第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化するなか、5月下旬の緊急事態宣言解除後は、徐々に経済活動が再開され回復の兆しが見られたものの、感染の再拡大により依然終息時期の見通しが立たず、先行き不透明な状況が続いています。

 臨床検査薬業界においては、新型コロナウイルスを検出する診断薬や医療機器の新規開発や安定供給への寄与が期待される一方で、業界全体では医療機関への外来患者減少等に伴う一般的な検体検査数の減少が続いております。

 このような環境の下、当第3四半期累計期間における売上高は、31億7千4百万円(前年同期比9.6%減)となりました。検査分野別では、生化学検査分野は、堅調に推移し16億2千7百万円(前年同期比5.1%減)、免疫検査分野は、輸血検査試薬が増加するも、感染症検査試薬が大きく減少し14億円(前年同期比16.2%減)となりました。また、その他の分野は、1億4千6百万円(前年同期比15.3%増)となりました。

 営業利益は、5億1千9百万円(前年同期比7.2%減)、経常利益は、5億2千9百万円(前年同期比5.7%減)、四半期純利益は、3億4千1百万円(前年同期比11.3%減)となりました。

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期会計期間末における総資産の額は、68億8百万円となり、前事業年度末と比べ6千4百万円の増加となりました。流動資産は39億2千2百万円となり、前事業年度末と比べ1億1千6百万円の増加となりました。その主な要因は、商品及び製品6千万円、現金及び預金4千7百万円がそれぞれ減少したものの、受取手形及び売掛金1億8千8百万円等が増加したことによるものです。固定資産は28億8千6百万円となり、前事業年度末と比べ5千2百万円の減少となりました。その主な要因は、有形固定資産の取得9千万円等が増加したものの、減価償却費の進捗1億5百万円、繰延税金資産3千6百万円等がそれぞれ減少したことによるものです。

 当第3四半期会計期間末における負債の額は、22億4千万円となり、前事業年度末と比べ1億2千2百万円の減少となりました。その主な要因は、借入金9千万円等が増加したものの、支払手形及び買掛金7千9百万円、未払法人税等9千9百万円等がそれぞれ減少したことによるものです。当第3四半期会計期間末における純資産の額は45億6千8百万円となり、前事業年度末と比べ1億8千6百万円の増加となりました。その主な要因は、配当金の支払い6千6百万円、自己株式の取得9千万円を行った一方で、四半期純利益3億4千1百万円を計上したことによるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
 

(4)研究開発活動

 当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は1億1千9百万円であります。

 なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。

当社は、流動性資金を安定的に確保するための基本方針として、年次資金計画に基づき、事業運営のために

必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。また、現金及び現金同等物の十分な流動性を確保しなが

ら、事業継続と将来に向けた事業の拡大のため、効率的に資本を投下、運用していくことが経営課題でありま

す。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。