第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
 

2【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

     当第2四半期累計期間における国内経済は、前事業年度に引き続き税制改正と金融緩和等により企業収益や雇用環境は、緩やかな回復基調を示しております。一方、海外では、欧州や新興国経済の財政懸念問題等の状況は、依然として継続しており、予断を許さない不透明な状況にあります。

臨床検査薬業界におきましても、医療保険制度改革や市場での価格競争等により引き続き厳しい状況は継続しております。

     このような環境の下、当第2四半期累計期間の売上高につきましては、25億7千7百万円(前年同期比5.3%減)となりました。

     検査分野別で見ると、生化学検査分野におきましては、腎機能検査試薬及び糖尿病検査試薬が堅調に推移したことにより8億6千8百万円(前年同期比3.8%増)となりました。

     免疫検査分野におきましては、主にアレルギー検査試薬が競合品との競争激化による影響を受けて減少したことにより15億1千2百万円(前年同期比8.9%減)となりました。

     また、その他の分野におきましては、主に機器の売上が減少したことにより1億9千6百万円(前年同期比12.3%減)となりました。

   この結果、営業利益につきましては、2億1千4百万円(前年同期比23.7%増)、経常利益につきましては、2億2千3百万円(前年同期比31.2%増)となり、四半期純利益につきましては、1億5千6百万円(前年同期比47.6%増)となりました。

 

(2)資産、負債及び純資産の状況

当第2四半期会計期間末における総資産の額は、57億4千9百万円となり、前事業年度末と比べ4億6千6百万円の減少となりました。流動資産は27億2千8百万円となり、前事業年度末と比べ3億1千3百万円の減少となりました。その主な要因は、商品及び製品をはじめとした棚卸資産が4千1百万円増加したものの、自己株式の取得等により、現金及び預金が2億3千6百万円、受取手形及び売掛金が1億2百万円減少したことによります。固定資産は30億2千1百万円となり、前事業年度末と比べ1億5千2百万円の減少となりました。その主な要因は、製造設備などを中心に2千6百万円の設備投資を行った一方で、差入保証金1億円の回収による減少、減価償却費7千万円を計上したことによるものです。

当第2四半期会計期間末における負債の額は、25億3千5百万円となり、前事業年度末と比べ3億9千7百万円の減少となりました。その主な要因は、賞与引当金が3千6百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が1億7千4百万円、未払法人税等が3千8百万円、未払金をはじめとしたその他が2億2千4百万円それぞれ減少したことなどによります。

当第2四半期会計期間末における純資産の額は、32億1千4百万円となり、前事業年度末と比べ6千9百万円の減少となりました。その主な要因は、四半期純利益1億5千6百万円を計上した一方で、配当金の支払い5千5百万円及び自己株式の取得1億6千1百万円を行ったことなどによります。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

  当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、7億6千9百万円となり、前事業年度末と比べ2億3千6百万円の減少になりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

   営業活動による資金は、1億2千3百万円の増加(前年同期は1億6千万円の増加)となりました。その主な増加要因は、仕入債務の減少1億7千3百万円、法人税等の支払額9千6百万円、棚卸資産の増加4千1百万円などの支出により減少したものの、その一方で、税引前四半期純利益2億2千1百万円、売上債権の減少1億2百万円、減価償却費7千万円などによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

  投資活動による資金は、1億4千5百万円の支出(前年同期は1千万円の支出)となりました。その主な支出要因は、有形固定資産の取得1億4千5百万円などによります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

   財務活動による資金は、2億1千5百万円の支出(前年同期は4千9百万円の支出)となりました。その主な支出要因は、配当金の支払い5千5百万円、自己株式の取得1億6千1百万円などによります。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
 

(5)研究開発活動

  当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は1億1千7百万円であります。
 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

  当社の経営成績に重要な影響を与える要因といたしましては、隔年ごとに実施される診療報酬改定をはじめとした国の医療保険制度改革や医療機関の経営合理化による医療費引き下げなどの外的要因による収益の変動が考えられます。

 また、その他の分野におけるロイヤリティ収入及び免疫関連における主要な原料につきましては、為替相場の推移によって収益予想が大きく変動する可能性があります。

 臨床検査薬業界におきましては、少子高齢化に伴う医療費の増大を見据えた医療保険制度改革の影響や市場での価格競争等から、厳しい状況は継続するものと予想されます。

 当社におきましては、生化学検査分野では腎機能及び肝機能項目等の拡販を継続する一方、カルニチン測定試薬をはじめとした新製品を投入してまいります。免疫検査分野では、積極的な営業活動により輸血検査試薬等の拡販を図ります。