変更に伴い、従来「その他」に区分しておりました子会社の一部について、「ヘルスケア事業」へ区分しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
① ヘルスケア事業
当セグメントにおきましては、当社独自の機能性素材であるローズヒップが前年同四半期と比べ増収となりましたが、機能性表示食品「ヘルスエイド®シリーズ」や、メディケア商品が前年同四半期と比べ減収となり、売上高は、5,536百万円と前年同四半期と比べ364百万円の減収となりました。
損益面では、売上高が低調に推移するなか、効率的な費用投下に努めたこともあり、セグメント利益は、411百万円と前年同四半期と比べ4百万円の減益に留まりました。
② カプセル受託事業
当セグメントにおきましては、プロバイオカプセルの受託が前年同四半期と比べ減収となり、売上高は、1,860百万円と前年同四半期と比べ46百万円の減収となりました。
損益面では、効率的な研究開発投資に努めたこともあり、セグメント利益は、98百万円と前年同四半期と比べ52百万円の増益となりました。
③ その他
当セグメントにおきましては、売上高は、71百万円と前年同四半期と比べ63百万円の増収となりました。
損益面では、セグメント利益は、91百万円と前年同四半期と比べ94百万円の増益となりました。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、706百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、主に異業種を含む大手企業の新規参入など、市場の競合激化などであります。
これらについて、当社グループとしては、「伝統と技術と人材力を価値にする」をビジョンとして、引き続き積極的な営業活動を展開するとともに、通販ECサイトの拡充、当社独自の機能性素材販売の拡大施策、アジア・ASEAN地域を中心とした海外事業の拡大などに取り組んでまいります。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは健康関連商品の製造販売事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金を主に銀行借入により調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。