第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

1,200,000,000

1,200,000,000

 

 

②【発行済株式】

種類

事業年度末現在

発行数(株)

(2025年3月31日)

提出日現在

発行数(株)

(2025年6月13日)

上場金融商品取引所

名又は登録認可金融

商品取引業協会名

内容

普通株式

502,664,337

502,664,337

東京証券取引所

プライム市場

単元株式数は100株であります。

502,664,337

502,664,337

 

 

(2)【新株予約権等の状況】

①【ストックオプション制度の内容】

 当社は会社法第238条及び第240条の規定に基づき、2012年8月7日の当社代表執行役社長の決定により、当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役に対し、株式報酬型ストックオプションとして募集新株予約権を2012年8月22日に発行しております。

 

事業年度末現在

(2025年3月31日)

提出日の前月末現在

(2025年5月31日)

決議年月日

2012年8月7日

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役3名(社外取締役を除く)及び執行役22名、合計25名

尚、執行役22名のうち、取締役兼執行役は4名

新株予約権の数(個)(注1)

20

同左

新株予約権のうち自己新株予約権の数

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)(注1)

10,000

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)(注2)

1個当たり500

(1株当たり1)

同左

新株予約権の行使期間

2012年8月23日~

2032年6月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格       518

資本組入額     259

同左

新株予約権の行使の条件

(注3)

(注3)

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとしております。但し、新株予約権者が死亡した際の当該新株予約権の相続人又は受遺者への移転を除いております。

同左

代用払込みに関する事項

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注4)

(注4)

新株予約権の取得条項に関する事項

(注5)

(注5)

(注1)新株予約権1個当たりの目的となる株式数は500株としております。

なお、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、本新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていないものについて、次の算式により、その目的となる株式の数を調整するものとし、調整の結果生ずる1株未満の端数は、これを切り捨てております。

 

調整後株式数=調整前株式数×分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適切に株式数の調整を行うことができるものとしております。

 

(注2)本新株予約権の行使の目的となる株式1株当たりの払込金額(以下、「行使価額」という。)は1円としております。

新株予約権発行日後に、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額の調整を行い、調整により生ずる1円未満の端数は、これを切り上げております。

 

調整後行使価額=調整前行使価額×1/分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲において行使価額の調整を行うことができるものとしております。

 

(注3)(1)新株予約権者は、当社の取締役、執行役又は執行役員のうちそのいずれの地位も有さなくなった日の翌日から1年経過した日(以下、「権利行使開始日」という。)から5年を経過する日までの間に限り新株予約権を行使することができるものとしております。

(2)前記(1)にかかわらず、新株予約権者は、以下の①、②に定める場合(但し、②については、(注4)の組織再編成行為時の取扱いに従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとしております。

①2031年6月30日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2031年7月1日より2032年6月30日まで

②当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社取締役会の決議がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

(3)新株予約権の全個数又は一部個数を行使することができるものとしております。但し、各新株予約権1個当たりの一部行使は認められておりません。

(4)新株予約権の行使のその他の条件は、取締役会又は取締役会の決議による委任を受けた執行役が決定することとなっております。

 

(注4)組織再編成行為時の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編成行為」という。)をする場合には、当該組織再編成行為の効力発生の直前において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」という。)を有する新株予約権者に対し、それぞれの組織再編成行為の場合につき会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下「再編成対象会社」という。)の新株予約権を、以下の条件に基づきそれぞれ交付することとしております。この場合、残存新株予約権は消滅し、再編成対象会社は新株予約権を新たに発行するものとしております。なお、本取扱いが適用されるのは、以下の条件に従って再編成対象会社の新株予約権を交付する旨を、当該組織再編成行為に係る吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとしております。

(1)交付する再編成対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとしております。

(2)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の種類

再編成対象会社の普通株式としております。

(3)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数

組織再編成行為の条件等を勘案の上、決定することとしております。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、再編成後払込金額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数を乗じて得られる金額としております。なお、再編成後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編成対象会社の株式1株当たり1円としております。

(5)新株予約権を行使することができる期間

新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編成行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとしております。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

以下に準じて決定しております。

①新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとしております。

②新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額としております。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編成対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとしております。

(8)新株予約権の取得条項

(注5)の新株予約権の取得条項に準じて決定することとしております。

 

(注5)新株予約権の取得条項

当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、当社が分割会社となる分割契約書もしくは分割計画書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合は、取締役会又は執行役が別途定める日に、当社は新株予約権を無償にて取得することができるものとしております。

 

 当社は会社法第238条及び第240条の規定に基づき、2013年8月7日の当社代表執行役社長の決定により、当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役に対し、株式報酬型ストックオプションとして募集新株予約権を2013年8月22日に発行しております。

 

事業年度末現在

(2025年3月31日)

提出日の前月末現在

(2025年5月31日)

決議年月日

2013年8月7日

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役3名(社外取締役を除く)及び執行役24名、合計27名

尚、執行役24名のうち、取締役兼執行役は4名

新株予約権の数(個)(注1)

92

同左

新株予約権のうち自己新株予約権の数

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)(注1)

46,000

同左

新株予約権の行使時の払込金額(円)(注2)

1個当たり500

(1株当たり1)

同左

新株予約権の行使期間

2013年8月23日~

2043年6月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格       678

資本組入額     339

同左

新株予約権の行使の条件

(注3)

(注3)

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとしております。但し、新株予約権者が死亡した際の当該新株予約権の相続人又は受遺者への移転を除いております。

同左

代用払込みに関する事項

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注4)

(注4)

新株予約権の取得条項に関する事項

(注5)

(注5)

(注1)新株予約権1個当たりの目的となる株式数は500株としております。

なお、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、本新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていないものについて、次の算式により、その目的となる株式の数を調整するものとし、調整の結果生ずる1株未満の端数は、これを切り捨てております。

 

調整後株式数=調整前株式数×分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適切に株式数の調整を行うことができるものとしております。

 

(注2)本新株予約権の行使の目的となる株式1株当たりの払込金額(以下、「行使価額」という。)は1円としております。

新株予約権発行日後に、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額の調整を行い、調整により生ずる1円未満の端数は、これを切り上げております。

 

調整後行使価額=調整前行使価額×1/分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲において行使価額の調整を行うことができるものとしております。

 

(注3)(1)新株予約権者は、当社の取締役、執行役又は執行役員のうちそのいずれの地位も有さなくなった日の翌日から1年経過した日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年を経過する日までの間に限り新株予約権を行使することができるものとしております。

(2)前記(1)にかかわらず、新株予約権者は、以下の①、②に定める場合(但し、②については、(注4)の組織再編成行為時の取扱いに従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとしております。

①2042年6月30日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2042年7月1日より2043年6月30日まで

②当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社取締役会の決議がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

(3)新株予約権の全個数又は一部個数を行使することができるものとしております。但し、各新株予約権1個当たりの一部行使は認められておりません。

(4)新株予約権の行使のその他の条件は、取締役会又は取締役会の決議による委任を受けた執行役が決定することとなっております。

 

(注4)組織再編成行為時の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編成行為」という。)をする場合には、当該組織再編成行為の効力発生の直前において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」という。)を有する新株予約権者に対し、それぞれの組織再編成行為の場合につき会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下「再編成対象会社」という。)の新株予約権を、以下の条件に基づきそれぞれ交付することとしております。この場合、残存新株予約権は消滅し、再編成対象会社は新株予約権を新たに発行するものとしております。なお、本取扱いが適用されるのは、以下の条件に従って再編成対象会社の新株予約権を交付する旨を、当該組織再編成行為に係る吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとしております。

(1)交付する再編成対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとしております。

(2)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の種類

再編成対象会社の普通株式としております。

(3)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数

組織再編成行為の条件等を勘案の上、決定することとしております。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、再編成後払込金額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数を乗じて得られる金額としております。なお、再編成後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編成対象会社の株式1株当たり1円としております。

(5)新株予約権を行使することができる期間

新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編成行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとしております。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

以下に準じて決定しております。

①新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとしております。

②新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額としております。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編成対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとしております。

(8)新株予約権の取得条項

(注5)の新株予約権の取得条項に準じて決定することとしております。

 

(注5)新株予約権の取得条項

当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、当社が分割会社となる分割契約書もしくは分割計画書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合は、取締役会又は執行役が別途定める日に、当社は新株予約権を無償にて取得することができるものとしております。

 

 当社は会社法第238条及び第240条の規定に基づき、2014年8月27日の当社代表執行役社長の決定により、当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役に対し、株式報酬型ストックオプションとして募集新株予約権を2014年9月11日に発行しております。

 

事業年度末現在

(2025年3月31日)

提出日の前月末現在

(2025年5月31日)

決議年月日

2014年8月27日

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役3名(社外取締役を除く)及び執行役18名、合計21名

尚、執行役18名のうち、取締役兼執行役は4名

新株予約権の数(個)(注1)

465

389

新株予約権のうち自己新株予約権の数

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)(注1)

46,500

38,900

新株予約権の行使時の払込金額(円)(注2)

1個当たり100

(1株当たり1)

同左

新株予約権の行使期間

2014年9月12日~

2044年6月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格     1,068

資本組入額      534

同左

新株予約権の行使の条件

(注3)

(注3)

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとしております。但し、新株予約権者が死亡した際の当該新株予約権の相続人又は受遺者への移転を除いております。

同左

代用払込みに関する事項

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注4)

(注4)

新株予約権の取得条項に関する事項

(注5)

(注5)

(注1)新株予約権1個当たりの目的となる株式数は100株としております。

なお、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、本新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていないものについて、次の算式により、その目的となる株式の数を調整するものとし、調整の結果生ずる1株未満の端数は、これを切り捨てております。

 

調整後株式数=調整前株式数×分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適切に株式数の調整を行うことができるものとしております。

 

(注2)本新株予約権の行使の目的となる株式1株当たりの払込金額(以下、「行使価額」という。)は1円としております。

新株予約権発行日後に、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額の調整を行い、調整により生ずる1円未満の端数は、これを切り上げております。

 

調整後行使価額=調整前行使価額×1/分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲において行使価額の調整を行うことができるものとしております。

 

(注3)(1)新株予約権者は、当社の取締役、執行役又は執行役員のうちそのいずれの地位も有さなくなった日の翌日から1年経過した日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年を経過する日までの間に限り新株予約権を行使することができるものとしております。

(2)前記(1)にかかわらず、新株予約権者は、以下の①、②に定める場合(但し、②については、(注4)の組織再編成行為時の取扱いに従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとしております。

①2043年6月30日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2043年7月1日より2044年6月30日まで

②当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社取締役会の決議がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

(3)新株予約権の全個数又は一部個数を行使することができるものとしております。但し、各新株予約権1個当たりの一部行使は認められておりません。

(4)新株予約権の行使のその他の条件は、取締役会又は取締役会の決議による委任を受けた執行役が決定することとなっております。

 

(注4)組織再編成行為時の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編成行為」という。)をする場合には、当該組織再編成行為の効力発生の直前において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」という。)を有する新株予約権者に対し、それぞれの組織再編成行為の場合につき会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下「再編成対象会社」という。)の新株予約権を、以下の条件に基づきそれぞれ交付することとしております。この場合、残存新株予約権は消滅し、再編成対象会社は新株予約権を新たに発行するものとしております。なお、本取扱いが適用されるのは、以下の条件に従って再編成対象会社の新株予約権を交付する旨を、当該組織再編成行為に係る吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとしております。

(1)交付する再編成対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとしております。

(2)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の種類

再編成対象会社の普通株式としております。

(3)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数

組織再編成行為の条件等を勘案の上、決定することとしております。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、再編成後払込金額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数を乗じて得られる金額としております。なお、再編成後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編成対象会社の株式1株当たり1円としております。

(5)新株予約権を行使することができる期間

新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編成行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとしております。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

以下に準じて決定しております。

①新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとしております。

②新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額としております。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編成対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとしております。

(8)新株予約権の取得条項

(注5)の新株予約権の取得条項に準じて決定することとしております。

 

(注5)新株予約権の取得条項

当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、当社が分割会社となる分割契約書もしくは分割計画書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合は、取締役会又は執行役が別途定める日に、当社は新株予約権を無償にて取得することができるものとしております。

 

 当社は会社法第238条及び第240条の規定に基づき、2015年8月3日の当社代表執行役社長の決定により、当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役に対し、株式報酬型ストックオプションとして募集新株予約権を2015年8月18日に発行しております。

 

事業年度末現在

(2025年3月31日)

提出日の前月末現在

(2025年5月31日)

決議年月日

2015年8月3日

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役3名(社外取締役を除く)及び執行役19名、合計22名

尚、執行役19名のうち、取締役兼執行役は4名

新株予約権の数(個)(注1)

405

356

新株予約権のうち自己新株予約権の数

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)(注1)

40,500

35,600

新株予約権の行使時の払込金額(円)(注2)

1個当たり100

(1株当たり1)

同左

新株予約権の行使期間

2015年8月19日~

2045年6月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格     1,148

資本組入額      574

同左

新株予約権の行使の条件

(注3)

(注3)

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとしております。但し、新株予約権者が死亡した際の当該新株予約権の相続人又は受遺者への移転を除いております。

同左

代用払込みに関する事項

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注4)

(注4)

新株予約権の取得条項に関する事項

(注5)

(注5)

(注1)新株予約権1個当たりの目的となる株式数は100株としております。

なお、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、本新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていないものについて、次の算式により、その目的となる株式の数を調整するものとし、調整の結果生ずる1株未満の端数は、これを切り捨てております。

 

調整後株式数=調整前株式数×分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適切に株式数の調整を行うことができるものとしております。

 

(注2)本新株予約権の行使の目的となる株式1株当たりの払込金額(以下、「行使価額」という。)は1円としております。

新株予約権発行日後に、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額の調整を行い、調整により生ずる1円未満の端数は、これを切り上げております。

 

調整後行使価額=調整前行使価額×1/分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲において行使価額の調整を行うことができるものとしております。

 

(注3)(1)新株予約権者は、当社の取締役、執行役又は執行役員のうちそのいずれの地位も有さなくなった日の翌日から1年経過した日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年を経過する日までの間に限り新株予約権を行使することができるものとしております。

(2)前記(1)にかかわらず、新株予約権者は、以下の①、②に定める場合(但し、②については、(注4)の組織再編成行為時の取扱いに従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとしております。

①2044年6月30日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2044年7月1日より2045年6月30日まで

②当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社取締役会の決議がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

(3)新株予約権の全個数又は一部個数を行使することができるものとしております。但し、各新株予約権1個当たりの一部行使は認められておりません。

(4)新株予約権の行使のその他の条件は、取締役会又は取締役会の決議による委任を受けた執行役が決定することとなっております。

 

