第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当社グループの当連結会計年度(以下「当期」)の設備投資につきましては、新製品の開発対応、生産能力増強等を主目的に、特に当社グループの中核事業であるデジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業に重点的に投資を実施いたしました。この結果、当期の設備投資の総額は、41,629百万円となりました。

主な投資対象は、デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業の機械装置、金型、その他工具器具備品、インダストリー事業の機械装置、画像ソリューション事業の機械装置、その他工具器具備品、全社におけるIT関連及び建物等管理業務用設備であります。

所要資金につきましては、いずれの投資も主に自己資金にて充当いたしました。

重要な設備の売却、撤去又は減失はありません。

セグメントの名称

設備投資金額(百万円)

主な設備投資の目的・内容

デジタルワークプレイス事業

23,396

複合機、デジタル印刷システム機器及び関連消耗品生産設備の拡充、新製品対応、IT関連

プロフェッショナルプリント事業

インダストリー事業

5,715

機能性フィルム、産業用インクジェットヘッド及び計測機器の生産設備及び研究開発設備の拡充、新製品対応

画像ソリューション事業

5,379

ヘルスケア、画像IoT及び映像関連の新製品対応、IT関連、生産設備及び研究開発設備の拡充

 報告セグメント計

34,492

 

プレシジョンメディシン事業(非継続事業)

3,216

新製品対応、IT関連、ラボ機能増強

その他

36

 

全社(共通)

3,883

IT関連、研究開発設備及び管理業務用設備の拡充

合計

41,629

 

(注1)デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業につきましては、共通の設備を使用しているため合算しております。

(注2)当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記6 事業セグメント」に記載のとおりであります。

 

2【主要な設備の状況】

(1)提出会社

2025年3月31日現在

 

セグメントの名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員

(人)

(注6)

建物及び

構築物

機械装置

及び

運搬具

土地

(面積千㎡)

その他

(注3)

合計

デジタルワークプレイス事業

生産・研究開発・営業用設備

1,250

2,173

(-)

8,905

12,328

1,646

プロフェッショナル

プリント事業

インダストリー事業

1,711

7,606

(-)

8,886

18,204

1,011

画像ソリューション事業

3

6

(-)

1,225

1,235

529

報告セグメント計

2,965

9,786

(-)

19,017

31,768

3,186

プレシジョンメディシン事業

(非継続事業)

研究開発用設備

0

(-)

0

0

34

(4)

全社(共通)

事業用土地・建物、研究開発用設備

33,988

736

39,081

(622)

48,221

122,028

702

合計

36,954

10,522

39,081

(622)

67,238

153,797

3,922

(注1)現在休止中の主要な設備はありません。

(注2)帳簿価額は、IFRSに基づく金額を記載しております。

(注3)帳簿価額の「その他」は、工具器具及び備品、建設仮勘定、使用権資産及びソフトウェア等の合計であります。

(注4)デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業については、共通の設備を使用しているため合算しております。

(注5)連結会社以外からの賃借設備で主要なものは、提出会社における東京サイトの一部の土地であり、当該土地の賃借料は年間699百万円、面積は199千㎡であります。

(注6)従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書きしております。

(注7)当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記6 事業セグメント」に記載のとおりであります。

 

(2)国内子会社

2025年3月31日現在

 

会社名

(所在地)

セグメントの

名称

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業員

(人)

(注4)

建物及び

構築物

機械装置

及び

運搬具

土地

(面積

 千㎡)

その他

(注3)

合計

㈱コニカミノルタ

サプライズ

(山梨県甲府市)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業

情報機器用消耗品

生産設備

1,785

2,876

554

(46)

4,340

9,556

259

(34)

コニカミノルタ

メカトロニクス㈱

(愛知県豊川市ほか)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業

情報機器用生産設備

4,715

1,506

534

(10)

692

7,449

408

(105)

コニカミノルタ

ジャパン㈱

(東京都港区ほか)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業等

営業用設備

482

0

(0)

8,899

9,382

2,676

コニカミノルタ

テクノプロダクト㈱

(埼玉県狭山市)

画像ソリューション事業

ヘルスケア用機器等

生産設備

778

417

(-)

192

1,387

219

(35)

コニカミノルタ

ケミカル㈱

(静岡県袋井市)

インダスト

リー事業

産業用材料生産設備

288

327

742

(63)

107

1,465

55

(11)

 

(注1)現在休止中の主要な設備はありません。

(注2)帳簿価額は、IFRSに基づく金額を記載しております。

(注3)帳簿価額の「その他」は、工具器具及び備品、建設仮勘定、賃貸用資産、使用権資産及びソフトウェア等の合計であります。

(注4)従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書きしております。

(注5)当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記6 事業セグメント」に記載のとおりであります。

 

(3)在外子会社

2025年3月31日現在

 

会社名

(所在地)

セグメントの

名称

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業員

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び

運搬具

土地

(面積

 千㎡)

その他

(注2)

合計

Konica Minolta

Business Technologies

(DONGGUAN)Co., Ltd.

(東莞市 中国)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業

情報機器

生産設備

1,363

216

(-)

2,265

3,845

2,096

Konica Minolta

Business Technologies

(WUXI)Co., Ltd.

(無錫市 中国)

(注3)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業

情報機器

生産設備

512

195

(-)

849

1,557

10

Konica Minolta

Business Technologies

(Malaysia) Sdn. Bhd.

(Melaka, Malaysia)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業

情報機器

生産設備

5,702

285

(-)

2,819

8,807

3,079

Konica Minolta

Business Solutions

U.S.A.,Inc.

(New Jersey, U.S.A.)

(注4)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業

営業用設備

2,334

156

(85)

32,243

34,735

5,318

Konica Minolta

Business Solutions

Europe GmbH

(Langenhagen, Germany)

デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業等

営業用設備

2,518

1

618

(51)

6,991

10,129

299

(注1)帳簿価額は、IFRSに基づく金額を記載しております。

(注2)帳簿価額の「その他」は、工具器具及び備品、建設仮勘定、賃貸用資産、使用権資産及びソフトウェア等の合計であります。

(注3)Konica Minolta Business Technologies(WUXI)Co., Ltd.は2025年2月末に生産活動を終了し、現在清算手続き中であります。

(注4)Konica Minolta Business Solutions U.S.A.,Inc.の「その他」で主要なものは、使用権資産20,164百万円であります。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

 当社グループの設備投資については、生産計画、需要予測、利益に対する投資割合等を総合的に勘案して計画しております。特に、デジタルワークプレイス事業及びプロフェッショナルプリント事業並びにインダストリー事業に重点的に設備投資を行っていく所存であります。

 2025年3月31日現在において計画している当連結会計年度後1年間の重要な設備投資計画(新設・拡充)は次のとおりであります。

 

セグメントの名称

設備投資計画金額(百万円)

主な設備投資の目的・内容

デジタルワークプレイス事業

24,000

複合機、デジタル印刷システム機器及び関連消耗品生産設備の拡充、新製品対応、IT関連

プロフェッショナルプリント事業

インダストリー事業

12,100

機能性フィルム、産業用インクジェットヘッド及び計測機器の生産設備及び研究開発設備の拡充、新製品対応

画像ソリューション事業

3,500

ヘルスケア、画像IoT及び映像関連の新製品対応、IT関連、生産設備及び研究開発設備の拡充

 報告セグメント計

39,600

 

全社(共通)

5,400

IT関連、研究開発設備及び管理業務用設備の拡充

合計

45,000

 

(注1)デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業につきましては、共通の設備を使用しているため合算しております。

(注2)当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記6 事業セグメント」に記載のとおりであります。