第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

     当第2四半期累計期間における我が国経済は、米中の貿易摩擦の激化による海外経済の停滞が懸念され、消費税増税後の国内消費低迷への影響と合わせ依然として先行きが不透明な状況で推移致しました。

     臨床検査薬業界におきましては、市場規模は横ばいから微増で推移するも、2019年の出生率が90万人を下回る見通しなど、将来的な人口の減少や医療費抑制政策の影響が懸念されます。

     このような環境の下、当社の当第2四半期累計期間における売上高は、22億7千7百万円(前年同期比1.0%増)となりました。生化学検査分野は11億4千6百万円(前年同期比10.4%増)、免疫検査分野は、10億2千2百万円(前年同期比12.1%減)となりました。また、その他の分野は、1億8百万円(前年同期比102.6%増)となりました。

   営業利益は、3億2千1百万円(前年同期比4.7%増)、経常利益は、3億2千1百万円(前年同期比1.1%減)、四半期純利益は、2億2千1百万円(前年同期比0.7%増)となりました。

 

(2)財政状態の状況

当第2四半期会計期間末における総資産の額は、63億9千6百万円となり、前事業年度末と比べ5億3千8百万円の増加となりました。流動資産は34億4千7百万円となり、前事業年度末と比べ6億1千6百万円の増加となりました。その主な要因は、たな卸資産が1億4千2百万円減少したものの、自己株式の処分による収入などにより現金及び預金が7億2百万円、受取手形及び売掛金5千8百万円がそれぞれ増加したことなどによります。固定資産は29億4千9百万円となり、前事業年度末と比べ7千8百万円の減少となりました。その主な要因は、減価償却費の進捗6千7百万円によるものです。

当第2四半期会計期間末における負債の額は、21億6千6百万円となり、前事業年度末と比べ5千7百万円の減少となりました。その主な要因は、リース債務8千1百万円、賞与引当金1千1百万円などがそれぞれ増加したものの、一方で未払金9千9百万円、未払費用8千3百万円などが減少したことによります。

当第2四半期会計期間末における純資産の額は、42億3千万円となり、前事業年度末と比べ5億9千5百万円の増加となりました。その主な要因は、配当金の支払い5千9百万円を行ったものの、その一方で、自己株式の売却4億3千5百万円、四半期純利益2億2千1百万円をそれぞれ計上したことによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、13億1千5百万円となり、前事業年度末と比べ7億2百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、2億9千2百万円の増加(前年同期は2億6千6百万円の増加)となりました。その主な増加要因は、売上債権の増加5千8百万円、法人税等の支払額9千万円などにより減少した一方で、棚卸資産の減少1億5千6百万円、減価償却費の進捗6千7百万円、税引前四半期純利益3億2千万円などによります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、4千5百万円の支出(前年同期は3千8百万円の収入)となりました。その主な支出要因は、基幹システムの更新及び製造機器等の設備投資4千5百万円によります。

 

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、4億5千5百万円の収入(前年同期は6億5百万円の支出)となりました。その主な収入要因は、配当金の支払い5千9百万円などの一方で、セール・アンド・リースバックによる収入9千4百万円及び自己株式の処分による収入4億3千5百万円などによります。

 

 

 

 

 

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
 

(5)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、8千9百万円であります。
 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当社の経営成績に重要な影響を与える要因は、診療報酬改定をはじめとした国の医療保険制度改革や医療機関の経営合理化による医療費引き下げなどの外的要因による収益の変動が考えられます。

 また、輸血関連製品は、輸入品のため、為替相場の変動によって収益予想が大きく変わる可能性があります。

 当社におきましては、全自動輸血検査機器「Erytra Eflexis」をはじめとした輸血検査関連製品(ゲルカラム用全自動及び半自動輸血検査装置並びに専用試薬)並びに多項目標準液を活用した腎機能・肝機能検査試薬を中心とする生化学検査試薬の拡販に注力しております。特に、10月1日付けで生化学の主力項目であるクレアチニンキット「アクアオートカイノス CRE-Ⅳ試薬」及び冷蔵多項目標準液であるリキッドキャリブレーター「カイノス」の2製品を上市し、一層の売上拡大に繋げてまいります。

 当社は、流動性資金を安定的に確保するための基本方針として、年次資金計画に基づき、事業運営のために必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。また、現金及び現金同等物の十分な流動性を確保しながら、事業継続と将来に向けた事業の拡大のため、効率的に資本を投下、運用していくことが経営課題であります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。