(注4)組織再編成行為時の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編成行為」という。)をする場合には、当該組織再編成行為の効力発生の直前において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」という。)を有する新株予約権者に対し、それぞれの組織再編成行為の場合につき会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下「再編成対象会社」という。)の新株予約権を、以下の条件に基づきそれぞれ交付することとしております。この場合、残存新株予約権は消滅し、再編成対象会社は新株予約権を新たに発行するものとしております。なお、本取扱いが適用されるのは、以下の条件に従って再編成対象会社の新株予約権を交付する旨を、当該組織再編成行為に係る吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとしております。

(1)交付する再編成対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとしております。

(2)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の種類

再編成対象会社の普通株式としております。

(3)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数

組織再編成行為の条件等を勘案の上、決定することとしております。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、再編成後払込金額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数を乗じて得られる金額としております。なお、再編成後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編成対象会社の株式1株当たり1円としております。

(5)新株予約権を行使することができる期間

新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編成行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとしております。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

以下に準じて決定しております。

①新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとしております。

②新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額としております。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編成対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとしております。

(8)新株予約権の取得条項

(注5)の新株予約権の取得条項に準じて決定することとしております。

 

(注5)新株予約権の取得条項

当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、当社が分割会社となる分割契約書もしくは分割計画書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合は、取締役会又は執行役が別途定める日に、当社は新株予約権を無償にて取得することができるものとしております。

 

 当社は会社法第238条及び第240条の規定に基づき、2016年8月16日の当社代表執行役社長の決定により、当社の取締役(社外取締役を除く)、執行役及びグループ業務執行役員に対し、株式報酬型ストックオプションとして募集新株予約権を2016年8月31日に発行しております。

 

事業年度末現在

(2025年3月31日)

提出日の前月末現在

(2025年5月31日)

決議年月日

2016年8月16日

付与対象者の区分及び人数(名)

取締役3名(社外取締役を除く)、執行役19名及びグループ業務執行役員5名、合計27名

尚、執行役19名のうち、取締役兼執行役は3名

新株予約権の数(個)(注1)

823

745

新株予約権のうち自己新株予約権の数

新株予約権の目的となる株式の種類

普通株式

同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)(注1)

82,300

74,500

新株予約権の行使時の払込金額(円)(注2)

1個当たり100

(1株当たり1)

同左

新株予約権の行使期間

2016年9月1日~

2046年6月30日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格     687

資本組入額    344

同左

新株予約権の行使の条件

(注3)

(注3)

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当社取締役会の承認を要するものとしております。但し、新株予約権者が死亡した際の当該新株予約権の相続人又は受遺者への移転を除いております。

同左

代用払込みに関する事項

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項

(注4)

(注4)

新株予約権の取得条項に関する事項

(注5)

(注5)

(注1)新株予約権1個当たりの目的となる株式数は100株としております。

なお、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、本新株予約権のうち、当該株式分割又は株式併合の時点で行使されていないものについて、次の算式により、その目的となる株式の数を調整するものとし、調整の結果生ずる1株未満の端数は、これを切り捨てております。

 

調整後株式数=調整前株式数×分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて株式数の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲で適切に株式数の調整を行うことができるものとしております。

 

(注2)本新株予約権の行使の目的となる株式1株当たりの払込金額(以下、「行使価額」という。)は1円としております。

新株予約権発行日後に、当社が株式分割又は株式併合を行う場合は、次の算式により行使価額の調整を行い、調整により生ずる1円未満の端数は、これを切り上げております。

 

調整後行使価額=調整前行使価額×1/分割又は併合の比率

 

当社が、他社と合併する場合、会社分割を行う場合、資本減少を行う場合、その他これらの場合に準じて行使価額の調整を必要とする場合には、当社は合理的な範囲において行使価額の調整を行うことができるものとしております。

 

(注3)(1)新株予約権者は、当社の取締役、執行役又は執行役員のうちそのいずれの地位も有さなくなった日の翌日から1年経過した日(以下、「権利行使開始日」という。)から10年を経過する日までの間に限り新株予約権を行使することができるものとしております。

(2)前記(1)にかかわらず、新株予約権者は、以下の①、②に定める場合(但し、②については、(注4)の組織再編成行為時の取扱いに従って新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される場合を除く。)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できるものとしております。

①2045年6月30日に至るまでに権利行使開始日を迎えなかった場合

2045年7月1日より2046年6月30日まで

②当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、当社取締役会の決議がなされた場合)

当該承認日の翌日から15日間

(3)新株予約権の全個数又は一部個数を行使することができるものとしております。但し、各新株予約権1個当たりの一部行使は認められておりません。

(4)新株予約権の行使のその他の条件は、取締役会又は取締役会の決議による委任を受けた執行役が決定することとなっております。

 

(注4)組織再編成行為時の取扱い

当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る。)、吸収分割もしくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る。)、又は株式交換もしくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る。)(以上を総称して以下、「組織再編成行為」という。)をする場合には、当該組織再編成行為の効力発生の直前において残存する新株予約権(以下「残存新株予約権」という。)を有する新株予約権者に対し、それぞれの組織再編成行為の場合につき会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下「再編成対象会社」という。)の新株予約権を、以下の条件に基づきそれぞれ交付することとしております。この場合、残存新株予約権は消滅し、再編成対象会社は新株予約権を新たに発行するものとしております。なお、本取扱いが適用されるのは、以下の条件に従って再編成対象会社の新株予約権を交付する旨を、当該組織再編成行為に係る吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めた場合に限るものとしております。

(1)交付する再編成対象会社の新株予約権の数

新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付するものとしております。

(2)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の種類

再編成対象会社の普通株式としております。

(3)新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数

組織再編成行為の条件等を勘案の上、決定することとしております。

(4)新株予約権の行使に際して出資される財産の価額

交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、再編成後払込金額に上記(3)に従って決定される当該各新株予約権の目的である再編成対象会社の株式の数を乗じて得られる金額としております。なお、再編成後払込金額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編成対象会社の株式1株当たり1円としております。

(5)新株予約権を行使することができる期間

新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編成行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、新株予約権を行使することができる期間の満了日までとしております。

(6)新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項

以下に準じて決定しております。

①新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条第1項に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとしております。

②新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本準備金の額は、上記①記載の資本金等増加限度額から上記①に定める増加する資本金の額を減じた額としております。

(7)譲渡による新株予約権の取得の制限

譲渡による新株予約権の取得については、再編成対象会社の取締役会の決議による承認を要するものとしております。

(8)新株予約権の取得条項

(注5)の新株予約権の取得条項に準じて決定することとしております。

 

(注5)新株予約権の取得条項

当社が消滅会社となる合併契約書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、当社が分割会社となる分割契約書もしくは分割計画書承認の議案が当社株主総会で承認された場合、又は当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の議案もしくは株式移転計画書承認の議案につき当社株主総会で承認された場合は、取締役会又は執行役が別途定める日に、当社は新株予約権を無償にて取得することができるものとしております。

 

②【ライツプランの内容】

 該当事項はありません。

 

③【その他の新株予約権等の状況】

 該当事項はありません。

 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

 該当事項はありません。

 

(4)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式

総数増減数

(株)(注)

発行済株式

総数残高

(株)

資本金増減額

(百万円)

資本金残高

(百万円)

資本準備金

増減額

(百万円)

資本準備金

残高

(百万円)

2015年6月30日

△9,000,000

502,664,337

37,519

135,592

(注)自己株式の消却による減少であります。

 

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2025年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の

状況(株)(注1)

(注2)

(注3)

政府及び地方公共団体

金融機関

(注1)

金融商品取引業者

その他の法人

(注2)

外国法人等

個人

その他

(注3)

個人以外

個人

株主数

(人)

51

34

439

358

134

70,026

71,042

所有株式数

(単元)

2,049,937

130,420

96,874

1,900,970

1,173

842,996

5,022,370

427,337

所有株式数の割合(%)

40.82

2.60

1.93

37.85

0.02

16.78

100

(注1)「金融機関」及び「単元未満株式の状況」の欄には、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式が、それぞれ19,560単元及び64株含まれております。

(注2)「その他の法人」及び「単元未満株式の状況」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が、それぞれ159単元及び36株含まれております。

(注3) 自己株式5,881,655株は、「個人その他」の欄に58,816単元及び「単元未満株式の状況」の欄に55株含まれております。

 

(6)【大株主の状況】

 

 

2025年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数

(千株)

発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%)

日本マスタートラスト信託銀行株式会社

(信託口)

東京都港区赤坂1-8-1赤坂インターシティAIR

84,039

16.92

株式会社日本カストディ銀行(信託口)

東京都中央区晴海1-8-12

49,044

9.87

BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG (FE-AC)

(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)

PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM

(東京都千代田区丸の内1-4-5 決済事業部)

16,121

3.25

GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL

(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)

 

PLUMTREE COURT, 25 SHOE LANE, LONDON EC4A 4AU, U.K.

(東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズステーションタワー)

11,909

2.40

株式会社SMBC信託銀行

(株式会社三井住友銀行退職給付信託口)

東京都千代田区丸の内1-3-2

11,875

2.39

日本生命保険相互会社

(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)

東京都千代田区丸の内1-6-6

(東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR)

10,809

2.18

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223

(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)

 

P.O.BOX 351 BOSTON MASSACHUSETTS 02101 U.S.A

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

10,652

2.14

STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103

(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)

ONE CONGRESS STREET, SUITE 1, BOSTON MASSACHUSETTS

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

9,596

1.93

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内1-4-5

9,519

1.92

JP MORGAN CHASE BANK 385632

(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部)

 

25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM

(東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟)

9,277

1.87

222,845

44.86

 

(注1)2024年7月29日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、株式会社三菱UFJ銀行及び共同保有者2社が2024年7月22日現在、当社株式を以下のとおり保有している旨の記載があるものの、当社として2025年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、株主名簿上の所有株式数を上記大株主の状況に記載しております。

なお、変更報告書の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等の保有割合

(%)

株式会社三菱UFJ銀行

東京都千代田区丸の内1-4-5

18,089

3.60

三菱UFJ信託銀行株式会社

東京都千代田区丸の内1-4-5

12,831

2.55

三菱UFJアセットマネジメント株式会社

東京都港区東新橋1-9-1

5,179

1.03

36,099

7.18

 

(注2)2024年2月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社及び共同保有者1社が2024年2月15日現在、当社株式を以下のとおり保有している旨の記載があるものの、当社として2025年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、変更報告書の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等の保有割合

(%)

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社

東京都港区芝公園1-1-1

17,931

3.57

日興アセットマネジメント株式会社

東京都港区赤坂9-7-1

12,364

2.46

30,296

6.03

 

(注3)2024年10月22日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディーが2024年10月15日現在、当社株式を以下のとおり保有している旨の記載があるものの、当社として2025年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等の保有割合

(%)

エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(Effissimo Capital Management Pte. Ltd.)

260 オーチャードロード #12-06 ザヒーレン シンガポール 238855(260 Orchard Road #12-06 The Heeren Singapore 238855)

29,192

5.81

 

(注4)2025年2月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、ノムラ インターナショナル ピーエルシー及び共同保有者1社が2025年1月31日現在、当社株式を以下のとおり保有している旨の記載があるものの、当社として2025年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等の保有割合

(%)

ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC)

1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom

1,822

0.36

野村アセットマネジメント株式会社

東京都江東区豊洲2-2-1

23,375

4.65

25,198

5.01

 

(注5)2024年12月6日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書において、三井住友DSアセットマネジメント株式会社及び共同保有者1社が2024年11月29日現在、当社株式を以下のとおり保有している旨の記載があるものの、当社として2025年3月31日時点における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。

なお、大量保有報告書の内容は以下のとおりであります。

氏名又は名称

住所

保有株券等の数(千株)

株券等の保有割合

(%)

三井住友DSアセットマネジメント株式会社

東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー26階

13,257

2.64

株式会社三井住友銀行

東京都千代田区丸の内1-1-2

11,875

2.36

25,133

5.00

 

 

(7)【議決権の状況】

①【発行済株式】

 

 

 

 

2025年3月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

無議決権株式

 

議決権制限株式(自己株式等)

 

議決権制限株式(その他)

 

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式

5,881,600

完全議決権株式(その他)

普通株式

496,355,400

4,963,554

単元未満株式

普通株式

427,337

1単元(100株)未満の株式

発行済株式総数

 

502,664,337

総株主の議決権

 

4,963,554

(注1)役員報酬BIP信託に係る信託口が所有する当社株式が、「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式に1,956,000株(議決権19,560個)「単元未満株式」欄の普通株式に64株含まれております。

(注2)証券保管振替機構名義の株式が、「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式に15,900株(議決権159個)、「単元未満株式」欄の普通株式に36株含まれております。

(注3)当社所有の自己保有株式が、「単元未満株式」欄の普通株式に55株含まれております。

 

②【自己株式等】

 

 

 

 

2025年3月31日現在

所有者の氏名又は名称

所有者の住所

自己名義所有株式数(株)

他人名義所有株式数(株)

所有株式数の合計(株)

発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%)

(自己保有株式)

コニカミノルタ㈱

東京都千代田区丸の内

2-7-2

5,881,600

-

5,881,600

1.17

5,881,600

-

5,881,600

1.17

 

(注)上記のほか、役員報酬BIP信託に係る信託口が所有する当社株式1,956,064株を財務諸表上、自己株式として処理しております。

 

(8)【役員・従業員株式所有制度の内容】

(株式報酬制度の概要)

 当社は、当社執行役、非執行の社内取締役、執行役員及び技術フェロー(以下「執行役等」)へのインセンティブプランとして、信託を活用した株式報酬制度(以下「本制度」)を導入しております。

 これは、中期業績目標達成に向けた動機付け、当該目標に対する結果の客観的かつ公正な報酬への反映、並びに中長期的な株主価値向上への貢献意欲を高めること等を目的としております。

 本制度については、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託(以下「本信託」)と称される仕組みを採用しております。当社は、執行役等の役位及び中期経営計画の業績目標達成度等に応じて、当社株式及び当社株式の換価処分金相当額の金銭(以下「当社株式等」)を執行役等に交付又は給付(以下「交付等」)いたします。

 当社は、2017年度から本制度を導入しており2023年以降も本制度を継続することを決定いたしました。本制度に基づき設定する本信託の延長後の信託期間は、2023年9月1日から2026年8月末日(予定)までとします。

 延長後の本制度は、2024年3月末日で終了する事業年度から2026年3月末日で終了する事業年度を対象として、執行役等の役位及び中期業績目標達成度、あるいは役位又は役割並びに在任年数等に応じて、当社株式等の交付等を行う株式報酬制度です。その後本信託の継続が行われた場合には、以降の中期経営計画に対応する事業年度をそれぞれ対象期間とします。

 

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① 当社は、本制度の継続に関し、執行役等の報酬に係る報酬委員会の決議及び代表執行役社長の決定を得ます。

