(注) 1.当社は四半期連結財務諸表を作成しておりますので、提出会社の主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期(当期)純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)において営まれている事業の内容について、重要な変更はありません。また、主要な関係会社についても異動はありません。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの経営成績は、以下のとおりとなりました。
(抗体関連事業)
・診断試薬サービス
当サービスの主力製品であるELISAキットの売上高は、国内外ともに、前年に比べ大幅に増加し、抗体の国内販売や試薬関連受託サービスについても前年に比べ増加いたしました。また、動物用体外診断用医薬品の牛海綿状脳症測定キット(BSEキット)は、前年並みに推移いたしました。
・検査サービス
当サービスの血中リポタンパク質プロファイリングサービス「LipoSEARCH」に関連する検査や臨床検査サービスは、前年を若干下回る結果となりました。
・TGカイコサービス
ラミニン(iMatrix-511)の纏まった販売により、前年に比べ増加いたしました。
以上により、当事業の売上高は、363,410千円(前年同期比24.8%増)となりました。
営業損益につきましては、人件費や製造コスト等が前年に比べ大幅に増加しましたが、利益率の高い自社製品の売上高が大幅に増加したことや、資本金の減少による税金コストが大幅に減少したことにより、前年に比べ大幅に増加いたしました。その結果、当事業の営業利益は、17,706千円(前年同期は46,537千円の営業損失)となりました。
(化粧品関連事業)
当事業における売上高は、国内通信販売が中心で、前年並みの2,106千円(前年同期比6.0%増)となりました。営業損益につきましては、販売費の抑制を図り営業損失3,079千円(前年同期は8,024千円の営業損失)となり、前年に比べ改善されました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。なお、第1四半期より報告セグメントの区分を変更しております(詳細は「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」の「2.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください)。
※遺伝子組換えカイコの研究開発費は、TGカイコサービスに含めております。
以上の結果、当社グループの連結売上高は、前年に比べ24.7%増の365,516千円となり、営業損益については、売上高の増加により、前年の54,561千円の営業損失から黒字化し、14,627千円の営業利益となりました。経常損益及び親会社株主に帰属する四半期純損益については、為替差益や前期引当てを行った貸倒引当金の戻し益を計上したことや前期において損益に大きな影響を及ぼしていた関係会社の持分法による投資損失等の影響が軽微だったため、それぞれ、前年の129,668千円の経常損失から黒字化し、30,639千円の経常利益、前年の136,168千円の親会社株主に帰属する四半期純損失から黒字化し、26,861千円の親会社株主に帰属する四半期純利益となりました。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比0.0%増の1,434,394千円となりました。この主な要因は当第2四半期連結会計年度末と前連結連結会計年度末での売上の増減等により受取手形及び売掛金が24,935千円減少した一方、現金及び預金が7,076千円、仕掛品が6,165千円、その他(投資その他の資産)が7,059千円それぞれ増加したこと等によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末比7.5%減少し、328,916千円となりました。この主な要因は、前連結会計年度に係る諸税金の納付により税金等の未払額が大きく減少したこと等により、その他(流動負債)が33,305千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末比2.5%増加し、1,105,478千円となりました。この主な要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比べ4,076千円増加し、566,074千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は7,081千円(前年同期は50,626千円の支出)となりました。
この主な要因は、収支状況が大きく改善し、税金等調整前四半期純利益が前期第2四半期連結累計期間は131,581千円の損失を計上しておりましたが、当第2四半期連結累計期間は29,869千円の利益を計上することができたこと、売上債権の回収が順調で24,935千円の資金増加につながったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は8,821千円(前年同期は63,950千円の支出)となりました。
この主な要因は、定期預金等の預入による支出9,000千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により獲得した資金は2,996千円(前年同期は2,995千円の獲得)となりました。
この主な要因は、短期借入金の純増減額5,000千円等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は63,064千円であります。
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
① 【ストックオプション制度の内容】
該当事項はありません。
② 【その他の新株予約権等の状況】
該当事項はありません。
該当事項はありません。
(注) 2023年6月29日開催の定時株主総会決議に基づき、資本金及び資本準備金を減少し、その他資本剰余金に振り替えております。また、同日付でその他資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補を行っております(減資割合98.3%)。
2023年9月30日現在
2023年9月30日現在
(注) 「単元未満株式」には自己株式が31株含まれております。
2023年9月30日現在
該当事項はありません。