第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

  当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間の世界経済は、米国経済において堅調さを維持するとともに、欧州においても緩やかな回復基調で推移しているものの、新興国においては経済の減速懸念が依然として継続しており、先行き不透明な状況で推移しました。わが国における経済状況においては、緩やかな持ち直しが持続しており、景気回復の兆しが見え始めております。
 当社グループが属する製薬業界におきましては、大型医薬品の特許切れに伴いジェネリック医薬品による代替が進み、大手製薬企業におけるオープンイノベーションが創薬研究の分野において主流となるなかで、次世代の収益の柱を広く社外から導入する動きが一段と激しさを増しており、当社が開発した医薬品候補化合物についても、全世界を対象とした開発・商業化の権利を製薬企業等に許諾するライセンス契約の締結という成果として表れております。
  このような状況下、当社グループは、キナーゼ阻害薬の創薬に係る創薬基盤技術の強化に取り組むなかで、創薬支援事業においては新規顧客の開拓や既存顧客への深耕を通して売上の拡大を目指すとともに、創薬事業においてはキナーゼ阻害薬の創製に係る研究開発、導出交渉等に積極的に取り組んでまいりました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は196,020千円(前年同四半期比13.0%減)、営業損失は113,649千円(前年同四半期は114,330千円の損失)、経常損失は113,591千円(前年同四半期は121,712千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は118,646千円(前年同四半期は11,485千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメント別の業績は次の通りです。

①創薬支援事業

  キナーゼタンパク質の販売、アッセイ開発、プロファイリング・スクリーニングサービス及びセルベースアッセイサービスの提供等により、創薬支援事業の売上高は196,020千円(前年同四半期比13.0%減)、営業利益は63,497千円(前年同四半期比17.2%減)となりました。売上高の内訳は、国内売上が119,563千円(前年同四半期比19.7%減)、北米地域は50,253千円(前年同四半期比9.8%減)、欧州地域は20,285千円(前年同四半期比43.5%増)、その他地域は5,917千円(前年同四半期比11.0%減)であります。

②創薬事業

当第1四半期連結累計期間の創薬事業において、売上高の計上はなく(前年同四半期は売上高の計上なし)、営業損失は177,147千円(前年同四半期は190,996千円の損失)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における総資産は2,411,443千円となり、前連結会計年度末と比べて154,852千円減少しました。その内訳は、現金及び預金の減少125,904千円、売掛金の減少9,629千円等であります。
  負債は729,775千円となり、前連結会計年度末と比べて97,198千円減少しました。その内訳は、未払金の減少44,828千円、社債の減少14,000千円、長期借入金の減少35,565千円等であります。
  純資産は1,681,667千円となり、前連結会計年度末と比べて57,654千円減少しました。その内訳は、親会社株主に帰属する四半期純損失118,646千円の計上、資本金の増加31,918千円、資本剰余金の増加31,877千円等であります。
  また、自己資本比率は69.5%(前連結会計年度末は67.6%)となりました。

 

(3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は130,856千円であります。

また、当第1四半期連結累計期間におけるセグメント別の研究開発費は以下のとおりであります。

創薬事業

129,275

千円

創薬支援事業

1,580

千円