第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における国内外の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響から持ち直しの動きがみられたものの、依然として厳しい状況にあります。

これらの外部環境に加え、臨床検査薬業界においては医療費抑制策により厳しい経営環境が続き、各企業はより一層のコスト競争力と積極的な海外展開が求められる状況となっております。

このような経営環境の下、当社グループは経営構想“EIKEN ROAD MAP2019”の基本戦略に基づき中期経営計画を策定し、経営効率を高めるための基盤整備、グローバル展開の推進、国内販売の維持とシェアアップ、研究開発力の強化の4つを重点施策として、グループ全体で持続的な成長と収益性の向上に努めております。また、新型コロナウイルス検出試薬の供給を通じ、同感染症対策への貢献を目指しております。

当第2四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス検出試薬が大幅に伸びましたが、同感染症拡大に伴う各種検診、スクリーニングプログラムの中断や外来患者数減少の影響を受け、17,727百万円(前年同期比6.3%減)となりました。

製品の種類別区分ごとの売上高は、こうした市場環境の影響により、微生物検査用試薬は1,988百万円(同14.0%減)、免疫血清学的検査用試薬は8,736百万円(同20.1%減)、生化学的検査用試薬は303百万円(同3.1%減)、器具・食品環境関連培地は1,057百万円(同5.2%減)となりました。尿検査用試薬は海外向け尿試験紙の増加が国内減収分をカバーし、1,685百万円(同4.2%増)となりました。その他(医療機器・遺伝子関連等)につきましては、新型コロナウイルス検出試薬及び遺伝子検査装置の大幅増により、3,955百万円(同50.9%増)となりました。

海外向け売上高につきましては、尿検査用試薬・装置が増加しましたが、各国スクリーニングプログラムの参加者減少あるいは中断により便潜血検査用試薬・装置が落ち込み、2,897百万円(同17.7%減)となりました。

利益面では、販売費等の経費の抑制に努めたものの、減収に伴う利益の減少により、営業利益は2,724百万円(同10.5%減)、経常利益は2,794百万円(同9.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,151百万円(同8.2%減)となりました。

 

当第2四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。

前連結会計年度末に比べ総資産は138百万円増加、負債は1,447百万円減少、純資産は1,585百万円増加いたしました。

増減の主なものとして、資産の部では、現金及び預金が2,124百万円減少、受取手形及び売掛金が583百万円増加、棚卸資産が392百万円増加、長期預金が1,100百万円増加しております。負債の部では、支払手形及び買掛金が652百万円減少、電子記録債務が120百万円減少しております。純資産の部では、配当金の支払があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が1,524百万円増加いたしました。自己資本比率は前連結会計年度末の73.5%から76.5%となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,059百万円減少し、3,922百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金は、903百万円の収入(前年同四半期は3,269百万円の収入)となりました。これは主に売上債権の増加により579百万円の支出、たな卸資産の増加により390百万円の支出、仕入債務の減少により772百万円の支出、法人税等の支払額が611百万円及び、税金等調整前四半期純利益が2,877百万円あったことによります。

なお、減価償却費は798百万円発生しております。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金は、1,287百万円の支出(前年同四半期は1,059百万円の支出)となりました。これは主に生産設備等の設備投資による有形固定資産の取得による支出が1,008百万円あったことによります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金は、676百万円の支出(前年同四半期は687百万円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払額が626百万円あったことによります。

 

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,338百万円であります。

なお、第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。