第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調が続きました。海外経済は、全体として緩やかに回復しているものの、米中間の通商問題を巡る緊張増大の影響などに留意が必要な状況となっております。

臨床検査薬業界におきましては、医療費抑制策により厳しい経営環境が続き、各企業はより一層のコスト競争力と積極的な海外展開が求められる状況となっております。

このような経営環境の下、当社グループは新経営構想“EIKEN ROAD MAP2019”の基本戦略に基づき中期経営計画を策定し、経営効率を高めるための基盤整備、グローバル展開の推進、国内販売の維持とシェアアップ、研究開発力の強化の4つを重点施策として、グループ全体で持続的な成長と収益性の向上に努めております。

当第2四半期連結累計期間の売上高は、主力製品の便潜血検査用試薬を中心に海外向けの売上が増加したほか、国内における消費税増税前の駆け込み需要の影響もあり、18,917百万円(前年同期比7.2%増)となりました。

製品の種類別区分ごとの売上高では、微生物検査用試薬は、日本ベクトン・ディッキンソン㈱から導入販売していた血液培養検査用製品の販売契約終了による影響等で売上が減少し、2,311百万円(同8.6%減)となりました。尿検査用試薬は国内外向けの尿試験紙売上が伸長し、1,616百万円(同13.6%増)となりました。免疫血清学的検査用試薬は、海外向け便潜血検査用試薬の売上が大きく伸びたほか国内販売も堅調に推移し、10,937百万円(同6.3%増)となりました。生化学的検査用試薬及び器具・食品環境関連培地は、それぞれ313百万円(同1.2%増)、1,115百万円(同0.2%増)となりました。その他(医療機器・遺伝子関連等)は、海外向け尿検査用装置などの医療機器の売上が大きく伸び、2,622百万円(同32.6%増)となりました。

海外向け売上高につきましては、便潜血検査用試薬及び尿検査用試薬・装置の売上が大きく伸び、3,520百万円(同31.1%増)となりました。

利益面では、増収による利益の増加や販売費及び一般管理費の抑制により、営業利益は3,043百万円(同19.6%増)、経常利益は3,101百万円(同19.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,344百万円(同19.0%増)となりました。

 

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。

前連結会計年度末に比べ総資産は1,881百万円増加、負債は207百万円増加、純資産は1,673百万円増加いたしました。

増減の主なものとして、資産の部では、現金及び預金が1,604百万円増加、受取手形及び売掛金が205百万円減少、棚卸資産が283百万円増加しております。また、野木事業所の隣接エリアを含む再構築のための整備に着手し、建設仮勘定が434百万円増加しております。負債の部では、仕入の増加により支払手形及び買掛金が349百万円増加、電子記録債務が214百万円増加しております。純資産の部では、配当金の支払があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が1,717百万円増加いたしました。自己資本比率は前連結会計年度末の73.5%から74.0%となりました

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,518百万円増加し、5,966百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金は、3,269百万円の収入(前年同四半期は742百万円の収入)となりました。これは主にたな卸資産の増加により290百万円の支出、仕入債務の増加により564百万円の収入、法人税等の支払額667百万円及び、税金等調整前四半期純利益が3,124百万円あったことによります。

なお、減価償却費は779百万円発生しております。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金は、1,059百万円の支出(前年同四半期は3,642百万円の支出)となりました。これは主に生産設備等の設備投資による有形固定資産の取得による支出が729百万円、無形固定資産の取得による支出が341百万円あったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金は、687百万円の支出(前年同四半期は535百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が626百万円あったことによります。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,267百万円であります。

なお、第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(6)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定年月

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

当社

本社

東京都

台東区

検査薬事業

基幹システム(生産)

614

6

自己資金

2019年8月

2021年5月

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。