当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、米中貿易摩擦などによる世界経済の影響を受け企業業績は足踏みが続いているなか、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、国内外ともに先行き不透明で予断を許さない状況になっております。
医療用医薬品業界におきましては、2019年10月の消費税増税に合わせた薬価改定に加え、2020年4月にも薬価改定が行われ、新薬創出加算の適用品目を大幅削減、長期収載品の一部を後発医薬品と同一価格まで下げる厳しい薬価基準制度が決まるなど、その事業環境はますます厳しくなっております。また、2019年10月の薬価改定では、薬価ベースで業界平均2.4%の引き下げが行われ、当社製商品の薬価引き下げによる影響は5.5%となりました。さらには2020年4月の薬価改定では、薬価ベースで業界平均4.38%の引き下げが行われ、当社製商品の薬価引き下げによる影響は1.41%となりました。
このような状況のもと、当社グループは2030年ビジョンとして「世界の女性のwell-beingの向上に貢献している」、「薬の富山からGlobal Marketに進出している」、「世界一幸せな会社と社会貢献が一体化している」を新たに掲げ、2030年に向けた成長戦略にグループ全体で取り組んでおります。
そのなかで当社は、重点領域である産婦人科領域において、2016年に当社が初めて製造販売承認を取得した「生殖補助医療における黄体補充」を効能・効果とする天然型黄体ホルモン製剤「ウトロゲスタン腟用カプセル200㎎」の販売に注力するとともに、ジェネリック医薬品の子宮内膜症治療剤「ジエノゲスト錠」、同じくジェネリック医薬品の緊急避妊剤「レボノルゲストレル錠」を中心にシェア拡大を図っております。
放射線科領域においては、非イオン性尿路・血管造影剤「オイパロミン注」、非イオン性造影剤「イオパーク注」の更なるシェアの拡大に向け注力しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、16,905百万円(前年同期比8.5%減)となりました。利益面につきましては、当期は2019年10月の薬価改定の影響を受けたことや、新薬開発が予定通り進捗していることによる研究開発費の増加などにより営業利益は1,735百万円(同29.7%減)となり、経常利益は1,610百万円(同35.6%減)、当社が保有する「その他有価証券」に区分される投資有価証券のうち、時価が著しく下落し、回復する見込みが認められないものについて、減損処理による投資有価証券評価損を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は310百万円(同81.7%減)となりました。当社は四半期財務諸表における有価証券の減損処理に関して、洗替え法を採用しており、2020年9月期第3四半期会計期間末又は2020年9月期会計年度末において、株式の時価が取得原価の50%以上に回復する場合等は投資有価証券評価損の戻入を行うことになります。
なお、当社グループは、医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント情報は記載しておりません。
(2) 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産額は58,162百万円となり、前連結会計年度末比2,574百万円の減少、純資産は39,262百万円と前連結会計年度末に比べ101百万円の減少となり、自己資本比率は67.5%となりました。
(資 産)
資産の部においては、流動資産については、現金及び預金が減少したこと等により2,176百万円の減少、固定資産については、投資有価証券の減少等により397百万円減少しております。
(負 債)
負債の部においては、流動負債については、1年以内返済予定の長期借入金の減少等により1,775百万円減少しております。固定負債については、長期借入金の減少等により697百万円減少しております。
(純資産)
純資産の部においては、為替換算調整勘定の減少があったこと等により101百万円減少しております。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は6,046百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益423百万円に、仕入債務の増加額1,224百万円、投資有価証券評価損1,172百万円、減価償却費866百万円などを加える一方、たな卸資産の増加額1,246百万円があったこと等により、営業活動による収入は2,442百万円(前年同期比161百万円の収入増)となりました。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出1,592百万円があったこと等により投資活動による支出は1,724百万円(前年同期比6,425百万円の支出減)となりました。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出2,420百万円があったこと等により、財務活動による支出は3,133百万円(前年同期は6,068百万円の収入)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、1,586百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に影響を与える要因に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、次のとおり、契約を終了いたしました。
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相手先の名称 |
契約内容 |
契約期間 |
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ヤマトシステム開発株式会社 |
物流業務の委託 |
1997年7月から 2020年2月まで |