第一部 【企業情報】

 

第1 【企業の概況】

 

1 【主要な経営指標等の推移】

 

 

回次

第38期
第2四半期
連結累計期間

第39期
第2四半期
連結累計期間

第38期

会計期間

自  2019年4月1日
至  2019年9月30日

自  2020年4月1日
至  2020年9月30日

自  2019年4月1日
至  2020年3月31日

売上高

(千円)

230,873

247,962

576,692

経常損失(△)

(千円)

252,326

227,918

678,762

親会社株主に帰属する
四半期(当期)純損失(△)

(千円)

254,584

230,595

668,125

四半期包括利益又は包括利益

(千円)

254,584

230,595

668,125

純資産額

(千円)

1,891,179

1,717,861

1,948,457

総資産額

(千円)

2,630,600

2,099,067

2,372,989

1株当たり四半期(当期)
純損失(△)

(円)

29.18

24.75

76.00

潜在株式調整後1株当たり
四半期(当期)純利益

(円)

自己資本比率

(%)

71.7

81.7

82.0

営業活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

163,806

129,019

608,746

投資活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

9,178

8,970

10,818

財務活動による
キャッシュ・フロー

(千円)

67,090

23,000

81,195

現金及び現金同等物の
四半期末(期末)残高

(千円)

1,250,324

809,908

974,456

 

 

回次

第38期
第2四半期
連結会計期間

第39期
第2四半期
連結会計期間

会計期間

自  2019年7月1日
至  2019年9月30日

自  2020年7月1日
至  2020年9月30日

1株当たり四半期純損失(△)

(円)

14.90

10.90

 

 

(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。

2.売上高には、消費税等は含まれておりません。

3.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期(当期)純損失であるため、記載しておりません。

 

2 【事業の内容】

当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社についても異動はありません。

 

第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、前連結会計年度から引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を大きく受けているものの、特定製品の継続取引における受注が増加いたしました。その結果、売上高は247,962千円(前年同期比7.4%増)となりました。利益面においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、営業部門の諸経費が減少したことや遺伝子組換えカイコ事業における抗体の製造方法の変更(2020年8月6日公表「抗HIV抗体の製造方法の変更および資金使途変更に関するお知らせ」参照)に伴い設備投資が減少したこと等により販売費及び一般管理費が減少いたしました。その結果、営業損失は177,491千円(前年同期は209,844千円の営業損失)となりました。また、営業外費用に、関係会社の持分法による投資損失を49,324千円計上したこと等により経常損失は227,918千円(前年同期は252,326千円の経常損失)となりました。以上より、親会社株主に帰属する四半期純損失は230,595千円(前年同期は254,584千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

・診断・試薬事業

  研究用試薬関連の売上高につきましては、当社の主力製品であるEIAキットや抗体において、国内外の各取引先が新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、研究活動や事業活動が停滞していた影響により当第2四半期連結累計期間では売上高が減少しておりますが、7~9月の第2四半期連結会計期間では前期比微増となっております。また、試薬受託サービスにつきましては、企業からの受注は比較的継続しており、売上のうえでは新型コロナウイルス感染症の影響はなく、前年同期と比較すると売上は増加しております。取引先の活動状況も徐々に動きを取り戻しつつあり、いまだ厳しい状況ではありますが、売上回復に向け、日々活動しております。

  一方で、医薬用関連の売上高につきましては、主力である動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)の需要は近年縮小しておりますが、第1四半期に続き当第2四半期においても売上計上することができました。
 その結果、当セグメントの売上高は203,288千円(前年同期比17.8%増)、営業損失は19,641千円(前年同期は39,228千円の営業損失)となりました。

・遺伝子組換えカイコ事業

  当事業においては、iPS細胞等の培養足場材として有用であるラミニン511-E8のほか各種抗体や受託等の売上が新型コロナウイルス感染症の目立った影響もなく前年同期とほぼ同等の売上を計上しております。また、当事業におきましては、バイオ医薬品開発ならびに、その製造技術の開発に注力しており、事業の重点を研究開発に置いております。

  その結果、当セグメントの売上高は17,575千円(前年同期比0.6%増)、営業損失は130,485千円(前年同期は145,773千円の営業損失)となりました。

・検査事業

  当事業においては、第1四半期に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が大きく出ており、主力事業である、血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」に関連する取引先での活動が著しく停滞しております。また、国内製薬メーカーにおける脂質異常症治療薬の開発は減少しており、これまでのような大型案件の受注が期待しにくい状況となっております。一方、食品関連企業やCROにおいては当サービスの需要が見込まれるため、当該分野への営業活動に力を入れている状況であります。さらに、動物向けサービス「LipoTEST」は、堅調な売上を計上できており、オンラインセミナー等の開催により継続して取引拡大を目指しております。

