当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における国内経済は、第1四半期累計期間に引き続き企業の設備投資及び個人の消費は、依然慎重な姿勢を継続しており、改善を示すまでにはいたっておりません。
海外においては、今後の英国のEU離脱による影響や新興国市場に対する財政懸念、或いは中国経済の停滞状況等から、引き続き予断を許さない不透明な状況で推移するものと思われます。
臨床検査薬業界においては、市場自体は横ばいから微増ながらも、価格競争等により引き続き厳しい状況は継続しております。
このような環境の下、当第2四半期の売上高につきましては、23億5千6百万円(前年同期比8.6%減)となりました。
検査分野別で見ると、生化学検査分野におきましては、肝機能検査試薬及び腎機能検査試薬が堅調に推移したことにより8億9千3百万円(前年同期比2.8%増)となりました。
免疫検査分野におきましては、アレルギー検査試薬が新規競合品等の影響を受け減少したことにより12億3千1百万円(前年同期比18.5%減)となりました。
また、その他の分野におきましては、2億3千1百万円(前年同期比17.7%増)となりました。
この結果、営業利益につきましては、2億4千5百万円(前年同期比14.3%増)、経常利益につきましては、2億2千4百万円(前年同期比0.3%増)となり、四半期純利益につきましては、1億4千6百万円(前年同期比6.5%減)となりました。
(2)資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期会計期間末における総資産の額は、57億4千9百万円となり、前事業年度末と比べ1億5千9百万円減少いたしました。流動資産は27億7千4百万円となり、前事業年度末と比べ1億4千2百万円の減少となりました。その主な要因は、現金及び預金が1億1千4百万円、棚卸資産が1千5百万円それぞれ増加したものの、受取手形及び売掛金が2億4千6百万円、繰延税金資産などその他が2千6百万円それぞれ減少したことによります。固定資産は29億7千5百万円となり、前事業年度末と比べ1千6百万円の減少となりました。その主な要因は、繰延税金資産をはじめとしたその他が1千2百万円減少したことによるものです。
当第2四半期会計期間末における負債の額は、23億1百万円となり、前事業年度末と比べ2億5千7百万円の減少となりました。その主な要因は、賞与引当金が2千4百万円増加したものの、支払手形及び買掛金が1億6千3百万円、未払法人税等が3千1百万円、未払金をはじめとしたその他が5千8百万円それぞれ減少したことによります。
当第2四半期会計期間末における純資産の額は、34億4千7百万円となり、前事業年度末と比べ9千7百万円の増加となりました。その主な要因は、利益剰余金の配当により5千4百万円減少したものの、四半期純利益1億4千6百万円を計上したことによるものです.
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、9億1千5百万円となり、前事業年度末と比べ1億1千4百万円の増加になりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金は、2億3千7百万円の増加(前年同期は1億2千3百万円の増加)となりました。その主な増加要因は、仕入債務の減少1億6千3百万円、法人税等の支払額5千1百万円、たな卸資産の増加1千5百万円などにより支出したものの、その一方で、税引前四半期純利益2億1千4百万円、売上債権の減少2億4千6百万円、減価償却費6千7百万円などが増加したことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金は、5千3百万円の支出(前年同期は1億4千5百万円の支出)となりました。その主な支出要因は、設備投資を中心とした有形固定資産の取得5千3百万円などによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金は、6千9百万円の支出(前年同期は2億1千5百万円の支出)となりました。その主な支出要因は、配当金の支払い5千4百万円などによります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は1億1千3百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社の経営成績に重要な影響を与える要因といたしましては、隔年ごとに実施される診療報酬改定をはじめとした国の医療保険制度改革や医療機関の経営合理化による医療費引き下げなどの外的要因による収益の変動が考えられます。
また、その他の分野におけるロイヤリティ収入及び免疫関連における主要な原料につきましては、為替相場の推移によって収益予想が大きく変動する可能性があります。
臨床検査薬業界におきましては、少子高齢化に伴う医療費の増大を見据えた医療保険制度改革の影響や市場での価格競争等から、厳しい状況は継続するものと予想されます。
当社におきましては、生化学検査分野では、主に腎機能検査試薬の改良品をはじめとした血清マルチキャリブレータ項目の拡販、免疫検査分野では、輸血関連試薬及び新製品の積極的な拡販を図ってまいります。