当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の進展や緊急事態宣言の解除等により、経済活動にも緩やかな回復の兆しがみられるものの、新たな変異株による感染再拡大が懸念されるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。
臨床検査薬業界においては、同感染症による医療機関への外来・入院患者数の減少や、感染予防対策強化に伴うインフルエンザウイルス等の既存感染症検査需要の激減、また訪問規制をはじめとした営業・学術活動の制限等の影響が見受けられた一方で、急激に成長した新型コロナウイルス関連検査市場をはじめ、診断・治療等に欠かせない検査需要に変化はなく、継続して臨床的価値ある検査の供給が求められています。当社におきましては、通常検査に欠かせない生化学試薬や輸血機器・試薬等の開発、製造、拡販に注力しており、業績は堅調に推移しております。
このような状況の中、当社の当第3四半期累計期間は、生化学、免疫血清学検査用試薬等の製品売上が堅調に推移する一方、営業・学術活動等の制限に伴う販売費及び一般管理費の減少から、売上高は、34億6千8百万円(前年同期比9.2%増)となりました。営業利益は、6億6千2百万円(前年同期比27.5%増)、経常利益は、6億7千1百万円(前年同期比26.8%増)、四半期純利益は、4億5千7百万円(前年同期比34.1%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期会計期間末における資産合計は、71億4千2百万円となり、前事業年度末と比べ1億7千9百万円の増加となりました。流動資産は42億8千2百万円となり、前事業年度末と比べ2億2千4百万円の増加となりました。その主な要因は、現金及び預金が1億2百万円、商品及び製品が1千1百万円減少し、受取手形及び売掛金が2億9千8百万円増加したこと等によります。固定資産は28億5千9百万円となり、前事業年度末と比べ4千5百万円の減少となりました。その主な要因は、固定資産の取得により1億1千7千万円増加し、減価償却の進捗により1億1千4百万円、繰延税金資産が3千9百万円減少したこと等によります。
当第3四半期会計期間末における負債合計は、22億5千万円となり、前事業年度末と比べ5千2百万円の減少となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金が6千6百万円、借入金が4千万円増加し、賞与引当金が6千万円、未払法人税等が4千7百万円減少したこと等によります。当第3四半期会計期間末における純資産の額は48億9千1百万円となり、前事業年度末と比べ2億3千2百万円の増加となりました。その主な要因は、自己株式の取得により1億5千8百万円、配当金6千5百万円の支払いで減少し、四半期純利益4億5千7百万円を計上したこと等によります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は1億6百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。
当社は、流動性資金を安定的に確保するための基本方針として、年次資金計画に基づき、事業運営のために必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。また、現金及び現金同等物の十分な流動性を確保しながら、事業継続と将来に向けた事業の拡大のため、効率的に資本を投下、運用していくことが経営課題であります。
当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。