当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染者数の減少や経済活動の制限緩和に伴い、持ち直しの動きがみられました。海外経済も持ち直しましたが、ロシアのウクライナ侵攻に端を発する資源価格の上昇や中国における経済活動の抑制の影響により、不安定なまま推移しました。
臨床検査薬業界においては医療費抑制策とコロナ禍における物流コストや原材料調達コストの上昇により経営環境は一層厳しさを増し、各企業はより一層のコスト競争力と積極的な海外展開が求められる状況となっております。
このような経営環境の下、当社グループは経営構想「EIKEN ROAD MAP 2030」に基づき中期経営計画を策定し、「がんの予防・治療への貢献」、「感染症撲滅・感染制御への貢献」、「ヘルスケアに役立つ製品・サービスの提供」の3つの注力事業分野を中心に重点施策を展開し、グループ全体で持続的な成長と着実な収益性の向上に努めております。
また、世界の人々の健康を守る企業として「医療」の課題、そして「環境」・「社会」・「ガバナンス」の課題にも積極的に取り組み、社会課題の解決を通じて、さらなる企業価値の向上と持続可能な社会の実現を目指しております。
当第1四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染者数減少に伴い各種検診・スクリーニングプログラムの再開や外来患者数が回復傾向となったことから、国内で主力製品の便潜血検査用試薬及び尿検査用試薬を中心に売上が伸び、11,097百万円(前年同期比5.5%増)となりました。
製品の種類別区分ごとの売上高では、微生物検査用試薬は、新型コロナウイルス感染症以外の感染症検査の減少が継続し、951百万円(同0.5%減)となりました。尿検査用試薬は、国内外向けの尿試験紙売上が大きく伸長し、1,095百万円(同16.8%増)となりました。免疫血清検査用試薬は、国内で販売が増加したものの海外向け便潜血検査用試薬の売上が減少し、5,305百万円(同0.7%減)となりました。生化学検査用試薬は160百万円(同5.1%増)、器具・食品環境関連培地は542百万円(同0.4%減)となりました。その他(医療機器・遺伝子関連等)につきましては、各国における新型コロナウイルス感染状況が反映され一定の検査需要が継続したことによる新型コロナウイルス検出試薬の売上と、一時的なLAMP法の特許料収入増によって、3,042百万円(同18.0%増)となりました。
海外向け売上高は、尿検査用試薬・装置が増加しましたが、便潜血検査用試薬・装置の売上が減少し、2,246百万円(同4.0%減)となりました。
利益面では、営業利益は2,799百万円(同8.0%増)、経常利益は2,844百万円(同8.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,169百万円(同9.9%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の財政状態は以下のとおりであります。
前連結会計年度末に比べ総資産は113百万円減少、負債は1,219百万円減少、純資産は1,105百万円増加いたしました。
増減の主なものとして、資産の部では、現金及び預金が145百万円減少、受取手形、売掛金及び契約資産が380百万円減少、棚卸資産が177百万円増加しております。負債の部では、法人税等の支払により未払法人税等が528百万円減少、賞与の支払により賞与引当金が394百万円減少しております。純資産の部では、配当金の支払があったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が1,023百万円増加いたしました。自己資本比率は前連結会計年度末の72.8%から74.6%となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、634百万円であります。
なお、第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。