(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.売上高には、消費税等は含まれておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期(当期)純損失であるため、記載しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績につきましては、動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)、海外向けのEIAキット等の研究用試薬や血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」、海外向けの化粧品の売上が好調であったこと等により、売上高は578,781千円(前年同期比14.6%増)となりました。利益面においては、売上高が増加したものの、製造設備の更新(当社グループは、資産計上は行わず一括費用処理としております。)等により製造原価および販管費が増加したことにより、営業損失が65,718千円(前年同期は66,260千円の営業損失)となりました。また営業外損益においては、外貨建資産の為替差益発生等により、経常損失が62,866千円(前年同期は62,401千円の経常損失)、特別損益においては、当社グループが保有する土地の評価額の低下による減損損失の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は76,060千円(前年同期は68,438千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間の各セグメントにおいける営業利益においては、遺伝子組換えカイコ事業以外のセグメントにおいて、利益を計上することができました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
・診断・試薬事業
当事業においては、研究用試薬関連及び医薬用関連ともに順調に売上を計上することができました。研究用試薬関連においては、国内市場では主力の抗体関連製品の売上は若干減少しておりますが、海外市場において、取引先との関係構築や学会等への積極的な参加、さらに新規販売代理店との契約締結等に注力した結果、当第3四半期連結累計期間において、海外への売上を大きく伸ばすことができました。医薬用関連においては、主力である動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の売上が前年同期と比較して大幅に増加しております。
当事業の販売につきましては、国内の研究テーマにより浮き沈みがあり、不安定な一面もありましたが、海外販売の展開が徐々に増加してきたことで、安定した販売を見込めるようになりました。今後も海外販売に注力し、安定した経営を目指してまいります。
その結果、当セグメントの売上高は430,267千円(前年同期比7.9%増)となり、営業利益は88,502千円(前年同期比36.3%増)となりました。
なお、当事業においては、継続して安定した利益創出を目指します。
・遺伝子組換えカイコ事業
当事業においては、各種抗体等の受託の売上のほか、iPS細胞等の培養足場材として有用であるラミニン511-E8が次第に認知度を高めており、売上が増加し始めております。
当事業においては、遺伝子組換えカイコを用いた医薬品製造を実現させるべく、その製造技術の開発を進めているところであり、事業の重点を研究開発に置いております。なかでも抗HIV抗体に関するバイオ医薬品開発は順調に推移しております。
その結果、当セグメントの売上高は16,754千円(前年同期比55.4%増)、営業損失は166,657千円(前年同期は131,027千円の営業損失)となりました。
なお、当事業においては、継続的に積極的な研究開発費を投じ、中長期的に企業価値の向上を目指します。
・検査事業
当事業においては、主力事業の血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」の大型案件を売上計上することができました。今後につきましては、従来に引き続き、診断・試薬事業部門と営業活動を共有化し、学会展示によるプロモーション活動を積極的に行い、双方のマーケット市場において販促活動を強化してまいります。
その結果、当セグメントの売上高は96,944千円(前年同期比13.8%増)、営業利益は11,393千円(前年同期比67.6%増)となりました。
なお、当事業においては、前期に引き続き、通期において利益創出を目指します。
・化粧品関連事業
当事業においては、「ネオシルクⓇ-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズの国内通信販売の売上が減少いたしましたが、中国での販売が承認されたことから、中国向けの販売を開始し、売上高が増加しております。しかしながら、中国向けの当第3四半期会計期間においては、製品デリバリー等の影響や中国販売代理店と知的財産権等の取扱について協議しているため、出荷が第4四半期会計期間以降にずれ込む予定です。
その結果、当セグメントの売上高は40,058千円、(前年同期比196.7%増)、営業利益322千円(前年同期は7,703千円の営業損失)と、利益を計上することができました。
なお、当事業においては、通期において利益創出を目指します。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比6.2%減の3,090,802千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
親会社株主に帰属する四半期純損失76,060千円の計上や、借入金の返済127,566千円等により現金及び預金が279,034千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比15.5%減の1,079,659千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。
新株予約権の行使により一年内償還予定を含む転換社債型新株予約権付社債が69,426千円の減少、借入金の返済等により1年内返済予定長期借入金及び長期借入金が97,566千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比0.3%減の2,011,142千円となりました。
この主な要因は、新株予約権の行使により資本金及び資本準備金がそれぞれ34,713千円増加した一方、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が76,060千円減少したこと等によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、158,887千円であります。
該当事項はありません。