② 当社は、本制度の継続にあたり、報酬委員会において、本制度に係る株式交付規程を改定します。

③ 当社は、①の報酬委員会及び代表執行役社長の決定で承認を受けた範囲内で金銭を受託者に拠出し、受益者要件

   を満たす執行役等を受益者とする本信託の信託期間を延長し、受託者に金銭を追加信託します。

④ 本信託は、信託管理人の指図に従い、③で拠出された金銭と既存の本信託に残存する金銭を原資として当社株式

   を株式市場から取得いたします。

⑤ 本信託内の当社株式に対しても、他の当社株式と同様に配当が行われます。

⑥ 本信託内の当社株式については、信託期間を通じ、議決権を行使しないものといたします。

⑦ 信託期間中、株式交付規程に従い、執行役等に役位及び中期業績目標の達成度等に応じたポイントが付与されま

   す。執行役等が受益者要件を満たした場合、本信託から、当該ポイント数に応じた株数の当社株式等について交

   付等が行われます。

⑧ 信託期間中の業績目標の未達成等により、信託期間満了時に残余株式が生じた場合、信託契約の変更及び追加信

   託を行うことにより本制度と同種のインセンティブプランとして本信託を継続利用し、又は本信託を継続利用し

   ない場合には、本信託から当社に当該残余株式を無償譲渡し、当社は取締役会決議によりその消却を行う予定で

   す。

⑨ 本信託終了時の残余財産は、信託金から株式取得資金を控除した範囲内で当社に帰属予定です。

2【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】

 会社法第155条第7号による普通株式の取得

(1)【株主総会決議による取得の状況】

 該当事項はありません。

 

(2)【取締役会決議による取得の状況】

 該当事項はありません。

 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

区分

株式数(株)

価額の総額(千円)

当事業年度における取得自己株式(注1)

3,311

1,693

当期間における取得自己株式(注1)(注2)

90

42

(注1)当事業年度及び当期間(2025年4月1日~2025年5月31日)における取得自己株式には、役員報酬BIP信託に係る信託口が取得した当社株式は含めておりません。

(注2)当期間(2025年4月1日~2025年5月31日)における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取による株式は含めておりません。

 

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度

(注1)

当期間

(注1)(注2)

株式数(株)

処分価額の総額

(千円)

株式数(株)

処分価額の総額

(千円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式

消却を行った取得自己株式

合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式

その他(新株予約権の権利行使に応じ処分した取得自己株式)

78,200

102,133

20,300

26,507

保有自己株式数

5,881,655

5,861,445

(注1)当事業年度及び当期間(2025年4月1日~2025年5月31日)における保有自己株式には、役員報酬BIP信託に係る信託口が保有する当社株式は含めておりません。

(注2)当期間(2025年4月1日~2025年5月31日)における保有自己株式数には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの自己株式の取得及び処分による株式数は含めておりません。

 

3【配当政策】

 剰余金の配当等の決定に関する方針といたしましては、連結業績や成長分野への投資、キャッシュ・フローなどを総合的に勘案し、配当を基本として利益還元の充実に努めることを基本方針としております。自己株式の取得につきましては、当社の財務状況や株価の推移等も勘案しつつ、利益還元策の一つとして適切に判断してまいります。

 また、当社は、会社法第459条第1項に基づき、剰余金の配当に係る決定機関を取締役会とする旨を定款で定めております。配当の回数につきましては会社として基本的な方針を定めておりませんが、定款上、毎年3月31日、9月30日及びその他の基準日に剰余金の配当ができることとしております。

 当事業年度の配当につきましては、会社業績や経営環境を踏まえ総合的に勘案した結果、誠に遺憾ではございますが、第2四半期末配当及び期末配当ともに見送ることといたしました。

 

4【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】

①コーポレート・ガバナンスの体制

1)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上に資するコーポレート・ガバナンスには、経営の執行における適切なリスクテイクを促す一方、執行に対する実効性の高い監督機能を確立し運用することが必要と考え、監督側の視点からコーポレート・ガバナンスの仕組みを構築しました。会社法上の機関設計としては、「委員会等設置会社」(現「指名委員会等設置会社」)を2003年に選択するとともに、属人性を排したシステムとして、コニカミノルタ流のガバナンスをこれまで追求してきました。当社のガバナンス体制に関する基本的な考え方は以下のとおりであります。

 ・経営の監督と執行を分離し、企業価値向上に資するべく経営の監督機能を確保する。

 ・株主の目線からの監督を担うことができる独立社外取締役を選任する。

 ・これらにより経営の透明性・健全性・効率性を向上する。

 

2)コーポレート・ガバナンスの体制の概要及び当該体制を採用する理由

ⅰ)現コーポレート・ガバナンス体制を採用する理由

当社は、実効性の高い監督機能を確保するとともに、業務の決定を執行役に大幅に委任して機動的な業務執行が可能である機関設計として「指名委員会等設置会社」を継続しております。また、取締役会及び指名・監査・報酬の三委員会並びに執行役については、コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方を基に実効的な運営を実現するため、それぞれ以下のように具体的に設計しております。

ⅱ)取締役会

取締役会は、当社の業務を決定し、かつ取締役及び執行役の職務の執行を監督するものでありますが、その役割及び責務に関して、「コーポレートガバナンス基本方針」において、以下のとおりまとめております。

・取締役会は、経営の監督を確保することにより、当社の持続的成長、企業価値の向上を実現していく。これらを通じて、執行役の適切なリスクテイクを支援する。

・取締役会は、経営理念及び経営ビジョンの下、戦略的な方向付けを行うことが主要な役割及び責務と考え、経営の基本方針等の建設的な議論に十分な時間を投入する。

・取締役会は、指名委員会等設置会社として法令上許される範囲で業務の決定を執行役に大幅に委任して機動的な業務執行を図る。取締役会は経営の基本方針等法令上取締役会の専決事項とされている事項に加え、一定金額以上の投資案件等グループ経営に多大な影響を与えうる限られた事項のみを決定する。

上述のガバナンス体制に関する基本的な考え方を具現化するべく、有価証券報告書提出日現在、以下のような対応をしております。

・独立社外取締役を取締役総数の過半数にする。

・原則、独立社外取締役から取締役会議長を選定する。

・経営の監督機能をより充実させるとともに、独立社外取締役との連携及び執行役との連絡・調整を強化するため、執行役を兼務しない社内取締役を1名以上置く。

・経営上重要な意思決定における審議をより充実させるため、代表執行役社長のほか、主要な職務を担当する執行役数名を取締役とする。

・取締役の知識・経験・能力のバランス、多様性については「産官学の分野における組織運営経験、又は技術、会計、法務等の専門性を有していること」「社外取締役については、出身の各分野における実績と識見を有していること」を選任基準において定める。

ⅲ)指名委員会・監査委員会・報酬委員会

指名委員会等設置会社として法定の指名、監査、報酬の三委員会を設置しており、上述のガバナンス体制に関する基本的な考え方を具現化するべく、有価証券報告書提出日現在、以下のような対応をしております。

・各委員会は、5名前後の委員で構成し、過半数を社外取締役とする。

・各委員会の委員長は、社外取締役の中から選定する。

・代表執行役社長を兼務する取締役は、指名委員、監査委員又は報酬委員のいずれにも選定しない

 なお、2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案し

ておりますが、当該議案が承認可決された場合も、上記ⅱ)及びⅲ)の対応に変更はありません。

 

有価証券報告書提出日現在の三委員会の構成は以下のとおりであり、2024年6月18日開催の取締役会にて各委員会の委員が選定され、同日の各委員会にて委員長が選定されました。

指名委員会

◎市川 晃程 近智峰岸 真澄澤田 拓子、鈴木 博幸

監査委員会

◎佐久間 総一郎市川 晃澤田 拓子、鈴木 博幸

報酬委員会

◎峰岸 真澄佐久間 総一郎市川 晃、鈴木 博幸

(注)表中の◎は委員長、下線は社外取締役であります。

 

 2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案しておりま

す。当該議案が承認可決された場合、当該定時株主総会後の取締役会において三委員会の委員が選定され、併せて

当該取締役会後の各委員会にて委員長が選定される予定です。その結果、各委員会の構成は以下のとおりとなる予

定であります。

指名委員会

◎峰岸 真澄佐久間 総一郎澤田 拓子新井 佐恵子河村 芳彦、鈴木 博幸

監査委員会

◎佐久間 総一郎新井 佐恵子河村 芳彦、鈴木 博幸

報酬委員会

◎河村 芳彦峰岸 真澄新井 佐恵子、鈴木 博幸

(注)表中の◎は委員長、下線は社外取締役であります。

ⅳ)コーポレートガバナンス委員会

コーポレートガバナンス委員会は、当事業年度に5回開催され、全ての回に委員全員が出席しました。主な委員会活動の実績としては、執行による過去の投資レビュー等をふまえ、社外取締役過半、及び取締役会議長を原則社外取締役から選定することを当社ルールとして明文化するなど、当社のコーポレートガバナンスを、将来にわたり持続可能な監督機能を担保する仕組みに強化する観点で議論を重ねました。また、4月28日に開催した委員会において2年間の活動レビューを実施し、設置当時の目的に対し一定の成果をあげたことを確認したことをもって、同日の取締役会にて2025年6月の定時株主総会終結の時をもって当委員会の活動を休止することを決定しました。将来再びコーポレートガバナンスに関する大きな変曲点があり、取締役会実効性評価の結果等から必要性が認められた場合は、既存の委員会規程に則り速やかに活動を再開することといたします。

 

有価証券報告書提出日現在のコーポレートガバナンス委員会の構成は以下のとおりであり、2024年6月18日開催の取締役会にて委員長及び委員が以下のとおり選定されております。

コーポレートガバナンス委員会

◎佐久間 総一郎程 近智澤田 拓子、鈴木 博幸、大幸 利充

(注)表中の◎は委員長、下線は社外取締役であります。

ⅴ)執行役

執行役は、取締役会決議により選任され、取締役会より委任を受けた業務の決定と業務の執行にあたります。また、取締役会の決議をもって、執行役の中から代表執行役社長及び役付執行役を選定するとともに、執行役の職務の分掌等を定めます。代表執行役社長は、その意思決定の諮問機関として、代表執行役を始めとする執行役全員と経営企画部長を常席メンバーとする経営審議会を設置し、グループ経営上の重要事項の審議を行います。

 

3)内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況

当社は、会社法に定める「監査委員会の職務の執行のため必要なものとして法務省令で定める事項」(会社法第416条第1項第1号ロ)、及び「執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他株式会社の業務並びに当該株式会社及びその子会社から成る企業集団の業務の適正を確保するために必要なものとして法務省令で定める体制の整備」(会社法第416条第1項第1号ホ)に関して、取締役会において決議を行っております。その概要は以下のとおりです。

ⅰ)監査委員会の職務の執行のために必要な事項

a)監査委員会の職務を補助すべき使用人として、常勤の使用人を配置した「監査委員会室」を設置し、監査委員会の事務局にあたるほか監査委員会の指示に従いその職務を行う。また、その旨を社内規則に明記し、周知する。

b)前号の使用人の執行役及び執行役員からの独立性及び同使用人が監査委員会から受ける指示の実効性を確保するため、当該使用人の任命、異動、懲戒等の人事権に関わる事項は、監査委員会の事前の同意を得る。

c)当社の経営監査室、リスクマネジメント委員会、コンプライアンス委員会等の当社グループの内部統制を所管する執行役又は執行役員は、監査委員会に定期的に、かつ報告すべき緊急の事項が発生した場合や監査委員会から要請があった場合は遅滞なく、その業務の状況を報告する。また、当社子会社の内部監査部門、リスク管理部門及びコンプライアンス部門並びに監査役は、当社監査委員会から要請があった場合は遅滞なく、その業務の状況を報告する。

d)当社は、監査委員の職務の執行について生ずる費用等を支弁するため必要かつ妥当な額の予算を確保して運用する。

e)当社は、監査委員会が選定した監査委員に対し、経営審議会をはじめとする主要な会議に出席する機会を提供する。また、経営監査室、リスクマネジメント委員会、コンプライアンス委員会等の内部統制を所管する執行役又は執行役員は、当該監査委員から調査・報告等の要請があった場合は遅滞なく、これに応ずる。

ⅱ)執行役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制その他当社グループの業務の適正を確保するための体制の整備に関する事項

a)各執行役及び執行役員は、執行役の文書管理に関する規則及びその他の文書管理に関する社内規則類の定めるところに従い、経営審議会をはじめとする主要な会議の議事録、稟議決裁書その他その職務の執行に係る情報を適切に保存し閲覧が可能なように管理する。

b)当社は、当社グループの事業活動に関する諸種のリスク管理を所管するリスクマネジメント委員会を設置し、リスクマネジメント委員会規則に従い、取締役会で任命された執行役又は執行役員が以下を含むリスク管理体制の構築と運用にあたる。

・当社グループの事業活動に関する事業リスク及びオペレーショナルリスクについては、執行役及び執行役員の職務分掌に基づき各執行役、執行役員がそれぞれの担当職務ごとに管理することとし、リスクマネジメント委員会はそれぞれを支援する。また、リスクマネジメント委員会は、グループ経営上重要なリスクの抽出・評価・見直しの実施、対応策の策定、管理状況の確認を定期的に行う。

・取締役会で任命された危機管理を担当する執行役又は執行役員は、企業価値に多大な影響を与えることが予想される事象であるクライシスによる損失を最小限にとどめるための対応策や行動手順であるコンティンジェンシープランの策定にあたる。

・当社グループ各社におけるリスクマネジメント体制の構築と運用の強化を支援する。

c)当社は、事業活動全般の業務の遂行状況を合法性と合理性の観点から評価・改善するために、当社グループの内部監査を担当する経営監査室を置き、内部監査規則に従い、内部監査体制の構築と運用にあたる。

d)当社は、当社グループにおける財務報告に係る内部統制システム及びその運用の有効性を評価する体制の構築と運用にあたる。

e)当社は、経営理念、経営ビジョンなどから成るコニカミノルタフィロソフィーを体現するための行動原則として、全世界共通のグループ行動憲章を定め、これをグループ全体に浸透させ、周知徹底する。

f)当社は、当社グループのコンプライアンス体制の構築と運用を所管するコンプライアンス委員会を設置し、コンプライアンス委員会規則に従い、取締役会で任命された執行役又は執行役員が以下を含むコンプライアンス体制の構築と運用にあたる。

・当社グループにおけるコンプライアンスとは、企業活動にあたって適用される法令はじめ、企業倫理、社内規則類を遵守することと定義づけ、このことを当社グループで働く一人ひとりに対して周知徹底させる。

