当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による社会・経済活動の抑制が緩和され、景気回復の動きが期待されたものの、新たな変異株による感染再拡大に加え、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源・原材料価格の高騰、急激な円安に伴う物価上昇など、先行き不透明な状況が続いております。
医薬品業界では、薬価制度改革をはじめとして後発医薬品の使用促進策の強化など、医療費適正化諸施策が引き続き推進されており、経営のさらなる強化が求められるなか、研究開発費の増加、開発リスクの増大など収益環境の厳しさが増しております。
このような状況のもと、当社は、主力製品の人工腎臓用透析剤キンダリーなど人工透析関連製商品及び輸液などのより強固な浸透を図るとともに、後発医薬品の販売促進にも注力してまいりました。
その結果、当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は薬価改定の影響等により123億67百万円と前年同四半期と比べ2億32百万円(1.8%)の減少となりました。利益面では売上原価率の改善等により、営業利益は6億22百万円と前年同四半期と比べ9百万円(1.6%)の増加、経常利益は7億74百万円と前年同四半期と比べ5百万円(0.8%)の減少、また、四半期純利益は5億59百万円と前年同四半期と比べ11百万円(2.1%)の増加となりました。
当社は人工腎臓用透析剤や輸液製剤といった基礎的な医薬品を多く取り扱い、安定供給への重大な責任を有していることから、地震等の自然災害やパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症等、突発的に発生する事象に備えて、安定供給に支障を来たしかねない事象が判明した際には、直ちに緊急対策会議を開催し、優先してその解消に努める等の対策を常日頃より行っております。
製造設備に関しても大規模な拠点を東西に分散設置し、製品保管庫を各地に設けており、想定外の需要が生じた場合にも対応可能な在庫数量を確保していることに加え、製品が全体的に重量物の占める割合が高いため、物流コストの上昇による影響は大きく、必然的に売上原価や販売費及び一般管理費は非常に高くなり、営業利益率は低くなる傾向となっております。
そのような中、当第1四半期累計期間の医薬品事業につきましては、売上高は123億23百万円と前年同四半期と比べ2億32百万円(1.9%)の減収となりましたが、売上原価が88億27百万円と前年同四半期と比べ2億81百万円(3.1%)減少し、売上原価率が0.9%低減したことにより、売上総利益は34億95百万円と前年同四半期と比べ48百万円(1.4%)の増加、営業利益は6億円と前年同四半期と比べ6百万円(1.0%)の増加となりました。
医薬品の安定供給の社会的使命を全うし、同時に経営基盤の強化を行っていくことが今後も必須であると考えております。
当第1四半期会計期間末の総資産は、投資その他の資産の減少等があったものの、現金及び預金や受取手形及び売掛金の増加等により前事業年度末から21億39百万円(3.1%)増加し、714億74百万円となりました。
負債は賞与引当金の減少等があったものの、短期及び長期借入金や流動負債その他の増加等により前事業年度末から19億16百万円(5.5%)増加し、367億19百万円となりました。
純資産はその他有価証券評価差額金の減少等があったものの、利益剰余金の増加により前事業年度末から2億22百万円(0.6%)増加し、347億55百万円となりました。
なお、自己資本比率は48.6%と前事業年度末に比べ1.2%の減少となりました。
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は3億21百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。