第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、一時は過去最多となった感染者や入院患者等により医療機関や保健所が逼迫するなど厳しい状況が続きましたが、ワクチン接種が進み、製造業を中心に景気の持ち直しの動きも見られます。

 臨床検査薬業界においても、前期に続き医療機関等への訪問規制をはじめ、対面での営業・学術活動等の制限が続いていますが、新型コロナウイルス関連検査をはじめ、診断・治療等に欠かせない検査需要に変化はなく、継続して臨床的価値ある検査の供給が求められています。当社におきましては、施設への訪問制限下においてウェブシステムを活用したオンラインセミナーや機器見学等による顧客への効率的な情報提供活動を継続し、基幹となる生化学試薬や輸血機器・試薬等の拡販に傾注しております。

 このような状況の中、当社の当第2四半期累計期間は、生化学、免疫血清学検査用試薬等の製品売上が堅調に推移する一方、営業・学術活動等の制限に伴う販売費及び一般管理費の減少から、営業利益、経常利益、四半期純利益は業績予想を上回る結果となり、当第2四半期累計期間の当社売上高は23億3千万円(前年同期比11.7%増)となりました。営業利益は、4億4千2百万円(前年同期比37.9%増)、経常利益は、4億4千4百万円(前年同期比36.2%増)、四半期純利益は、3億1百万円(前年同期比49.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の状況

当第2四半期会計期間末における資産合計は、71億7千6百万円となり、前事業年度末と比べ2億1千3百万円の増加となりました。流動資産は42億3千9百万円となり、前事業年度末と比べ1億8千1百万円の増加となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金が1億2千7百万円、棚卸資産が3千万円、現金及び預金が2千7百万円増加したこと等によります。固定資産は29億3千6百万円となり、前事業年度末と比べ3千2百万円の増加となりました。その主な要因は、減価償却の進捗により7千4百万円減少し、固定資産の取得により1億8百万円増加したこと等によります。

当第2四半期会計期間末における負債合計は、22億7千6百万円となり、前事業年度末と比べ2千6百万円の減少となりました。その主な要因は、未払法人税等が2千3百万円、支払手形及び買掛金が1千5百万円増加し、未払費用が4千7百万円、借入金が2千万円減少したこと等によります。

当第2四半期会計期間末における純資産合計は、49億円となり、前事業年度末と比べ2億4千万円の増加となりました。その主な要因は、配当金6千5百万円の支払いで減少し、四半期純利益3億1百万円を計上したこと等によります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は19億3千万円となり、前事業年度末と比べ2千7百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動は1億8千万円の資金の増加(前年同期は1億1千2百万円の増加)となりました。その主な要因は、売上債権の増加1億2千7百万円、法人税等の支払1億1千4百万円により減少し、税引前四半期純利益4億4千2百万円、減価償却の進捗により7千4百万円増加したこと等によります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動は4千8百万円の資金の支出(前年同期は8千4百万円の支出)となりました。その主な要因は、建物設備改修、製造機器等の設備投資4千9百万円の支出等によります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動は1億4百万円の資金の支出(前年同期は8千4百万円の支出)となりました。その主な要因は、配当金の支払い6千5百万円、短期借入金の返済による支出2千万円、リース債務の返済1千9百万円の支出によります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
 

(5)研究開発活動

 当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は7千5百万円であります。
 なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。

 当社は、流動性資金を安定的に確保するための基本方針として、年次資金計画に基づき、事業運営のために

必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。また、現金及び現金同等物の十分な流動性を確保しなが

ら、事業継続と将来に向けた事業の拡大のため、効率的に資本を投下、運用していくことが経営課題でありま

す。

 

3【経営上の重要な契約等】

  当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。