・当社グループ各社におけるコンプライアンス推進体制を構築させ、運用させる。特に、当社グループ各社社長に対する監督機能を整備することにより、各社の不正を防止する。

・当社グループのコンプライアンスの違反を発見又は予見した者が通報できる内部通報システムを構築し、運用するとともに、当該通報をしたこと自体による不利益取り扱いの禁止を社内規則に明示し周知する。特に、当社グループ各社からの内部通報を当社が直接受け付けるなどして不正の隠蔽を防止する。また、内部通報システムの担当部署は、通報の内容・状況について定期的に監査委員会に報告する。

g)当社は、当社グループ各社の内部統制の実効性を確保するための体制を整え、グループ各社社長の内部統制に関する意識付け、理解促進を図るとともに、各社の特性を考慮した内部統制システムの構築・運用の支援にあたる。当社は、専任組織を設置し、グループ各社における内部統制強化を支援するとともに、経営課題を早期に共有し、グループとして対策の実行を支援する組織を必要に応じて設け、対応に当たる。

h)当社は、経営組織基本規則を定め、前各号の体制を含み、当社及び当社グループの経営統治機構を構築する。また当社は、経営審議会その他の会議体及び権限規程等の社内規則類を通じて、当社グループにおける業務の適正を確保するための体制の構築と運用に努め、さらに当社グループの事業活動の全般にわたる管理・運営の制度を必要に応じて見直すことによって業務遂行の合法性・合理性及び効率性の確保に努める。また、当社は、権限規程等の社内規則類等に基づき、子会社の重要な業務執行、経理・財務執行、人事その他重要な情報について、経営審議会その他の会議体等を通じて当社への定期的な報告又は事前承認申請をさせる。

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4)当事業年度における取締役会、指名委員会、報酬委員会及び監査委員会の活動状況

ⅰ)取締役会

a)当事業年度における活動状況(14回開催)

氏名

役職名等

出席状況

大 幸 利 充

取締役   代表執行役社長

14回/14回(100%)

 程  近 智

社外取締役 取締役会議長

14回/14回(100%)

佐久間 総一郎

社外取締役

14回/14回(100%)

市 川  晃

社外取締役

14回/14回(100%)

峰 岸 真 澄

社外取締役

14回/14回(100%)

澤 田 拓 子

社外取締役

14回/14回(100%)

鈴 木 博 幸

取締役

14回/14回(100%)

葛 原 憲 康

取締役   常務執行役

14回/14回(100%)

平 井 善 博

取締役   常務執行役

14回/14回(100%)

b)主な審議内容

当事業年度は、中期経営計画の2年目として、2025年度以降の成長に向けて事業の選択と集中を断行し事業の構造を変える年と位置づけ、取締役会として重点モニタリング領域を定め、監督及び助言を行いました。取締役会で集中的に議論した内容として、グローバル構造改革の遂行、事業の選択と集中を加速するための事業売却等に関する事項、当社コア技術を基盤とした中長期の成長戦略等がありました。取締役会の審議に先立ち取締役懇談会を開催し、執行の検討の初期段階において取締役会が重視するポイントを確認することで、取締役会では重要な論点に議論を集中できる環境を整えました。併せて、取締役会の議題設定においては、適時性を意識した書面決議及び書面報告の実施や、情報共有を目的とした議題は事前の書面配付により取締役会当日は質疑のみとするなど、効率的な運営に努めました。

 

ⅱ)指名委員会

a)当事業年度における活動状況(6回開催)

氏名

役職名等

出席状況

市 川  晃

社外取締役 指名委員長

6回/6回(100%)

程  近 智

社外取締役 指名委員

6回/6回(100%)

峰 岸 真 澄

社外取締役 指名委員

6回/6回(100%)

澤 田 拓 子

社外取締役 指名委員

6回/6回(100%)

鈴 木 博 幸

取締役   指名委員

6回/6回(100%)

b)主な審議内容

当事業年度は、コーポレートガバナンス委員会による取締役会・委員会の構成や選任基準等に関するレビューを踏まえ、取締役選任議案を策定しました。

レビューにおけるコーポレートガバナンス委員会の考え方、及びその結果は以下のとおりです。

<レビューにあたっての考え方>

・当社の中長期的な経営課題や経営戦略を考慮し、取締役会は、持続的な成長及び企業価値向上を目指すにあたり適切な総数及び構成とする。

<レビューの結果>

・取締役の総数は9名、その構成は独立社外取締役5名及び社内取締役4名とする。

・新任社外取締役候補者については、求める要件及びその優先順位を明確にした上で選定を進める。

 ・取締役会議長は独立社外取締役から選定する。

・社内取締役のうち1名は執行役を兼務しない取締役とし、常勤の監査委員とする。

・執行役を兼務する社内取締役は経営戦略等を踏まえ、取締役会において果たすべき役割を考慮して人選する。

上記のレビュー結果をもとに指名委員会で議論した結果、以下のとおりとすることを確認しました。

<独立社外取締役>

・現在の独立社外取締役5名のうち2名が指名委員会規程で定める在任期間の基準により退任することから、同数の新任独立社外取締役候補者を上記の要件及び優先順位に準拠して選定。ほかの3名は引き続き独立社外取締役候補者とする。

 これまでの中長期的な視点での議論を継続すると同時に、新たな意見や視点が加わることで、取締役会の更なる活性化を狙う。

<取締役会議長>

・在任期間の基準により退任する独立社外取締役2名のうち1名が取締役会議長であるため、当社コーポレートガバナンス基本方針別紙で定める選定プロセスに則り、新たな取締役会議長候補者を選定。同プロセスで規定する要件を満たすとともに、経験豊富な経営の観点に加え、当社事業の選択と集中における技術的知見に基づき取締役会での中長期成長戦略議論をリードする役として適任であるため。

<執行役を兼務しない取締役>

・現在の執行役を兼務しない取締役を引き続き候補者とする。内部監査に関する経験が豊富であり、常勤監査委員として監査委員会の実効性を高めることが期待できるため。

<執行役を兼務する社内取締役>

・現在の執行役を兼務する取締役を引き続き候補者とする。代表執行役社長に加えて、経理・財務を担当する執行役及びインダストリー事業を管掌する執行役をメンバーとし、経営上重要な意思決定における説明責任を果たすと同時に実効的な議論に貢献するため。

 

  なお、執行役の選任にあたっては、取締役会決議の前に指名委員会は選定プロセス・選定理由等について

報告を受け、チェックを行いました。

また、2022年4月の代表執行役社長交代以降、次期代表執行役社長後継者計画に関する取組を継続的に進めております。今後も代表執行役社長から定期的に後継者計画の進捗状況の報告を受け、監督及び助言を実施していきます。

 

ⅲ)報酬委員会

a)当事業年度における活動状況(7回開催)

氏名

役職名等

出席状況

峰 岸 真 澄

社外取締役 報酬委員長

7回/7回(100%)

佐久間 総一郎

社外取締役 報酬委員

7回/7回(100%)

市 川  晃

社外取締役 報酬委員

5回/5回(100%)

澤 田 拓 子

社外取締役 報酬委員

 2回/2回(100%)

鈴 木 博 幸

取締役   報酬委員

7回/7回(100%)

 詳細は、「第4提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (4)役員の報酬等 ①役員報酬等 5)役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定権限を有する者の氏名又は名称、その権限の内容及び裁量の範囲 ⅲ)当事業年度の役員の報酬等の決定過程における委員会等の活動内容」に記載しております。

b)主な審議内容

・当事業年度においては、「年度業績連動金銭報酬」の個人別評価における戦略的重点施策の達成状況をインセンティブとして適切に評価するため、年度の初め(5月)と中間(11月)の報酬委員会において、代表執行役社長から各執行役の戦略的重点施策の重要課題及び進捗状況等の説明を受け、監督及び助言を行いました。事業年度の終了後、5月開催の報酬委員会において、代表執行役社長から各執行役の戦略的重点施策の目標達成状況及び評価案(100%を基準に0%~200%の範囲で評価)の提案を受け、審議の結果、「業績水準部分」及び「業績目標達成度部分」と合わせて、各執行役の年度業績連動金銭報酬の支給額を決定しました。

・次期中期経営計画の目標達成のインセンティブとなり得る役員報酬体系の在り方について、今後の検討課題として議論しました。

・2026年度以降の経営の方向性及び戦略を想定し、株式報酬において評価指標としてTSRを導入する方針を2025年4月28日開催の報酬委員会において決議しました。併せて、TSR導入にあたっては、役員の株価向上への動機づけを2025年度からさらに強化すべく、TSRの評価期間を2025年度からスタートすることを確認しました。

 

ⅳ)監査委員会

当事業年度における活動状況は、「第4提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況」に記載しております。

 

5)取締役及び執行役の責任免除

 当社は、取締役及び執行役が、職務の遂行に当たり期待される役割を充分に発揮できるようにするため、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって、同法第423条第1項の取締役(取締役であった者を含む。)及び執行役(執行役であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨を定款で定めております。

 

6)責任限定契約の内容の概要

 会社法第427条第1項の規定に基づき、現行定款において、当社は社外取締役との間で、同法第423条第1項の損害賠償責任を法令の限度において限定する契約(一定の範囲に限定する契約)を締結できる旨を定めております。当該規定に基づき、社外取締役は当社と損害賠償責任を限定する契約を締結しており、その契約内容の概要は次のとおりであります。

任期中に社外取締役として職務をなすにつき、善意にしてかつ重大な過失なくその任務を怠ったことにより、当社に対して損害を与えたときは、会社法施行規則第113条に定める金額の合計額に「2」(会社法第425条第1項第1号のハ)を乗じて得た額をもって、損害賠償責任の限度額とする。

 

7)補償契約の内容の概要

 当社は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (2)役員の状況 ①役員一覧」に記載されている取締役及び執行役の全員との間で、会社法第430条の2第1項に規定する補償契約を締結しており、同項第1号の費用及び第2号の損失を法令の定める範囲内において当社が補償することとしております。当社は、当該補償契約によって職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、各取締役及び執行役が、法令違反を認識していたにもかかわらず職務を執行した場合等については、補償を行わないこととしております。

 

8)役員等賠償責任保険契約の内容の概要

 当社は、当社の取締役、執行役、執行役員、技術フェロー及び北米を除く全子会社の役員等(以下、「役員等」といいます。)を被保険者として、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約では、役員等がその地位に基づき行った行為に起因して損害賠償請求がなされたことにより、役員等が被る訴訟等の費用や損害賠償金が補填されることとなり、その保険料は、当社が全額負担しております。当社は、当該保険契約によって職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、役員等が、法令違反を認識していたにもかかわらず職務を執行した場合等については、役員等に対し費用等は補填されないこととしております。当該保険契約の契約期間は1年間であります。

 

②その他

1)取締役の定数

当社の取締役は15名以内とする旨を定款で定めております。

 

2)取締役の選任の決議要件

当社は、取締役の選任決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及び、取締役の選任決議は累積投票によらない旨を定款で定めております。

 

3)株主総会・取締役会決議に関する事項

当社は、定款第37条で、会計監査報告の内容に無限定適正意見が含まれており、かつ監査委員会の監査報告の内容に会計監査人の監査方法・結果を相当でないと認める意見がない場合に限り、剰余金の配当等を、取締役会で決議することができ、株主総会では決議できないことを定めております。

上記の定款規定を定めている理由は以下のとおりであります。

 

ⅰ)いかなる剰余金分配政策が各株主にとって望ましいか、については、税制、安定配当、連結業績、成長分野への戦略投資の推進等を総合的に勘案しつつ、株主の利益の最大化を図る必要がありますが、そのような判断は取締役会が担うのが適切だと考えます。なお、取締役会は剰余金の配当等の決定に関する方針を定めております。

 

ⅱ)上記ⅰ)の判断を行う当社取締役の任期は1年間であり、また、当社は指名委員会等設置会社として、過半数の社外取締役で構成する監査委員会が取締役の職務執行(取締役会)を監査する体制であることから、取締役会が権限を濫用する恐れは極めて小さいと考えます。

 

ⅲ)また、剰余金の配当等の決定機関を、取締役会に限定したのは、剰余金の配当政策が各株主の利益に重大な影響を及ぼすことから、株主提案権の行使によって株主総会の目的とすることに適しないと考えるためであります。また、当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、株主総会の決議によらず取締役会決議によって定める旨を定款で定めたことと同様の趣旨で、会社法第165条第2項の規定により、取締役会決議をもって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。

 

4)株主総会の特別決議要件

当社は、定款第17条第2項で、「株主総会の特別決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行うこと」を定めております。
上記の定款規定を定めている理由は以下のとおりであります。

特別決議という株主・当社にとって重要な議案について、万一、定足数の不足という事態が発生しますと、可決・否決以前に決議そのものが成立しなくなるため、会社法の許す3分の1以上という基準に定足数を引き下げることにより、議決権を行使する株主の意思を可能な限り議案の採決に反映させるためであります。

 

(2)【役員の状況】

①役員一覧

 有価証券報告書提出日現在の役員の状況は以下のとおりであります。

 男性14名 女性3名 (役員のうち女性の比率17.6%)

1)取締役の状況

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

取 締 役

大 幸 利 充

1962年11月30日

1986年4月

ミノルタカメラ㈱入社

2012年6月

コニカミノルタビジネステクノロジーズ㈱取締役経営企画部長兼業務革新統括部長

2013年4月

当社グループ業務執行役員

Konica Minolta Business Solutions

U.S.A.,Inc.CEO

2015年4月

当社執行役

2017年4月

プロフェッショナルプリント事業本部長

2018年1月

2018年4月

オフィス事業本部長

常務執行役

2018年6月

取締役常務執行役

2020年4月

取締役専務執行役

2022年4月

取締役代表執行役社長兼CEO(現)

 

(注2)

191

(125)

取 締 役

取締役会議長

指名委員

程  近 智

1960年7月31日

1982年9月

アクセンチュア株式会社入社

2005年9月

同社代表取締役

2006年4月

同社代表取締役社長

2015年9月

同社取締役会長

2017年9月

同社取締役相談役

2018年7月

同社相談役

2021年7月

ベイヒルズ株式会社代表取締役(現)

 

 

2018年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

取 締 役

監査委員長

報酬委員

佐久間 総一郎

1956年2月15日

1978年4月

新日本製鐵株式会社入社

2009年4月

同社執行役員

2012年4月

同社常務執行役員

2012年6月

同社常務取締役

2012年10月

新日鐵住金株式会社常務取締役

2014年4月

同社代表取締役副社長

2018年4月

同社取締役

2018年6月

同社常任顧問

2019年4月

2020年7月

日本製鉄株式会社常任顧問

同社顧問

2020年7月

日鉄ソリューションズ株式会社顧問(現)

 

 

2020年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

17

(-)

取 締 役

指名委員長

監査委員

報酬委員

市 川  晃

1954年11月12日

1978年4月

住友林業株式会社入社

2007年6月

同社執行役員

2008年6月

同社取締役常務執行役員

2010年4月

同社代表取締役社長

2020年4月

同社代表取締役会長(現)

 

 

2021年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

8

(-)

取 締 役

報酬委員長

指名委員

峰 岸 真 澄

1964年1月24日

1987年4月

株式会社リクルート入社

2003年4月

同社執行役員

2004年4月

同社常務執行役員

2009年6月

同社取締役兼常務執行役員

2011年4月

同社取締役兼専務執行役員

2012年4月

同社代表取締役社長兼CEO

2012年10月

 

