第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

  (1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の売上や、海外向けにEIAキットや抗体といった研究用試薬の売上が前年同期と比較し好調であったこと等により、売上高は171,780千円(前年同期比29.4%増)となりました。利益面においては、製造設備等の購入について、資産計上は行わず、一括費用処理としており、遺伝子組換えカイコ部門で研究開発に重点的に取り組んでいること等により、販売費及び一般管理費は前年同期と比較して3%増加し133,702千円となりました。その結果、営業損失は35,971千円(前年同期は59,776千円の営業損失)となりました。また営業外損益においては、米ドルの為替の水準が前期末と比較して若干の円安で推移したことから外貨建資産や債権において為替差益が発生したこと等により、経常損失は35,624千円(前年同期は59,976千円の経常損失)、特別損益においては、当社グループが保有する土地の評価額が低下したことによる減損損失を計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は44,717千円(前年同期は61,390千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。当社グループにおきましては、まだ年度の4分の1を経過した段階ではありますが、過去の業績の実績や計画の推移等から勘案し、当第1四半期連結累計期間は損失を計上しておりますが、第2四半期連結会計期間以降において当期の連結業績予想達成に向け、順調に推移するものと考えております。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

・診断・試薬事業

当事業においては、研究用試薬関連及び医薬用関連ともに順調に売上を計上することができました。研究用試薬関連においては、海外市場において、海外取引先との関係構築や海外学会等への積極的な参加、さらに新規販売代理店との契約締結等に注力してまいりましたが、当第1四半期連結累計期間において、前年同期と比較し大幅に売上が増加し成果が現れております。一方、国内市場については主力の抗体関連製品が若干減少いたしました。医薬用関連においては、前年同期に売上計上のなかった、主力である動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の売上を計上することができました。

当事業の販売につきましては、国内の研究テーマにより時期的な浮き沈みがあり、不安定な一面もありましたが、海外販売の展開が徐々に増加してきたことにより、安定した販売を見込めるようになりました。今後も海外販売に注力し、安定した経営を目指してまいります。

その結果、当セグメントの売上高は135,435千円(前年同期比33.9%増)となり、営業利益は15,795千円(前年同期は9,850千円の営業損失)となりました。

なお、当事業においては、継続して安定した利益創出を目指します。

・遺伝子組換えカイコ事業

当事業においては、各種抗体等の受託の売上が計上されました。現段階では、遺伝子組換えカイコを用いた医薬品製造を実現させるべく、抗HIV抗体をはじめとするバイオ医薬品開発、ならびに、その製造技術の開発を進めているところであり、事業の重点を研究開発に置いております。

その結果、当セグメントの売上高は3,890千円(前年同期比41.0%減)、営業損失は48,136千円(前年同期は44,728千円の営業損失)となりました。

なお、当事業においては、継続して積極的に研究開発費を投じ、中長期的に企業価値の向上を目指します。

・検査事業

当事業においては、主力事業の血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」において大型案件の受注があり、一部を売上計上することができました。これが前年同期と比較して売上が大きく伸びた要因となっております。今後につきましては、従来に引き続き、診断・試薬事業との営業活動を共有化し、学会展示によるプロモーション活動を積極的に行い、双方のマーケット市場において販促活動を強化してまいります。その結果、当セグメントの売上高は31,347千円(前年同期比39.8%増)、営業損失は1,140千円(前年同期は3,005千円の営業損失)となりました。

なお、当事業においては、通期において利益創出を目指します。

・化粧品関連事業

当事業においては、「ネオシルク-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズの売上高につきまして、前年同期と比較して、国内通信販売の売上が減少いたしました。今後につきましては中国におけるネオシルク-ヒト型コラーゲンⅠ配合化粧品「フレヴァン」シリーズの販売が承認されたことから、第2四半期よりいよいよ中国向けの販売が開始されることとなりました。中期経営計画でお知らせしておりますように、今後は大幅な売上の拡大が見込めるものと考えております。

その結果、当セグメントの売上高は2,033千円、(前年同期比47.0%減)、営業損失は2,729千円(前年同期は2,432千円の営業損失)となりました。

なお、当事業においては、通期において利益創出を目指します。

 

財政状況につきましては、次のとおりであります。

(資産)

当第1四半期連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末比3.1%減の3,192,765千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。

現金及び預金が110,220千円減少したこと、及び受取手形及び売掛金が14,121千円減少したこと等によるものであります。現金及び預金の減少につきましては、親会社株主に帰属する四半期純損失を44,717千円計上したことで現預金の収入よりも支出が多くなったことや借入金の返済36,522千円、法人税・法人住民税・事業税・消費税等の税金の納付31,301千円等によるものであります。当社グループの当連結会計年度の計画においては親会社株主に帰属する当期純損失39,000千円としており、固定資産への投資等や棚卸資産等の増減や税金の納付等を勘案いたしまして、資産の水準は現在より若干減少するものと考えております。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末における負債の残高は前連結会計年度末比9.9%減少し、1,150,278千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。

新株予約権の行使により転換社債型新株予約権付社債が69,426千円の減少、借入金の返済により長期借入金が36,522千円減少したこと等によるものであります。今後の負債の水準は、当第1四半期連結会計期間同様、借入金の返済や新株予約権の行使等により減少していくものと考えております。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は前連結会計年度末比1.2%増の2,042,486千円となりました。

この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が44,717千円減少した一方、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ34,713千円増加したこと等によるものであります。

今後の純資産の水準につきましては、新株予約権の行使や当期の利益計画等を勘案し、増加していくものと考えております。

 

  (2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

  当第1四半期連結累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

  (3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は46,449千円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

第3 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

20,000,000

20,000,000

 

 

② 【発行済株式】

種類

第1四半期会計期間
末現在発行数(株)
(平成30年6月30日)

提出日現在
発行数(株)
(平成30年8月13日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

8,420,090

8,420,090

東京証券取引所
JASDAQ
(グロ-ス)

単元株式数100株
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式

8,420,090

8,420,090

 

 (注)  提出日現在発行数には、平成30年8月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

 該当事項はありません。

 

② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

  該当事項はありません。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金増減額
(千円)

資本金残高
(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

平成30年4月1日~
平成30年6月30日(注)

87,000

8,420,090

34,713

2,671,015

34,713

1,703,395

 

  (注)転換社債型新株予約権付社債の新株予約権の行使による増加であります。

  

(5) 【大株主の状況】

当四半期会計期間は第1四半期会計期間であるため、記載事項はありません。

 

 

(6) 【議決権の状況】

  当第1四半期会計期間末日現在の「発行済株式」については、株主名簿の記載内容が確認できないため、記載することができないことから、直前の基準日(平成30年3月31日)に基づく株主名簿による記載をしております。

① 【発行済株式】

   平成30年6月30日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式

1,100

 

完全議決権株式(その他)

普通株式

8,328,700

 

83,287

単元株式数100株
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式

単元未満株式

普通株式

3,290

 

発行済株式総数

8,333,090

総株主の議決権

83,287

 

(注)  「単元未満株式」には自己株式が30株含まれております。

 

② 【自己株式等】

   平成30年6月30日現在

所有者の氏名
又は名称

所有者の住所

自己名義
所有株式数
(株)

他人名義
所有株式数
(株)

所有株式数
の合計
(株)

発行済株式総数
に対する所有
株式数の割合(%)

(自己所有株式)

群馬県藤岡市中字東田1091番地1

1,100

1,100

0.01

株式会社免疫生物研究所

1,100

1,100

0.01

 

 

 

2 【役員の状況】

該当事項はありません。