  その結果、当セグメントの売上高は26,394千円(前年同期比31.7%減)、営業損失は17,917千円(前年同期は12,534千円の営業損失)となりました。

・化粧品関連事業

  当事業においては、「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」配合化粧品「フレヴァン」シリーズにつきまして、国内通信販売の売上は前年同期と比較し若干の減少となりました。また、中国の商標問題につきましては、鋭意当局と情報交換を行っております。一方、欧州においては、「フレヴァン」の通信販売サイトが完成し、販売が開始されました。また当社の開発した化粧品原料「ネオシルク®-ヒト型コラーゲンⅠ」においても、欧州市場で販売が開始されました。

  その結果、当セグメントの売上高は3,290千円(前年同期比26.7%減)、営業損失は、9,925千円(前年同期は12,788千円の営業損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比11.5%減の2,099,067千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。

 現金及び預金が158,548千円減少したこと、その他(流動資産)が34,774千円減少したこと及び投資有価証券が49,324千円減少したこと等によるものであります。現金及び預金の減少につきましては、税金の還付による入金や売掛金の回収が進んだこと等による増加要因はあったものの、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと等により収入より支出の方が多かったことや借入金の返済等によるもの、投資有価証券の減少につきましては持分法適用関連会社の投資損失の計上によるもの及びその他(流動資産)の減少につきましては税金の還付等により未収債権が減少したこと等によるものであります。

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比10.2%減の381,206千円となりました。この主な要因は次のとおりであります。

1年内返済予定の長期借入金を含む長期借入金の返済が33,000千円あったことや支払債務の減少によりその他(流動負債)が12,732千円減少したこと等によるものであります。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比11.8%減の1,717,861千円となりました。この要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が230,595千円減少したことによるものであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比べ164,548千円減少し809,908千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により支出した資金は129,019千円(前年同期は163,806千円の支出)となりました。

この主な要因は、売掛債権の減少(回収)18,865千円、資金支出項目ではない持分法による投資損失49,324千円の計上といった資金増加要因の一方、税金等調整前四半期純損失228,037千円の計上が資金支出の大きな要因となっております。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により支出した資金は8,970千円(前年同期は9,178千円の支出)となりました。

この主な要因は、定期預金等の預入による支出9,000千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により支出した資金は23,000千円(前年同期は67,090千円の支出)となりました。

この主な要因は、長期借入金の返済による支出33,000千円等によるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は138,986千円であります。

 

(6) 主要な設備

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

第3 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

 

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

20,000,000

20,000,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

第2四半期会計期間
末現在発行数(株)
(2020年9月30日)

提出日現在
発行数(株)
(2020年11月13日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

9,314,590

9,314,590

東京証券取引所
JASDAQ
(グロ-ス)

単元株式数100株
完全議決権株式であり、権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式

9,314,590

9,314,590

 

 (注)  提出日現在発行数には、2020年11月1日からこの四半期報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は、含まれておりません。

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

該当事項はありません。

 

② 【その他の新株予約権等の状況】

該当事項はありません。

 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

 

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(株)

発行済株式
総数残高
(株)

資本金増減額
(千円)

資本金残高
(千円)

資本準備金
増減額
(千円)

資本準備金
残高
(千円)

2020年9月30日

9,314,590

3,029,041

2,061,421

 

(注) 2016年12月1日に提出した有価証券届出書に記載した「手取金の使途」につきまして、その使途の金額及び支出予定時期を2019年12月20日開催の当社取締役会決議に基づき変更しておりましたが、2020年8月6日開催の取締役会決議に基づき再度、その資金使途、金額及び支出予定時期を下記のとおり変更しております。