株式会社リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEO

2021年4月

同社代表取締役会長兼取締役会議長(現)

 

 

2022年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

取 締 役

指名委員

監査委員

澤 田 拓 子

1955年3月11日

1977年4月

塩野義製薬株式会社入社

2007年4月

同社執行役員兼医薬開発本部長

2010年4月

同社常務執行役員兼医薬開発本部長

2011年4月

同社専務執行役員兼Global Development Office 統括

2015年6月

同社取締役兼専務執行役員兼経営戦略本部長

2017年4月

同社取締役兼上席執行役員兼経営戦略本部長

2018年4月

同社取締役副社長

2022年7月

同社取締役副会長(現)

 

 

2023年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

取 締 役

指名委員

監査委員

報酬委員

鈴 木 博 幸

1957年3月16日

1979年4月

ミノルタカメラ㈱入社

2004年4月

 

コニカミノルタビジネステクノロジーズ㈱MFP海外販売部中国販売推進室長

2006年6月

当社監査委員会室担当部長

2009年6月

経営監査室長

2012年4月

執行役

2019年6月

取締役(現)

 

(注2)

148

(67)

取 締 役

葛 原 憲 康

1966年1月6日

1990年4月

当社入社

2010年4月

コニカミノルタオプト㈱機能材料事業部開発統括部長

2012年10月

コニカミノルタアドバンストレイヤー㈱

機能材料事業本部副本部長

2014年4月

当社アドバンストレイヤーカンパニー機能材料事業部長

2015年4月

執行役

機能材料事業本部長

2016年4月

常務執行役

2017年4月

材料・コンポーネント事業本部長

2018年4月

開発統括本部長

2023年4月

経営企画本部長

2023年6月

取締役兼常務執行役(現)

 

(注2)

102

(55)

取 締 役

平 井 善 博

1967年12月5日

1991年4月

株式会社三菱銀行入行

2019年6月

株式会社三菱UFJ銀行退職

2019年7月

当社入社

財務部長

2021年4月

上席執行役員

2023年4月

常務執行役

2023年6月

取締役兼常務執行役(現)

 

(注2)

43

(31)

511

(280)

(注1)程近智、佐久間総一郎、市川晃、峰岸真澄、澤田拓子の5氏は、「社外取締役」であり、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員であります。

(注2)取締役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。

(注3)「所有株式数」は、2025年3月31日時点における当社普通株式の所有数と株式報酬制度に基づき退任後に取得予定又は交付予定の株式数(( )内に記載)を合算したものです。

〔株式報酬制度に基づき取得予定又は交付予定の株式数の説明〕

株式報酬型ストックオプション制度(2016年度に廃止)としての新株予約権の行使により取得予定の株式の数、及び株式報酬制度(長期株式報酬、2020年度から導入)により交付予定の株式の数を合算したものです。

なお、新株予約権の権利行使は、役員退任日翌日から1年経過した以降に可能となります。退任後に交付予定の株式の50%に相当する株式は、納税資金確保のために市場で売却された上で、その売却代金が給付される予定です。

 

2)執行役の状況

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

代表執行役社長 兼 CEO

経営企画担当

大 幸 利 充

1962年11月30日

 1)取締役の状況参照

(注1)

191

(125)

常務執行役

インダストリー事業管掌

葛 原 憲 康

1966年1月6日

 1)取締役の状況参照

 

(注1)

102

(55)

常務執行役

技術管掌

江 口 俊 哉

1962年7月3日

1986年4月

赤井電機株式会社入社

1989年11月

当社入社

2014年4月

開発統括本部システム技術開発センター長

2016年4月

事業開発本部システム技術開発部長

2017年4月

執行役

 

IoTサービスPF開発統括部長

2021年4月

常務執行役(現)

 

(注1)

72

42)

常務執行役

人事、総務担当、危機管理委員長

岡  慎 一 郎

1969年3月8日

1991年4月

株式会社東芝入社

2002年5月

ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーション(UTC)入社

2008年9月

日本アイ・ビー・エム株式会社入社

2012年1月

IBMコーポレーション入社

2013年8月

日本アイ・ビー・エム株式会社入社

2014年3月

日本コカ・コーラ株式会社入社

2015年9月

 

株式会社マクロミル 執行役グローバル

CHRO

2018年9月

同社執行役副社長グローバルCHRO

2020年6月

 

当社入社

執行役

2021年4月

常務執行役(現)

 

(注1)

65

(24)

常務執行役

経理、財務、法務担当、コンプライアンス委員長、リスクマネジメント委員長

平 井 善 博

1967年12月5日

 1)取締役の状況参照

(注1)

43

(31)

常務執行役

情報機器事業管掌

高 山 典 久

1967年3月17日

1991年4月

ミノルタカメラ㈱入社

2015年4月

当社事業開発本部事業企画部長

2016年4月

情報機器事業企画本部事業戦略統括部長

2017年4月

オフィス事業本部ワークプレイス事業部長

2019年4月

 

グループ業務執行役員

デジタルワークプレイス事業部長

2020年4月

デジタルワークプレイス事業本部副本部長

2022年4月

執行役員

2024年4月

 

執行役

デジタルワークプレイス事業本部長

2025年4月

常務執行役(現)

 

(注1)

34

(23)

執行役

コニカミノルタジャパン株式会社代表取締役社長

一 條 啓 介

1968年4月8日

1992年4月

当社入社

2017年5月

 

コニカミノルタジャパン㈱ヘルスケアカン

パニー営業推進部長

2020年4月

 

 

当社グループ業務執行役員

コニカミノルタジャパン㈱ヘルスケアカン

パニープレジデント

2022年4月

当社執行役員

2023年4月

 上席執行役員

コニカミノルタジャパン㈱代表取締役社長(現)

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

49

(25)

執行役

品質、リスクマネジメント担当

上 村 裕 之

1970年1月15日

1994年4月

当社入社

2019年4月

 品質本部共通品質保証センター新規事業品

質保証部長

2023年4月

品質本部副本部長

2024年4月

 執行役(現)

品質本部長(現)

 

(注1)

9

(6)

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

執行役

IR、広報担当

岡 村 美 和

1967年2月21日

1989年4月

株式会社リコー入社

1990年5月

 

山之内製薬株式会社(現 アステラス製薬株式会社)入社

2018年7月

株式会社J-オイルミルズ入社

2020年7月

同社執行役員

2022年1月

 

当社入社

執行役員

2022年4月

広報部長

2023年4月

上席執行役員

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

23

(16)

執行役

取締役会室、経営監査担当

村 山 明 子

1967年7月24日

1990年4月

当社入社

2019年6月

経営監査室長

2021年4月

執行役員

2022年7月

取締役会室長(現)

2023年4月

上席執行役員

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

27

(21)

執行役

画像ソリューション事業管掌

吉 村 裕 介

1974年12月20日

1999年4月

日本アイ・ビー・エム株式会社入社

2003年9月

ソニー株式会社入社

2008年2月

アーサー・ディ・リトル株式会社入社

2013年1月

当社入社

2016年4月

デジタルビジネス推進室長

2020年4月

経営企画部長兼社長室長

2022年4月

上席執行役員 経営管理部長

2023年4月

FORXAI事業統括部長(現)

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

26

(19)

647

(392)

 

(注1)執行役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の後最初に開催の取締役会終結の時から、2025年3月期に係る定時株主総会終結の後最初に開催される取締役会の終結の時までであります。

(注2)村山明子氏の戸籍上の氏名は岡田明子です。

(注3)「所有株式数」は、2025年3月31日時点における当社普通株式の所有数と株式報酬制度に基づき退任後に取得予定又は交付予定の株式数(( )内に記載)を合算したものです。

〔株式報酬制度に基づき取得予定又は交付予定の株式数の説明〕

株式報酬型ストックオプション制度(2016年度に廃止)としての新株予約権の行使により取得予定の株式の数、及び株式報酬制度(長期株式報酬、2020年度から導入)により交付予定の株式の数を合算したものです。

なお、新株予約権の権利行使は、役員退任日翌日から1年経過した以降に可能となります。退任後に交付予定の株式の50%に相当する株式は、納税資金確保のために市場で売却された上で、その売却代金が給付される予定です。

 

 なお、2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役9名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合、役員の状況は以下のとおりとなる予定です。

 男性13名 女性4名 (役員のうち女性の比率23.5%)

1)取締役の状況

  当該定時株主総会後の取締役会の決議事項(取締役会議長選定、各委員会委員選定)、及び当該取締役会後

 の各委員会の決議事項(各委員会委員長選定)の内容も含めて記載しております。

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

取 締 役

大 幸 利 充

1962年11月30日

1986年4月

ミノルタカメラ㈱入社

2012年6月

コニカミノルタビジネステクノロジーズ㈱取締役経営企画部長兼業務革新統括部長

2013年4月

当社グループ業務執行役員

Konica Minolta Business Solutions

U.S.A.,Inc.CEO

2015年4月

当社執行役

2017年4月

プロフェッショナルプリント事業本部長

2018年1月

2018年4月

オフィス事業本部長

常務執行役

2018年6月

取締役常務執行役

2020年4月

取締役専務執行役

2022年4月

取締役代表執行役社長兼CEO(現)

 

(注2)

191

(125)

取 締 役

監査委員長

指名委員

佐久間 総一郎

1956年2月15日

1978年4月

新日本製鐵株式会社入社

2009年4月

同社執行役員

2012年4月

同社常務執行役員

2012年6月

同社常務取締役

2012年10月

新日鐵住金株式会社常務取締役

2014年4月

同社代表取締役副社長

2018年4月

同社取締役

2018年6月

同社常任顧問

2019年4月

2020年7月

日本製鉄株式会社常任顧問

同社顧問

2020年7月

日鉄ソリューションズ株式会社顧問(現)

 

 

2020年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

17

(-)

取 締 役

指名委員長

報酬委員

峰 岸 真 澄

1964年1月24日

1987年4月

株式会社リクルート入社

2003年4月

同社執行役員

2004年4月

同社常務執行役員

2009年6月

同社取締役兼常務執行役員

2011年4月

同社取締役兼専務執行役員

2012年4月

同社代表取締役社長兼CEO

2012年10月

 

株式会社リクルートホールディングス代表取締役社長兼CEO

2021年4月

同社代表取締役会長兼取締役会議長(現)

 

 

2022年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

取 締 役

取締役会議長

指名委員

澤 田 拓 子

1955年3月11日

1977年4月

塩野義製薬株式会社入社

2007年4月

同社執行役員兼医薬開発本部長

2010年4月

同社常務執行役員兼医薬開発本部長

2011年4月

同社専務執行役員兼Global Development Office 統括

2015年6月

同社取締役兼専務執行役員兼経営戦略本部長

2017年4月

同社取締役兼上席執行役員兼経営戦略本部長

2018年4月

同社取締役副社長

2022年7月

同社取締役副会長(現)

 

 

2023年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

取 締 役

指名委員

監査委員

報酬委員

新 井 佐 恵 子

1964年2月6日

1987年10月

英和監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所

1992年8月

1993年10月

公認会計士登録(1997年1月再登録)

佐々木公認会計士事務所入所

1997年4月

 

株式会社インターネット総合研究所

(IRI)入社

1998年9月

2000年2月

同取締役CFO

IRI USA, Inc. CFO, Director

2002年11月

 

同President, Chief Executive Officer and Secretary, Director

2002年11月

 

 

2025年6月

有限会社グラティア(現有限会社アキュレ

イ)設立 代表就任(現)

 

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

取 締 役

報酬委員長

指名委員

監査委員

河 村 芳 彦

1956年8月20日

1979年4月

2010年4月

三菱商事株式会社入社

同執行役員

2015年4月

2017年4月

株式会社日立製作所入社

同執行役常務

2018年4月

2020年4月

2022年4月

同執行役専務

同代表執行役 執行役専務

同代表執行役 執行役副社長

2024年4月

 

2025年6月

 

2025年6月

 

同Executive Advisor to The President CEO

キオクシアホールディングス株式会社副社長執行役員(就任予定)

キオクシア株式会社副社長執行役員(就任予定)

 

 

2025年6月

当社取締役(現)

 

(注2)

(-)

取 締 役

指名委員

監査委員

報酬委員

鈴 木 博 幸

1957年3月16日

1979年4月

ミノルタカメラ㈱入社

2004年4月

 

コニカミノルタビジネステクノロジーズ㈱MFP海外販売部中国販売推進室長

2006年6月

当社監査委員会室担当部長

2009年6月

経営監査室長

2012年4月

執行役

2019年6月

取締役(現)

 

(注2)

148

(67)

取 締 役

葛 原 憲 康

1966年1月6日

1990年4月

当社入社

2010年4月

コニカミノルタオプト㈱機能材料事業部開発統括部長

2012年10月

コニカミノルタアドバンストレイヤー㈱

機能材料事業本部副本部長

2014年4月

当社アドバンストレイヤーカンパニー機能材料事業部長

2015年4月

執行役

機能材料事業本部長

2016年4月

常務執行役

2017年4月

材料・コンポーネント事業本部長

2018年4月

開発統括本部長

2023年4月

経営企画本部長

2023年6月

取締役兼常務執行役(現)

 

(注2)

102

(55)

取 締 役

平 井 善 博

1967年12月5日

1991年4月

株式会社三菱銀行入行

2019年6月

株式会社三菱UFJ銀行退職

2019年7月

当社入社

財務部長

2021年4月

上席執行役員

2023年4月

常務執行役

2023年6月

取締役兼常務執行役(現)

 

(注2)

43

(31)

503

(280)

(注1)佐久間総一郎、峰岸真澄、澤田拓子、新井佐恵子、河村芳彦の5氏は、「社外取締役」であり、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員であります。

 

(注2)取締役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会の終結の時までであります。

(注3)「所有株式数」は、2025年3月31日時点における当社普通株式の所有数と株式報酬制度に基づき退任後に取得予定又は交付予定の株式数(( )内に記載)を合算したものです。

〔株式報酬制度に基づき取得予定又は交付予定の株式数の説明〕

株式報酬型ストックオプション制度(2016年度に廃止)としての新株予約権の行使により取得予定の株式の数、及び株式報酬制度(長期株式報酬、2020年度から導入)により交付予定の株式の数を合算したものです。

なお、新株予約権の権利行使は、役員退任日翌日から1年経過した以降に可能となります。退任後に交付予定の株式の50%に相当する株式は、納税資金確保のために市場で売却された上で、その売却代金が給付される予定です。

 

2)執行役の状況

  当該定時株主総会後の取締役会の決議事項(執行役選任、代表執行役選定、役付執行役選定)の内容も含めて記載し

 ております。

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

代表執行役社長 兼 CEO

経営企画担当

大 幸 利 充

1962年11月30日

1)取締役の状況参照

(注1)

191

(125)

常務執行役

インダストリー事業管掌

葛 原 憲 康

1966年1月6日

1)取締役の状況参照

(注1)

102

(55)

