当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、海外経済の低迷に伴う輸出の低迷や大型台風などの自然災害による生産・販売への影響に加え、消費税増税に伴う駆込み需要の反動から景気は緩やかに回復しつつありますが、依然として先行きが不透明な状況で推移致しました。
臨床検査薬業界におきましては、市場規模は横ばいから微増で推移するも、少子高齢化による将来的な人口の減少や医療費抑制政策の影響が懸念されます。
このような環境の下、当社の当第3四半期累計期間における売上高は、35億1千2百万円(前年同期比3.4%減)となりました。検査分野別では、生化学検査分野は、堅調に推移し17億1千4百万円(前年同期比7.1%増)、免疫検査分野は、16億7千1百万円(前年同期比12.9%減)となりました。また、その他の分野は、1億2千6百万円(前年同期比10.0%増)となりました。
営業利益は、5億5千9百万円(前年同期比0.5%減)、経常利益は、5億6千1百万円(前年同期比2.9%減)、四半期純利益は、3億8千4百万円(前年同期比2.4%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期会計期間末における総資産の額は、68億6千1百万円となり、前事業年度末と比べ10億3百万円の増加となりました。流動資産は39億3千8百万円となり、前事業年度末と比べ11億7百万円の増加となりました。その主な要因は、商品及び製品の減少7千4百万円がある一方、現金及び預金7億9千4百万円、受取手形及び売掛金3億6千2百万円がそれぞれ増加したことによるものです。固定資産は29億2千3百万円となり、前事業年度末と比べ1億4百万円の減少となりました。その主な要因は、減価償却費1億1百万円の進捗によるものです。
当第3四半期会計期間末における負債の額は、24億6千3百万円となり、前事業年度末と比べ2億4千万円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金1億9千7百万円、借入金9千万円などの増加によるものです。当第3四半期会計期間末における純資産の額は43億9千7百万円となり、前事業年度末と比べ7億6千2百万円の増加となりました。その主な要因は、配当金の支払い5千9百万円を行った一方で、自己株式の処分4億3千5百万円、四半期純利益3億8千4百万円をそれぞれ計上したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は1億3千1百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当社の経営成績に重要な影響を与える要因は、診療報酬改定をはじめとした国の医療保険制度改革や医療機関の経営合理化による医療費引き下げなどの外的要因による収益の変動が考えられます。また、輸血関連製品は、輸入品のため、為替相場の変動によって収益予想が大きく変わる可能性があります。
当社におきましては、全自動輸血検査機器「Erytra Eflexis」をはじめとした輸血検査関連製品(ゲルカラム用全自動及び半自動輸血検査装置並びに専用試薬)及び10月に上市した冷蔵多項目標準液リキッドキャリブレーター「カイノス」並びにクレアチニンキット「アクアオートカイノス CRE-Ⅳ試薬」に代表される多項目標準液を活用した腎機能・肝機能検査試薬を中心とする生化学検査試薬の拡販に注力しております。
当社は、流動性資金を安定的に確保するための基本方針として、年次資金計画に基づき、事業運営のために必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。また、現金及び現金同等物の十分な流動性を確保しながら、事業継続と将来に向けた事業の拡大のため、効率的に資本を投下、運用していくことが経営課題であります。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。