第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 業績の状況

医薬品業界では、社会保障費財源確保の問題を背景とする薬剤費抑制政策が継続的に推し進められ、また企業間競争も加速しており、引き続き厳しい事業環境にあります。

当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、研究・開発から製造・販売までのグループ総合力を結集して医療・健康ニーズに応え、持続的成長に向けて選択と集中を進め、更なる環境変化に対応すべく収益構造を再構築してまいります。そのために「新薬を中心とした重点領域における収益の最大化」「将来の競争力に結びつく事業活動への投資」「イノベーション創出と生産性向上に向けた企業体制の強化」を課題として重点的に取り組んでおります。

当第2四半期連結累計期間における医薬品関連事業は、重点領域の「循環器、産婦人科、精神科、消化器」にリソースを集中し、主力製品を中心とした学術情報提供活動を積極的に展開いたしました。また、ヘルスケア事業は、皮膚科・産婦人科の医師の高い支持を基盤としたマーケティングの推進に努め、市場開拓を図ってまいりました。

当第2四半期連結累計期間の売上高は53,200百万円で前年同期比1.5%の減収となりました。

利益面につきましては、医薬品関連事業の売上高減少に伴う売上総利益の減少と、販売費及び一般管理費が前年同期を上回ったことにより、営業利益は5,279百万円で前年同期比13.9%の減益となりました。経常利益は5,443百万円で前年同期比14.6%の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,923百万円で前年同期比20.2%の減益となりました。

なお、業績に対する新型コロナウイルス感染症の影響は限定的でした。

 

各事業部門の業績は次のとおりであります。

 

1.医薬品関連事業 

医薬品関連事業は薬価改定の影響を受け、売上高は50,200百万円で前年同期比1.9%の減収となりました。新薬については、潰瘍性大腸炎治療剤「リアルダ」、慢性便秘症治療剤「グーフィス」、「モビコール」、及び痛風・高尿酸血症治療剤「ユリス」の売上高が伸長し、抗うつ剤「レクサプロ」の売上高が前年同期を下回ったものの、新薬全体の売上高は前年同期を上回りました。長期収載品の売上高は前年同期を下回りました。後発品事業の売上高は前年同期を上回りました。

 

2.ヘルスケア事業 

ヘルスケア事業の売上高は3,000百万円で前年同期比5.7%の増収となりました。「コラージュフルフルシリーズ」の抗真菌成分配合シャンプー・リンス・石鹸、同シリーズの育毛剤、及び基礎化粧品「コラージュリペアシリーズ」の売上高が伸長しました。

 

 

(2) 財政状態の状況

当社グループの当第2四半期連結会計期間末の総資産は、160,243百万円となり、前連結会計年度末比で2,896百万円減少いたしました。

資産の減少は、主に建物及び構築物(純額)が増加しましたが、売掛金やその他の流動資産に含まれる前払費用が減少したためです。負債の減少は、主にその他の固定負債に含まれる資産除去債務が増加しましたが、支払手形及び買掛金やその他の流動負債に含まれる未払金が減少したためです。純資産の増加は、主に配当金の支払により利益剰余金が減少しましたが、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加があったためです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、40,804百万円となり、前連結会計年度末比で289百万円増加いたしました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、主に仕入債務の減少がありましたが、税金等調整前四半期純利益などにより5,174百万円の収入(前年同期は2,891百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形及び無形固定資産の取得による支出や定期預金の預入による支出により2,139百万円の支出(前年同期は666百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払や自己株式の取得による支出により2,816百万円の支出(前年同期は1,915百万円の支出)となりました。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当社グループは、社是「先見的独創と研究」を実践し、国内外企業との研究開発提携を積極的に推進しながら医療用医薬品を中心に研究開発活動を展開しております。

当第2四半期連結累計期間の研究開発費は6,448百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6) 主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設について、当第2四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。

事業所名

所在地

設備の内容

完了年月

本社

東京都新宿区

本社ビル建替え

2022年9月

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。