常務執行役

技術管掌

江 口 俊 哉

1962年7月3日

1986年4月

赤井電機株式会社入社

1989年11月

当社入社

2014年4月

開発統括本部システム技術開発センター長

2016年4月

事業開発本部システム技術開発部長

2017年4月

執行役

 

IoTサービスPF開発統括部長

2021年4月

常務執行役(現)

 

(注1)

72

(42)

常務執行役

人事、総務担当、危機管理委員長

岡  慎 一 郎

1969年3月8日

1991年4月

株式会社東芝入社

2002年5月

ユナイテッド・テクノロジーズ・コーポレーション(UTC)入社

2008年9月

日本アイ・ビー・エム株式会社入社

2012年1月

IBMコーポレーション入社

2013年8月

日本アイ・ビー・エム株式会社入社

2014年3月

日本コカ・コーラ株式会社入社

2015年9月

 

株式会社マクロミル 執行役グローバル

CHRO

2018年9月

同社執行役副社長グローバルCHRO

2020年6月

 

当社入社

執行役

2021年4月

常務執行役(現)

 

(注1)

65

(24)

常務執行役

経理、財務、法務担当、コンプライアンス委員長、リスクマネジメント委員長

平 井 善 博

1967年12月5日

1)取締役の状況参照

(注1)

43

(31)

常務執行役

情報機器事業管掌

高 山 典 久

1967年3月17日

1991年4月

ミノルタカメラ㈱入社

2015年4月

当社事業開発本部事業企画部長

2016年4月

情報機器事業企画本部事業戦略統括部長

2017年4月

オフィス事業本部ワークプレイス事業部長

2019年4月

 

グループ業務執行役員

デジタルワークプレイス事業部長

2020年4月

デジタルワークプレイス事業本部副本部長

2022年4月

執行役員

2024年4月

 

執行役

デジタルワークプレイス事業本部長

2025年4月

常務執行役(現)

 

(注1)

34

(23)

執行役

コニカミノルタジャパン株式会社代表取締役社長

一 條 啓 介

1968年4月8日

1992年4月

当社入社

2017年5月

 

コニカミノルタジャパン㈱ヘルスケアカン

パニー営業推進部長

2020年4月

 

 

当社グループ業務執行役員

コニカミノルタジャパン㈱ヘルスケアカン

パニープレジデント

2022年4月

当社執行役員

2023年4月

 上席執行役員

コニカミノルタジャパン㈱代表取締役社長(現)

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

49

(25)

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(うち、株式報酬制度に基づく交付予定株式)

(千株)

執行役

品質、リスクマネジメント担当

上 村 裕 之

1970年1月15日

1994年4月

当社入社

2019年4月

 品質本部共通品質保証センター新規事業品

質保証部長

2023年4月

品質本部副本部長

2024年4月

 執行役(現)

品質本部長(現)

 

(注1)

9

(6)

執行役

IR、広報担当

岡 村 美 和

1967年2月21日

1989年4月

株式会社リコー入社

1990年5月

 

山之内製薬株式会社(現 アステラス製薬株式会社)入社

2018年7月

株式会社J-オイルミルズ入社

2020年7月

同社執行役員

2022年1月

 

当社入社

執行役員

2022年4月

広報部長

2023年4月

上席執行役員

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

23

(16)

執行役

取締役会室、経営監査担当

村 山 明 子

1967年7月24日

1990年4月

当社入社

2019年6月

経営監査室長

2021年4月

執行役員

2022年7月

取締役会室長(現)

2023年4月

上席執行役員

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

27

(21)

執行役

画像ソリューション事業管掌

吉 村 裕 介

1974年12月20日

1999年4月

日本アイ・ビー・エム株式会社入社

2003年9月

ソニー株式会社入社

2008年2月

アーサー・ディ・リトル株式会社入社

2013年1月

当社入社

2016年4月

デジタルビジネス推進室長

2020年4月

経営企画部長兼社長室長

2022年4月

上席執行役員 経営管理部長

2023年4月

FORXAI事業統括部長(現)

2024年4月

執行役(現)

 

(注1)

26

(19)

647

(392)

 

(注1)執行役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の後最初に開催の取締役会終結の時から、2026年3月期に係る定時株主総会終結の後最初に開催される取締役会の終結の時までであります。

(注2)村山明子氏の戸籍上の氏名は岡田明子です。

(注3)「所有株式数」は、2025年3月31日時点における当社普通株式の所有数と株式報酬制度に基づき退任後に取得予定又は交付予定の株式数(( )内に記載)を合算したものです。

〔株式報酬制度に基づき取得予定又は交付予定の株式数の説明〕

株式報酬型ストックオプション制度(2016年度に廃止)としての新株予約権の行使により取得予定の株式の数、及び株式報酬制度(長期株式報酬、2020年度から導入)により交付予定の株式の数を合算したものです。

なお、新株予約権の権利行使は、役員退任日翌日から1年経過した以降に可能となります。退任後に交付予定の株式の50%に相当する株式は、納税資金確保のために市場で売却された上で、その売却代金が給付される予定です。

 

②社外取締役の状況

1)社外取締役の員数

有価証券報告書提出日現在の社外取締役は5名であります。

なお、2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合も社外取締役は5名となる予定です。

 

2)社外取締役と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係について

2024年6月定時株主総会で選任された社外取締役5氏と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係は以下のとおりであります。

程近智氏はベイヒルズ株式会社の代表取締役でありますが、同社と当社の取引関係は両社において連結売上高の1%未満であり、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

佐久間総一郎氏は日鉄ソリューションズ株式会社顧問でありますが、同社と当社の取引関係は両社において連結売上高の1%未満であり、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

市川晃氏は住友林業株式会社の代表取締役会長でありますが、同社と当社の取引関係は両社において連結売上高の1%未満であり、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

峰岸真澄氏は株式会社リクルートホールディングスの代表取締役会長兼取締役会議長でありますが、同社と当社の取引関係は両社において連結売上高の1%未満であり、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

澤田拓子氏は塩野義製薬株式会社の取締役副会長でありますが、同社と当社の取引関係は両社において連結売上高の1%未満であり、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

 

なお、2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合の社外取締役5氏と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係は以下のとおりであります。

佐久間総一郎氏、峰岸真澄氏、澤田拓子氏は上記のとおりであります。

新井佐恵子氏は有限会社アキュレイの代表でありますが、同社と当社との間に取引関係は無く、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

河村芳彦氏は株式会社日立製作所の元代表執行役執行役副社長、また2025年6月にキオクシアホールディングス株式会社副社長執行役員及びキオクシア株式会社副社長執行役員にそれぞれ就任予定でありますが、各社と当社の取引関係は、両社において連結売上高の1%未満であり、特別の利害関係を生じさせる重要性はありません。その他には、人的関係をはじめ、重要な資本的関係その他の利害関係はありません。

 

また、社外取締役はいずれも株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員であります。

 

3)社外取締役が当社の企業統治において果たす機能及び役割

当社は、一般株主の目線に基づく監督機能を充実することが重要と考え、指名委員会が定めた独立性基準及び株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員の基準に沿って独立性の高い社外取締役を選任しております。日常的な役割としては、経営陣や特定のステークホルダー(大株主・取引先・関係会社等)から独立した一般株主の視点に立ち、特に株主と経営陣との間で利益相反を生じるケースにおいて、一般株主の保護並びに株主共同の利益の確保のために経営の監督を担っております。社外取締役は取締役会の中で、執行役からの提案、あるいは重要課題の検討状況報告に対して、一般株主の視点に立ち発言することに加え、豊富な企業経営経験に基づいて適宜、助言を行い、経営戦略の高度化及び経営の効率性の向上に貢献しております。また、従来から指名・監査・報酬の三委員会の全てにおいて社外取締役が委員長を務めていること、2022年6月より社外取締役が取締役会議長を務め、且つ社外取締役を過半数とすることにより更なる透明性の向上を図っております。

なお、社外取締役として有用な人財を迎え入れて、期待される役割が充分に発揮できるよう、当社は社外取締役との間で、損害賠償責任を限定する契約を締結しております。詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ①コーポレート・ガバナンスの体制 6)責任限定契約の内容の概要」に記載しております。

 

4)社外取締役を選任するための当社からの独立性に関する基準又は方針の内容について

当社指名委員会は2007年に社外取締役の独立性基準を定めました。2024年6月定時株主総会で選任された社外取締役5氏につきましては、当社指名委員会の独立性基準をはじめ、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員の基準を満たしております。

なお、2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合の社外取締役5氏につきましても当社指名委員会の独立性基準をはじめ、株式会社東京証券取引所有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員の基準を満たしております。

 

当社指名委員会が定めた「社外取締役の独立性」運用基準は以下のとおりであります。

〔「社外取締役の独立性」運用基準〕

次の事項に該当する場合は『独立取締役』とは言えないと判断する。当社指名委員会は、これらの事項に該当せず、独立性の高い社外取締役候補者を選定する。

ⅰ)コニカミノルタグループ関係者

・本人がコニカミノルタグループ出身者

・過去5年間において、家族(配偶者・子供、2親等以内の血族・姻族)がコニカミノルタグループの取締役・執行役・監査役・経営幹部の場合

ⅱ)大口取引先関係者

・コニカミノルタグループ及び候補者本籍企業グループの双方いずれかにおいて、連結売上高の2%以上を占める重要な取引先の業務執行取締役・執行役・従業員の場合

ⅲ)専門的サービス提供者(弁護士、会計士、税理士、弁理士、司法書士、経営・財務・技術・マーケティングに関するコンサルタントなど)

・コニカミノルタグループから過去2年間に年間5百万円以上の報酬を受領している場合

ⅳ)その他

・当社の10%以上の議決権を保有している株主(法人の場合は業務執行取締役・執行役・従業員)の場合

・取締役の相互派遣の場合

・コニカミノルタグループの競合企業の取締役・執行役・監査役・その他同等の職位者の場合、又は競合企業の株式を3%以上保有している場合

・その他の重要な利害関係がコニカミノルタグループとの間にある場合

 

5)社外取締役の選任状況に関する当社の考え方について

社外取締役の候補者選定におきましては、取締役選任基準及び社外取締役の独立性基準を満たすことに加え、出身分野における実績と識見を有すること、経営課題に関する戦略的な方向付けを行うために必要な資質・能力を有すること、並びに取締役会及び委員会の職務につき十分な時間が確保できることを重視しております。

2024年6月定時株主総会で選任された社外取締役5氏は、当社に対する独立性とともに、企業経営者として豊富な経験と幅広い識見を有しており、取締役会及び三委員会を通してコーポレート・ガバナンスの維持・強化に貢献していただけるものと考えております。

なお、2025年6月17日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役9名選任の件」を提案しております。当該議案が承認可決された場合の社外取締役5氏につきましても上記と同様と考えております。

 

6)社外取締役の活動状況

当事業年度に在任していた社外取締役 程近智、佐久間総一郎、市川晃、峰岸真澄、澤田拓子の5氏の取締役会及び三委員会への出席率は下表のとおりであり、経営の監督及び助言のための積極的な発言をもって参画しております。最新の研究開発・事業開発などの社内発表会に出席し、情報収集及び現場の人財との交流により当社の理解を深め、適宜助言を行っております。取締役会の審議に先立つ情報共有や議論を目的とした取締役懇談会に出席し、執行の検討初期段階から監督側の視点を伝えることで、中期経営計画達成に向けた事業の選択と集中の加速と執行力向上に貢献しております。取締役会の終了後には社外取締役のみの会合を行い、独立した客観的な立場に基づく意見交換や認識の共有化を行うことで、取締役会での議論をより深化させる好循環を生み出しております。これらの取組により、当社ガバナンスの実効性向上に貢献しております。

氏名

取締役会の出席状況

三委員会の出席状況

指名委員会

監査委員会

報酬委員会

程   近 智

14/14回(100%)

6/6回(100%)

佐久間 総一郎

14/14回(100%)

13/13回(100%)

7/7回(100%)

市 川   晃

14/14回(100%)

6/6回(100%)

13/13回(100%)

5/5回(100%)

峰 岸 真 澄

14/14回(100%)

6/6回(100%)

7/7回(100%)

澤 田 拓 子

14/14回(100%)

6/6回(100%)

13/13回(100%)

2/2回(100%)

2023年6月の定時株主総会後に発足したコーポレートガバナンス委員会は、佐久間取締役を委員長として全5回開催し、全委員の出席率が100%となりました。

 

7)社外取締役へのサポート体制

社外取締役への資料の事前配付及び3ヶ月先までの議題の概要説明を事務局が行い、また重要議題の論点を事務局及び当該議題の担当執行役又は執行役員が事前に説明することで、取締役会が重要な論点に集中し効率的かつ円滑に運営される環境を整えております。また、監査委員会事務局としての「監査委員会室」と同様に、取締役会と指名委員会・報酬委員会の事務局として「取締役会室」を設置し、それぞれのスタッフが社外取締役をサポートすることにより、取締役会及び各委員会が適切に機能するよう努めております。

 

③社外取締役による監督と監査委員会監査、内部監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係について

当社の社外取締役は、「(2)役員の状況 ②社外取締役の状況 3)社外取締役が当社の企業統治において果たす機能及び役割」に記載のとおり、取締役会及び三委員会において、独立した立場で実効性の高い監督機能を発揮しております。

また、監査委員会の過半数は社外取締役であります。これら社外監査委員は、監査委員会において、調査担当の社内常勤監査委員から執行役又は執行役員の業務の執行状況について、内部監査部門及び会計監査人から監査結果について、内部統制を所管する執行役又は執行役員から各業務の状況について、それぞれ報告を受けております。また、必要に応じ内部統制を所管する執行役又は執行役員に調査・報告等を要請することができます。

監査委員会の活動状況、内部監査及び会計監査との連携状況、内部統制部門との関係については、「(3)監査の状況」の記載のとおりであります。

 

(3)【監査の状況】

①監査委員会監査の状況

当社は指名委員会等設置会社として監査委員会を設置しており、有価証券報告書提出日現在、4名の取締役で構成され、うち過半数の3名が社外取締役となっております。

監査委員会は、取締役・執行役・執行役員の経営意思決定に関する適法性・妥当性の監査、不正の行為又は法令もしくは定款に違反する事実のチェック、構築・運用されている内部統制システムの監視・検証を行うとともに、会計監査人についても独立の立場を保持し適正な監査を実施しているかのレビュー、会計監査人の選任・解任の有無の決定等を厳格に行いました。

また、監査委員会を補助する独立した事務局として、常勤の使用人を配置した「監査委員会室」を設置しており、監査委員会の職務遂行を補助しております。

2024年度は監査委員会を13回開催し、当事業年度に開催された監査委員会には、毎回監査委員全員が出席しており、1回あたりの平均所要時間は約2時間でした。個々の監査委員の出席状況は以下のとおりです。

氏名

役職名等

出席状況

佐久間 総一郎

社外取締役、監査委員長

13/13回(100%)

市川 晃

社外取締役、監査委員

13/13回(100%)