(1) 変更の理由及び内容

当社は、2019年12月20日の取締役会決議により、資金使途の変更をいたしました。その後、「医薬品原料の製造工場の建設及び製造ライン設備(GMP準拠)購入資金」については、あらたな医薬品原薬候補の実用化の目途が立つまでは、不要となりました。しかしながら、当社グループの業績は、新型コロナウイルス感染の影響により2020年3月期の繁忙期から悪化し、2021年3月期までその影響は継続するため、今後の事業資金として350百万円程度、人工飼料の事業化に向けて、人材確保や他社と提携し共同研究するための資金として150百万円程度、抗HIV抗体を導出するための非臨床・臨床試験の研究開発資金として350百万円程度が必要となります。また、遺伝子組換えカイコ事業を軌道に乗せるための人材確保やノウハウを獲得するための開発資金として200百万円が必要となります。さらに、引き続き株式会社CUREDと共同し、あらたな医薬品シーズについて、研究開発を実施するための資金として550百万円必要となります。以上のことにより本変更を行うことといたしました。

 

(2) 調達した資金の具体的な使途

(2019年12月20日時点)

具体的な資金使途

金額(百万円)

支出予定時期

医薬品原料の生産管理をするためのノウハウや人材の確保および医薬品原料の製造工場の設計資金

200

2017年1月

~2018年12月

TGカイコ大量飼育に関わる機械装置及び設備の設計及び購入資金

300

2018年10月

~2021年3月

医薬品原料の製造工場の建設及び製造ライン設備(GMP準拠)購入資金

1,450

2021年9月

~2023年度中

桑の葉の確保および人工飼料の事業化に向けた、M&A又は提携パートナーの獲得活動資金

人工飼料の事業化に向けた、建設および設備購入資金

150

2020年10月

~2022年9月

合計

2,100

 

 

 

(変更後)

具体的な資金使途

金額(百万円)

支出予定時期

(完了)医薬品原料の生産管理をするためのノウハウや人材の確保および医薬品原料の製造工場の設計資金

200

2017年1月

~2018年12月

(完了)TGカイコ大量飼育に関わる機械装置及び設備の設計及び購入資金

300

2018年10月

~2021年3月

医薬品原料の製造工場の建設及び製造ライン設備(GMP準拠)購入資金

当社グループの事業資金

350

2020年7月

~2022年3月

人工飼料の事業化に向けた、共同研究資金

150

2020年4月

~2022年9月

抗HIV抗体の導出に向けた非臨床・臨床試験の研究開発資金

350

2020年4月

~2023年3月

遺伝子組換えカイコ事業を軌道に乗せるための人材確保やノウハウ獲得資金

200

2020年4月

~2023年3月

あらたな医薬品シーズの研究開発資金

550

2020年10月

~2023年9月

合   計

2,100

 

 

 

 

(5) 【大株主の状況】

   2020年9月30日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(株)

発行済株式(自己株式を
除く。)の総数に対する
所有株式数の割合(%)

清藤  勉

群馬県高崎市

1,123,700

12.07

株式会社トランスジェニック

福岡県福岡市中央区天神2丁目3-36

205,000

2.20

岩井化学薬品株式会社

東京都中央区日本橋本町3丁目2-10

200,000

2.15

BARATI RAHIM

東京都大田区

175,000

1.88

J.P. MORGAN BANK LUXEMBOURG S.A. 1300000(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)

東京都港区港南2丁目15-1 品川インターシティA棟

112,716

1.21

株式会社SBI証券

東京都港区六本木1丁目6-1

106,176

1.14

中沢 和美

神奈川県藤沢市

104,100

1.12

株式会社東和銀行

群馬県前橋市本町2丁目12-6

100,000

1.07

根岸 徹

群馬県邑楽郡板倉町

88,000

0.94

葛城 秀彦

大阪府大阪市都島区

55,000

0.59

2,269,692

24.37

 

 

(6) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

 

   2020年9月30日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

議決権制限株式(自己株式等)

議決権制限株式(その他)

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式

1,100

 

完全議決権株式(その他)

普通株式

9,308,800

 

93,088

単元株式数100株
権利内容に何ら限定のない当社における標準となる株式

単元未満株式

普通株式

4,690

 

発行済株式総数

9,314,590

総株主の議決権

93,088

 

(注)  「単元未満株式」には自己株式が30株含まれております。

 

② 【自己株式等】

   2020年9月30日現在

所有者の氏名
又は名称

所有者の住所

自己名義
所有株式数
(株)

他人名義
所有株式数
(株)

所有株式数
の合計
(株)

発行済株式総数
に対する所有
株式数の割合(%)

(自己所有株式)

株式会社免疫生物研究所

群馬県藤岡市中字東田1091番地1

1,100

1,100

0.01

1,100

1,100

0.01

 

 

2 【役員の状況】

該当事項はありません。