澤田 拓子

社外取締役、監査委員

13/13回(100%)

鈴木 博幸

取締役、常勤監査委員

13/13回(100%)

 

監査委員会における主な決議、協議及び報告は次のとおりです。

決議7件:監査報告書、監査方針・計画、選定監査委員(調査を担当する監査委員)の選定、会計監査人の解任又は不再任の決定の方針、会計監査人の再任、会計監査人の報酬等の同意等

協議7件:取締役会に向けた意見交換、監査方針・計画案、会計監査人の評価、監査報告書案等

報告38件:リスクマネジメント・コンプライアンス等の内部統制構築・運用状況、代表執行役との会合、内部監査結果、会計監査人による監査の状況、常勤監査委員月次活動状況等

 

また、常勤監査委員は、取締役会や経営審議会など経営意思決定に係る重要な会議への定期的な出席等による取締役・執行役・執行役員の職務執行の監査、内部統制所管部門からの定期的な報告受領及び内部統制所管部門に対する調査・報告の要請並びに国内外の事業所・子会社往査による内部統制システムの監視・検証等を行っております。

監査上の主要な検討事項(KAM)については、会計監査人と各四半期を含む年間を通じて協議を行うとともに、その監査の実施状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。

 

なお、当社は2025年6月17日開催予定の定時株主総会後の取締役会において監査委員の選定を予定しており、監査委員会は引き続き4名の取締役で構成され、うち過半数の3名が社外取締役となる予定です。

 

②内部監査の状況

当社は、代表執行役社長の直轄組織として設置した経営監査室(2025年5月末現在、22名)がグループ全体の内部監査機能を担い、当社及び当社子会社の内部監査を行っております。監査にあたっては、グループ内部統制システムの継続的な改善によりグループ各社の経営品質向上に資することをミッションとし、業務の有効性・効率性、財務報告の信頼性、コンプライアンス、資産の保全の観点から、リスク・アプローチによる監査を実施しております。また、監査の指摘事項に対してどのような改善に取り組んでいるかを検証するフォローアップ監査も実施しております。

さらに、主要な子会社にも内部監査部門を設置し、当社の経営監査室との連携を図りながら、グループの内部監査機能を強化しております。

 

③監査委員会監査、内部監査及び会計監査人監査の相互連携並びにこれらの監査と内部統制部門との関係について

1)監査委員会と会計監査人の連携状況

監査委員会は、会計監査人と年間相当な回数の会合を持ち、会計監査人の監査方針や監査計画について詳細な説明や、会計監査人の職務の遂行が適正に行われることを確保するための説明等を受けるとともに、監査委員会からも重点監査項目について要望を伝えるなど積極的に意見・情報交換を行い、適正で厳格な会計監査が実施できるよう努めております。また監査法人としての審査体制や内部統制の状況についても説明を受け、確認をしております。監査委員会は、会計監査人の監査の方法及び結果に関する詳細な監査報告を受けるのみならず、都度、監査実施報告書を受領し会計監査人の監査の実施状況の把握に努めております。監査委員会が把握している事実と照合することもあわせ、会計監査人監査の相当性の判断を行っております。

 

2)監査委員会と内部監査の連携状況

当社は、指名委員会等設置会社として監査委員会を設置しておりますが、国内子会社は、監査役設置会社として監査役を設置しております。監査委員会は、内部監査部門である経営監査室に加え、各社監査役と、各々監査主体としての独立性を維持しつつも、相互に連携・協力し、監査の効率性、実効性を高める努力を行っております。

経営監査室はデュアルレポーティングラインを構築し、内部監査に関する監査報告を代表執行役社長と監査委員会に報告しており、監査委員長は、都度、監査委員会報告の内容を取締役会で報告しております。

また、定期の監査活動と月次モニタリング活動についても報告書にまとめ、代表執行役社長に報告すると同時に常勤監査委員に報告を行っており、常勤監査委員を通じて監査委員会にて当該報告内容を共有しております。

なお、監査委員会は、経営監査室に対し、特別監査を指示できることを規定しております。

 

3)監査委員会監査と執行役・執行役員の関係

監査委員会は、執行役・執行役員が取締役会の定めた経営の基本方針に従って健全かつ公正妥当に経営を遂行しているかを監視・監督するとともに、指名委員会等設置会社を採用する株式公開会社としての健全性と効率性の維持・向上のため、執行役・執行役員の職務執行を適法性と効率性の観点から監査しております。

経営監査室、リスクマネジメント委員会、コンプライアンス委員会等の内部統制を所管する執行役・執行役員(又は当該執行役・執行役員が指定した担当者)(以下「内部統制を所管する執行役等」)は、監査委員会に定期的に業務の状況を報告しております。一方で、監査委員会は、経営監査室、リスクマネジメント委員会、コンプライアンス委員会等の内部統制を所管する執行役等に対して、調査・報告等を要請することができます。

 

④会計監査の状況

1)監査法人の名称

有限責任 あずさ監査法人

 

2)継続監査期間

2007年3月期以降

 

3)業務を執行した公認会計士

指定有限責任社員 業務執行社員  武 久 善 栄

指定有限責任社員 業務執行社員  渡 辺 雄 一

指定有限責任社員 業務執行社員  佐 藤 洋 介

 

4)監査業務に係る補助者の構成

公認会計士19名、その他74名の計93名となっております。

 

5)会計監査人の選定方針と理由

会計監査人において会社法・公認会計士法等の法令に対する重大な違反・抵触があった場合、会計監査人が適正に監査を遂行することが困難であると認められる場合又は監査委員会においてより適切な監査体制の整備が必要であると判断する場合には、監査委員会は会計監査人の解任又は不再任について検討します。検討の結果、解任又は不再任が妥当であると判断したときは、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を株主総会に付議します。また、監査委員会は、会計監査人の再任の適否について、会計監査人の職務遂行状況、監査体制及び独立性などが適切であるかについて、毎期検討します。その検討結果において重大な問題は認められず、会計監査人の評価を行い、再任が適当であると判断しております。

 

6)監査委員会による会計監査人の評価

監査委員会は、経理担当の執行役及び執行部門より会計監査人の適格性、独立性、監査の妥当性、監査報酬見積などに関しての評価を聴取し、会計監査人に関する意見交換をいたしました。会計監査人設置会社である子会社の監査役より、会計監査人の当連結会計年度監査活動状況の評価を入手し、その内容を検討しました。また、当社及び会計監査人設置会社である子会社の監査報告会等への出席、会計監査人との情報交換会等を通じて、会計監査人の職務の執行状況を監視し検証しました。監査法人の監査品質については、会計監査人より、監査法人の監査品質に関する事項の報告を受けました。これらに基づき、会計監査人が、当社が定める監査委員会監査基準を満たしているかを評価しました。

 

⑤監査報酬の内容等

1)監査公認会計士等に対する報酬

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務

に基づく報酬

非監査業務

に基づく報酬

監査証明業務

に基づく報酬

非監査業務

に基づく報酬

提出会社

301

2

325

子会社

68

70

370

2

395

 

(前連結会計年度)

非監査業務の内容は、社債発行に伴うコンフォートレター業務であります。

(当連結会計年度)

非監査業務に基づく報酬は、ありません。

 

2)監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMG)に属する組織に対する報酬(上記 1)監査公認会計士等に対する報酬を除く)

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務

に基づく報酬

非監査業務

に基づく報酬

監査証明業務

に基づく報酬

非監査業務

に基づく報酬

提出会社

5

6

子会社

1,359

119

1,372

112

1,359

125

1,372

118

 

(前連結会計年度)

当社における非監査業務の内容は、主としてサステナビリティ関連情報に対する保証業務であります。

また、連結子会社における非監査業務の内容は、主として税務関連業務支援などの各種アドバイザリー業務等であります。

(当連結会計年度)

当社における非監査業務の内容は、主としてサステナビリティ関連情報に対する保証業務であります。

また、連結子会社における非監査業務の内容は、主として税務関連業務支援などの各種アドバイザリー業務等であります。

 

3)監査報酬の決定方針

当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針といたしましては、具体的な定めはありませんが、過年度実績や世間相場を踏まえ、監査項目、監査時間数、報酬単価等を勘案した上で、監査委員会の同意を得て決定しております。

 

4)監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

監査委員会は、会計監査人及び経理・財務担当執行役から説明を受けた当事業年度の会計監査計画の監査日数や人員配置などの内容、前事業年度の監査実績の検証と評価、会計監査人の監査の遂行状況の相当性、報酬の前提となる見積りの算出根拠を精査した結果、報酬見積額は妥当と判断し、公認会計士法第2条第1項の業務(監査証明業務)に係る報酬等の額について、同意しました。

 

 

(4)【役員の報酬等】

①役員報酬等

1)取締役及び執行役の報酬等の額又はその算定方法に係る決定に関する方針の概要

当社は、指名委員会等設置会社として社外取締役が過半数を占める報酬委員会を置き、社外取締役を委員長とすることにより透明性を確保し、公正かつ適正に報酬を決定しております。当社の役員報酬体系は、経営方針に従い株主の皆様の期待に応えるよう役員が継続的かつ中長期的な業績向上へのモチベーションを高め、当社企業グループ総体の価値の増大に資するものとします。報酬の水準については、当社の発展を担う有為な人材を確保・維持できるレベルを目標とします。報酬委員会は、この趣旨に沿い、取締役及び執行役が受ける個人別の報酬決定に関する方針を以下のとおり決定し、この方針に従い取締役及び執行役が受ける個人別の報酬等の額等を決定するものであります。

 

ⅰ)報酬体系

a)取締役(非執行の社内取締役)については、経営を監督する立場にあることから短期的な業績反映部分を排し、基本報酬としての「固定報酬」と「株式報酬」で構成する。なお、「株式報酬」は、「中期株式報酬(非業績連動型)」及び「長期株式報酬」とする。また、社外取締役については、役割に応じた報酬を含む「固定報酬」のみとする。

b)執行役については、「固定報酬」の他、業績を反映する「年度業績連動金銭報酬」と「株式報酬」で構成する。なお、「株式報酬」は「中期株式報酬(業績連動型)」及び「長期株式報酬」」とする。

ⅱ)総報酬及び「固定報酬」は、定期的に外部の客観的データ、評価データ等を活用しながら、役位と職務価値を勘案し妥当な水準を設定する。

ⅲ)「年度業績連動金銭報酬」は、当該年度の業績水準(連結営業利益)及び年度業績目標の達成度、並びに各執行役の戦略的重点施策の推進状況に基づいて、支給額を決定する。年度業績目標の達成度に従う部分は標準支給額に対して0%~200%の幅で支給額を決定する。目標は、業績に関わる重要な連結経営指標(当期利益・総資産回転率・KMCC-ROIC(*))とする。

*「年度業績連動金銭報酬」算定のためのROICであり、それぞれの事業部門による個別管理、改善が可能な資産を投下資本とする。

ⅳ)株式報酬については次のとおりとする。

a)取締役に対する「中期株式報酬(非業績連動型)」は、中期経営計画の終了後、役割及び在任年数に基づき当社株式を交付するものとし、中期的な株主価値向上への貢献意欲を高めるとともに自社株保有の促進を図る。

b)執行役に対する「中期株式報酬(業績連動型)」は、中期経営計画の終了後、目標達成度に応じて0%~200%の範囲で当社株式を交付するものとし、中期経営計画の目標達成へのインセンティブを高めるとともに自社株保有の促進を図る。中期の経営目標は、中期経営方針を勘案し重要な連結財務指標(ROE)及び非財務指標(施策によるCO2排出削減量・社員エンゲージメントスコア)とする。

c)取締役(非執行の社内取締役)及び執行役に対する「長期株式報酬」は役員退任後、役位または役割、及び在任年数に基づき当社株式を交付するものとし、長期的な株主価値向上への貢献意欲を高める。

d)年度ごとの基準株式数は、中期経営計画の初年度に役位別に設定する。

e)株式の交付時には、一定割合について株式を換価して得られる金銭を給付する。

f)株式報酬として取得した当社株式は、原則退任後1年が経過するまで継続保有することとする。

ⅴ)執行役に対する「固定報酬」「年度業績連動金銭報酬」「株式報酬」の比率は、最高経営責任者である執行役社長において45:30:25を目安とし、他の執行役は固定報酬の比率を執行役社長より高めに設定する。

また、「株式報酬」における「中期株式報酬(業績連動型)」と「長期株式報酬」の比率は60:40を目安とする。

ⅵ)国内非居住者の報酬については、法令その他の事情により上記内容とは異なる取扱いを設けることがある。

ⅶ)報酬委員会は、重大な会計上の誤りや不正による決算の事後修正が取締役会において決議された場合、業績に連動する報酬の修正につき審議し、必要な場合は報酬の支給制限又は返還を求める。

(いわゆる「クローバック条項」)

ⅷ)経営環境の変化に対応して報酬水準、報酬構成等について適時・適切に見直しを行っていく。

      なお、2025年4月28日開催の報酬委員会にて、株式報酬において評価指標としてTSRを導入する方針を決議した。現中期経営計画につづく2026年度以降の経営の方向性及び戦略を想定し、TSR導入にあたっては、役員の株価向上への動機づけを2025年度からさらに強化すべく、TSRの評価期間を2025年度からスタートすることを確認している。

 

 

報酬体系及び報酬構成比率(設計上の理論値)を図示すると以下のとおりであります。

 

<取締役:社内取締役(執行役非兼務)>

固定報酬

中期株式報酬

(非業績連動型)

長期

株式報酬

 

<取締役:社外取締役>

固定報酬

 

<執行役:執行役社長>

固定報酬

45%

年度業績連動金銭報酬

30%

中期株式報酬

(業績連動型)

15%

長期

株式報酬

10%

 

<執行役:その他の執行役>

固定報酬

50%

年度業績連動金銭報酬

30%

中期株式報酬

(業績連動型)

12%

長期

株式

報酬

8%

 

2)業績連動報酬の指標、当該指標を選択した理由及び業績連動報酬の額の決定方法

ⅰ)年度業績連動金銭報酬

a)構成概要(項目、評価指標等)

項目

業績水準部分

業績目標達成度部分

個人別評価部分

評価指標等

20%

40%

40%

営業利益額

当期利益額

40%

総資産回転率

30%

KMCC-ROIC

30%

各執行役の戦略的重点施策の推進状況等を反映

グループ連結業績水準に連動

年度業績目標達成率に連動

(注1)構成要素の比率は設計上の理論値を記載しております。

(注2)KMCC-ROICは、当該年度業績連動金銭報酬を算定するためのROICであり、各事業部門による個別管理、改善が可能な資産を投下資本としております。

 

b)指標、及び当該指標を選択した理由

「業績水準部分」の指標は、グループ連結営業利益額としております。これは、執行役が果たすべき業績責任を測る上で、営業利益額は最も適切な指標の一つと判断したためであり、より高い営業利益水準を達成する

ことで、持続的成長と企業価値向上を目指しております。

「業績目標達成度部分」の指標は、当期利益額、総資産回転率及びKMCC-ROICとしております。これらは当社の持続的成長及び中長期的な企業価値の向上を強く意識したもので、当期利益額は抜本的な収益力回復を果たすことでROEの改善を図るとともに配当原資を確保するため、総資産回転率はキャッシュアロケーションを徹底しつつ総資産の圧縮及び有利子負債の削減により効率的な資産運営を目指すため、KMCC-ROICは投下資本効率の向上のために選定したものであります。

「個人別評価部分」は各執行役の戦略的重点施策の推進状況及び目標値等を指標としており、「業績水準部分」及び「業績目標達成度部分」とは異なる視点、項目で評価を行うためであります。特に財務指標に表れない、あるいは財務指標の一時的な悪化を伴う施策であっても当社の中長期的な企業価値の向上のために戦略的に必要な施策は適時適切に実行していくことを留意しております。

 

c)報酬額の決定方法

「業績水準部分」は、当該年度におけるグループ連結の営業利益実績額により求められる単価に役位別ポイントを乗じて支給額を算定します。なお、当該単価は、あらかじめ設定されたテーブルに従い決定します。

「業績目標達成度部分」は、当該指標のウエート付けを反映した上で、年度業績目標達成率から支給率を算定し、役位別標準額にこれを乗じて支給額を算定します。執行役は全員共通でグループ連結業績を適用することによりグループ最適解に向けて役員全員の統合力発揮を果たすことを意図しております。

「個人別評価部分」は、役位別標準額に対して、代表執行役社長が原案を策定した執行役ごとの戦略的重点施策の達成状況に対する評価(100%を基準に0%~200%の範囲で評価)を乗じて支給額を算定します。本評価については、客観性及び公平性を担保するため、報酬委員会は期初に代表執行役社長から執行役ごとの戦略的重点施策及び目標値等の説明を受け、取締役会において決定する年度経営計画大綱及び中期経営計画との整合性を確認します。

上記支給額は、報酬委員会で審議、決定しております。

 

ⅱ)中期株式報酬(業績連動型)

a)構成概要(項目、評価指標等)

項目

中期株式報酬(業績連動型)

評価指標

*全てグループ連結

財務指標(連結)

非財務指標

ROE

施策によるCO2排出削減量

社員エンゲージメントスコア

80%

10%

10%

中期経営計画最終年度の目標達成率に連動

 

b)指標、及び当該指標を選択した理由

当社の持続的成長及び中長期的な企業価値の向上のために、財務指標としてROE、非財務指標として施策によるCO2排出削減量及び社員エンゲージメントスコアを指標(全てグループ単位)としております。

ROEは投資家目線からの収益力を強化するため、施策によるCO2排出削減量は気候変動への対応という社会課題解決を図りつつ環境価値を事業成長につなげていくため、社員エンゲージメントスコアは人財育成・人財獲得及び組織力強化によるパフォーマンス最大化を図るために選定したものであります。

 

c)報酬額の決定方法

当該指標のウエート付けを反映した上で、中期経営計画期間の最終事業年度における目標達成率から支給率を算定し、同期間の役位別標準ポイント累計を乗じ、1ポイントあたり1株として交付株式数を算定します。

なお、支給率は目標達率度に応じて0%~200%の幅で変動します。

役位別標準ポイントは、役位別原資額を基準株価で除して算定します。

基準株価は、中期経営計画期間の当初3ヶ月の平均株価とします。

上記株式交付数は、報酬委員会で審議、決定しております。

 

3)当事業年度における業績連動報酬「年度業績連動金銭報酬」に係る指標の目標及び実績

ⅰ)年度業績連動金銭報酬

 

当期利益額

総資産回転率

KMCC-ROIC

達成率

0%

99%

0%

※6)の「役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数」の「業績連動報酬(当事業年度において費用計上すべき額)」を算定する際に使用した達成率を記載しておりますが、最終的な報酬額については、確定した業績結果に基づく達成率にて算出し、支給します。

 

ⅱ)中期株式報酬(業績連動型)

 

財務指標

非財務指標

 

ROE

施策によるCO2排出削減量

社員エンゲージメントスコア

達成率

※「達成率」は中期経営計画期間が終了した後に確定します。

 

4)非金銭報酬等の内容

当社は非金銭報酬として、株式報酬を交付しております。

名称

株式の種類

交付数算定方式

付帯条件

中期株式報酬

(業績連動型)

当社普通株式

前記2)ⅱ)c)に記載のとおりであります。

交付株式は、原則退任後1年が経過するまで継続保有するものとします。

中期株式報酬

(非業績連動型)

中期経営計画期間の役位別標準ポイント累計を基に、1ポイントあたり1株として交付株式数を算定します。それ以外は前記2)ⅱ)c)に記載のとおりであります。

長期株式報酬

役位別ポイントに在任期間を乗じて、1ポイントあたり1株として交付株式数を算定します。それ以外は前記2)ⅱ)c)に記載のとおりであります。

 

5)役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の決定権限を有する者の氏名又は名称、その権限の内容及び裁量の範囲

ⅰ)方針の決定権限を有する者の名称

報酬委員会

ⅱ)権限の内容及び裁量の範囲

a)報酬委員会は、取締役及び執行役が受ける個人別の報酬決定に関する方針を決定します。

b)その方針に基づいて、取締役・執行役の個人別報酬を決定します。

ⅲ)当事業年度の役員の報酬等の決定過程における委員会等の活動内容(参考のため2025年5月まで記載)

開催時期

出席状況

主な議題  ◆:決議 ◇:審議 ○:報告 △:その他

2024年4月

4名全員出席

◆中期株式報酬(業績連動型)非財務指標の改定「施策によるCO2排出削減量」

◆報酬決定方針及び役員報酬内規の一部改定

◇役員報酬体系に関する検討

2024年5月

4名全員出席

◆2023年度執行役の年度業績連動金銭報酬額

◆2023年度役員の株式報酬

◆2024年度執行役の個人別報酬額(標準年俸)

◆役員報酬内規の一部改定

○2024年度執行役の戦略的重点施策

2024年6月

4名全員出席

◆委員長の選定

◆2024年度報酬委員会の年間方針・年間計画

◆2024年7月以降の役員の個人別報酬額(標準年俸)

2024年7月

4名全員出席

◇執行役の報酬体系に関する検討

◆報酬決定方針の一部改定

○株式報酬のための取得株式数等の方向性

2024年11月

4名全員出席

◇執行役の報酬体系に関する検討

2024年11月

4名全員出席

○各執行役の戦略的重点施策 2024年度上期社長評価

2025年3月

4名全員出席

◆2025年度執行役の個人別報酬額(標準年俸)

◇社外取締役の報酬体系に関する検討

◆株式報酬の信託による追加株式取得数等

2025年4月

4名全員出席

◆2026年度中期株式報酬(業績連動型)の評価指標に「TSR」導入

2025年5月

4名全員出席

◆2024年度執行役の年度業績連動金銭報酬額

◆2024年度役員の株式報酬

◆役員報酬内規の一部改定

○2025年度執行役の戦略的重点施策

◇2025年度報酬委員会の年間計画におけるTSRの評価スキーム設計の進め方

 

6)役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

区 分

 

報 酬 額

合 計

固定報酬

業績連動報酬

(注3)

株式報酬

(注4)

(百万円)

人員

(名)

金額

(百万円)

人員

(名)

金額

(百万円)

人員

(名)

金額

(百万円)

取締役

社 外

90

5

90

社 内

40

1

32

1

8

130

6

122

1

8

執 行 役

611

13

336

13

133

13

141

(注1)2025年3月31日現在、社外取締役は5名、社内取締役(執行役非兼務)は1名、執行役は13名であります。

(注2)社内取締役は、上記の1名のほかに3名(執行役兼務)おりますが、その者の報酬等は執行役に含めて記載しております。

(注3)業績連動報酬につきましては、当事業年度において費用計上すべき額を記載しております。

    なお、業績連動報酬の算定方法は、「2)業績連動報酬の指標、当該指標を選択した理由及び業績連動報酬の額の決定方法」、「ⅰ)年度業績連動金銭報酬」の「c)報酬額の決定方法」に記載しておりますが、「業績水準部分」及び「業績目標達成部分」は事業年度末日時点の業績推定値に基づいて算定し、費用計上しております。「個人別評価部分」は基準額を費用計上しておりますが、実際の支給額は事業年度初めに定めた各執行役の戦略的重点施策の推進状況等に基づいて報酬委員会で審議、決定いたします。

(注4)株式報酬につきましては、取締役(社外取締役を除く)及び執行役に対して付与されるポイントの見込み数に応じた将来の当社株式交付等の報酬見込額を算定し、当事業年度において費用計上すべき額を記載しております。なお、その額には、中期経営計画期間の目標達成率に応じて交付する中期株式報酬(業績連動型)の見込額を含めております。

 

7)連結報酬等の総額が1億円以上である者の連結報酬等の総額等

(単位:百万円)

役職・氏名

会社区分

合 計

固定報酬

業績連動報酬

(注)

株式報酬

(注)

取締役

代表執行役社長兼CEO

大幸 利充

提出会社

135

74

35

25

 (注)業績連動報酬につきましては上記6)の(注3)、また株式報酬につきましては上記6)の(注4)と同じであ

    ります。

 

 

(5)【株式の保有状況】

①投資株式の区分の基準及び考え方

 当社は、保有する投資株式の区分について、株式価値の変動や配当の受取りによって利益を受けることを目的として保有する場合を純投資目的として区分し、それ以外の株式を純投資目的以外の目的で保有する投資株式として区分しております。

 

②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

1)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

ⅰ)保有方針

当社は、保有の意義・合理性が認められる場合を除き、原則として上場株式を政策保有株式として保有いたしません。保有の意義・合理性については、発行会社との企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを毎年個別銘柄ごとに検証した上で判断いたします。その結果、保有の意義・合理性が乏しいと判断される株式については、適宜株価や市場動向その他の事情を考慮しつつ売却いたします。

ⅱ)保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

2025年3月末時点の政策保有株式に対する検証結果は以下のとおりであります。なお、当社は、個別銘柄ごとの経済合理性の検証及び保有意義の確認を、毎年、経営審議会で行い、結果を取締役会に報告しております。

経済合理性は、個別銘柄ごとに、配当金や関連取引の収益が当社の資本コストを上回っているか否かを検証しておりますが、検証対象銘柄の関連収益が当社の資本コストを上回っていることが確認されました。

上記に加え定性的な保有意義についても確認し、このうち継続して保有するとした銘柄については、投資先との取引関係の維持・強化や企業連携・事業シナジーが見込めることなどを保有目的としていることが確認されました。併せて、保有の意義・合理性が希薄化してきたことなどから、売却を検討していく銘柄も確認されました。なお、当事業年度は、保有意義の希薄化が認められた1銘柄について売却を実施しており、売却金額は725百万円であります。

 

2)銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額

 

銘柄数

(銘柄)

貸借対照表計上額の

合計額(百万円)

非上場株式

18

740

非上場株式以外の株式

7

7,609

 

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の増加に係る取得

価額の合計額(百万円)

株式数の増加の理由

非上場株式

非上場株式以外の株式

 

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の減少に係る売却

価額の合計額(百万円)

非上場株式

1

非上場株式以外の株式

1

725

(注)非上場株式の減少は、会社清算によるものであります。

 

 

3)保有目的が純投資目的以外の目的である特定投資株式及びみなし保有株式の保有区分、銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的

特定投資株式

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、

定量的な保有効果

及び株式数が増加した理由

当社の

株式の

保有の

有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表

計上額

(百万円)

貸借対照表

計上額

(百万円)

㈱三井住友フィナンシャルグループ

618,300

206,100

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との資金調達等金融取引の円滑化及び国内外情報の収集、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

なお、同社は、2024年10月1日に普通株式1株につき3株の割合で株式分割しております。

(注)

2,346

1,836

MS&ADインシュアランスグループホールディングス㈱

659,751

219,917

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との安定的な保険取引の維持・強化、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

なお、同社は、2024年10月1日に普通株式1株につき3株の割合で株式分割しております。

(注)

2,127

1,788

㈱りそなホールディングス

857,818

857,818

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との資金調達等金融取引の円滑化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

(注)

1,104

815

SOMPOホールディングス㈱

144,900

48,300

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との安定的な保険取引の維持・強化、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

なお、同社は、2024年4月1日に普通株式1株につき3株の割合で株式分割しております。

(注)

655

462

㈱T&Dホールディングス

188,400

188,400

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との安定的な保険取引の維持・強化、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

(注)

597

489

 

 

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、

定量的な保有効果

及び株式数が増加した理由

当社の

株式の

保有の

有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表

計上額

(百万円)

貸借対照表

計上額

(百万円)

㈱百十四銀行

153,900

153,900

同社株式は、発行会社との資金調達等金融取引の円滑化、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

 

534

458

㈱小森コーポレーション

200,000

200,000

同社株式は、プロフェッショナルプリント事業の産業印刷ユニットにおける共同開発パートナー・生産委託先・販売提携先であり、また、デジタルワークプレイス事業における販売先として発行会社との取引関係の維持・強化のため保有しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

 

243

246

㈱ニコン

454,800

同社株式は、発行会社とのインダストリー事業の光学コンポーネントユニットにおける協力関係、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しておりました。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しておりましたが、当事業年度における検証の結果、売却いたしました。

696

(注)発行会社の主要な子会社が当社株式を保有しております。

 

みなし保有株式

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、業務提携等の概要、

定量的な保有効果

及び株式数が増加した理由

当社の

株式の

保有の

有無

株式数(株)

株式数(株)

評価額

(百万円)

評価額

(百万円)

㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ

6,797,500

6,797,500

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との資金調達等金融取引の円滑化及び国内外情報の収集、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しており、現在は退職給付信託に拠出しております。この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

(注2)

13,669

10,583

㈱三井住友フィナンシャルグループ

312,000

104,000

同社株式は、発行会社傘下の金融機関との資金調達等金融取引の円滑化及び国内外情報の収集、及び、デジタルワークプレイス事業における販売先としての取引関係の維持・強化のため保有しており、現在は退職給付信託に拠出しております。この議決権行使については、当社が指図権を留保しております。

当社は、保有株式の保有の意義・合理性について、企業連携や事業シナジーが見込めるか、また保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているかを検証した上で総合的に判断し同社株式を保有しております。定量的な効果については取引先との営業秘密や守秘義務等の観点から記載しておりません。

なお、同社は、2024年10月1日に普通株式1株につき3株の割合で株式分割しております。

(注2)

1,184

926

(注1)上記みなし保有株式は全て、当社が退職給付信託に拠出しているものであります。

(注2)発行会社の主要な子会社が当社株式を保有しております。

 

③保有目的が純投資目的である投資株式

該当事項はありません。

 

④当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの

該当事項はありません。

 

⑤当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの

該当事項はありません。