第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の異常な変動等又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高1,945億6千7百万円(前年同期比3.4%増、為替変動の影響を除いた実質前年同期比3.1%増)、営業利益117億9千2百万円(前年同期比13.1%増)、経常利益128億6千1百万円(同13.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益82億7千2百万円(同15.5%増)となりました。

当社グループは、中期経営計画「V-2計画(Vision2020 Part-2)」における4つの戦略テーマ「国内事業の質的成長」、「海外事業の量的成長」、「新しいビジネス価値の開発」、「組織学習能力の向上」にもとづく施策を推進しています。

国内事業では、歯刷子、制汗剤、柔軟剤等において新製品を導入するとともに、高付加価値品を中心に積極的なマーケティング施策により育成を図りました。

海外事業では、オーラルケア、ビューティケア等のパーソナルケア分野を中心に、重点ブランドの育成を行い、事業規模の拡大を図りました。

 

[連結業績の概況]

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

売上高

194,567

188,248

3.4%

営業利益

11,792

10,430

13.1%

経常利益

12,861

11,338

13.4%

親会社株主に帰属する
四半期純利益

8,272

7,161

15.5%

 

 

 

[セグメント別業績]

 

売上高

セグメント利益(営業利益)

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

一般用消費財事業

138,799

135,714

2.3%

7,507

6,155

22.0%

産業用品事業

26,270

26,614

△1.3%

987

1,249

△21.0%

海外事業

58,216

55,142

5.6%

2,551

2,468

3.4%

その他

14,241

12,143

17.3%

597

333

79.2%

小計

237,527

229,615

3.4%

11,644

10,207

14.1%

調整額

△42,960

△41,367

148

222

△33.5%

合計

194,567

188,248

3.4%

11,792

10,430

13.1%

 

 

セグメント別の業績は、次のとおりです。

なお、セグメントの業績については、セグメント内及びセグメント間の内部売上高を含んでおります。

 

① 一般用消費財事業

当事業は、「オーラルケア分野」、「ビューティケア分野」、「ファブリックケア分野」、「リビングケア分野」、「薬品分野」、「その他の分野」に分かれており、全体の売上高は、前年同期比2.3%の増加となりました。セグメント利益は、原材料価格が上昇しましたが、高付加価値品の伸長などにより前年同期比22.0%の増加となりました。

 

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

売上高

138,799

135,714

2.3%

セグメント利益(営業利益)

7,507

6,155

22.0%

 

 

[売上高の分野別状況]

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

オーラルケア分野

30,837

29,240

5.5%

ビューティケア分野

12,711

11,174

13.8%

ファブリックケア分野

38,394

37,453

2.5%

リビングケア分野

9,587

9,913

△3.3%

薬品分野

18,163

19,085

△4.8%

その他の分野

29,104

28,846

0.9%

 

 

(オーラルケア分野)

歯磨は、“0才からはじめる予防歯科”の実践を提案し、新たな香味を追加した「クリニカKid’s(キッズ) ジェルハミガキ」が堅調に推移するとともに、「システマハグキプラス」シリーズが好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

歯刷子は、コンパクトタイプを追加発売した「ビトイーン贅沢Care(ケア)」が好調に推移するとともに、子どもの成長に合わせて、歯みがきの習慣化から永久歯の上手なケアまでをサポートする「クリニカKid’s(キッズ)ハブラシ」が3倍増となり、全体の売上は前年同期を上回りました。

口中剤は、「システマハグキプラス デンタルリンス」が順調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

 

 

(ビューティケア分野)

昨年発売した「hadakara(ハダカラ) ボディソープ」では、保湿とサラサラ感を両立した新製品を追加発売し、お客様のご好評をいただきました。

ハンドソープは、「キレイキレイ薬用泡ハンドソープ」が堅調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

制汗剤は、ワキ汗をしっかり抑え、サラサラした使用感の新製品「Ban(バン) 汗ブロックスティック プレミアムラベル」がお客様のご好評をいただきましたが、全体の売上は前年同期比微減となりました。

 

(ファブリックケア分野)

柔軟剤は、衣類についた汗臭や体臭をしっかり消臭する「香りとデオドラントのソフラン プレミアム消臭プラス」がお客様のご好評をいただくとともに、「ソフラン アロマリッチ」が堅調に推移し、全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。

洗濯用洗剤は、新開発の“プレミアム抗菌処方”で抗菌効果を向上させた超コンパクト液体洗剤「トップ HYGIA(ハイジア)」が好調に推移しましたが、市場規模の縮小が続く粉末洗剤が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。

 

(リビングケア分野)

台所用洗剤は、食器洗い機専用洗剤「CHARMY(チャーミー) クリスタ」が好調に推移しましたが、「CHARMY(チャーミー) Magica(マジカ)」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。

住居用洗剤は、浴室用カビ防止剤「ルック おふろの防カビくん煙剤」が好調に推移しましたが、浴室用洗剤が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期比微減となりました。

 

(薬品分野)

解熱鎮痛薬は、「バファリン プレミアム」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

点眼剤は、市場規模が縮小したことに加え、「スマイル40」が前年同期を下回り、全体の売上は前年同期を下回りました。

また、下着などの衣類やストレスなどによるかゆみや湿疹に効く皮膚治療薬「メソッド WO(ダブリューオー)クリーム」やシートタイプの治療薬「メソッド シート」を新発売し、お客様のご好評をいただきました。

 

(その他の分野)

通信販売商品は、「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」が順調に推移するとともに、「グッスミン 酵母のちから」が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

ペット用品は、猫用トイレの砂「ニオイをとる砂」が順調に推移するとともに、オーラルケア用品が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

 

 

② 産業用品事業

当事業は、タイヤの防着剤等を取り扱う「自動車分野」、2次電池向け導電性カーボン等の「電気・電子分野」、施設・厨房向け洗浄剤等の「業務用洗浄剤分野」等で構成されており、全体の売上高は、グループ内取引の減少により前年同期比1.3%の減少となりました。セグメント利益は、前年同期比21.0%の減少となりました。

 

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

売上高

26,270

26,614

△1.3%

セグメント利益(営業利益)

987

1,249

△21.0%

 

 

自動車分野では、タイヤの防着剤が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。
  電気・電子分野では、半導体搬送材料向け導電樹脂が好調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

業務用洗浄剤分野では、厨房向け消毒用アルコールが好調に推移するとともに、ハンドソープが順調に推移し、全体の売上は前年同期を上回りました。

 

③ 海外事業

海外は、タイ、マレーシア等の東南アジア、韓国、中国等の北東アジアにおいて事業を展開しております。全体の売上高は、前年同期比5.6%の増加(為替変動の影響を除いた実質前年同期比4.7%の増加)となりました。セグメント利益は、前年同期比3.4%の増加となりました。

 

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

売上高

58,216

55,142

5.6%

セグメント利益(営業利益)

2,551

2,468

3.4%

 

 

   [地域別売上状況]

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

東南アジア

39,963

37,811

5.7%

北東アジア

18,252

17,331

5.3%

 

 

 (地域別の状況)

東南アジア全体の売上高は、前年同期比5.7%の増加となりました。

タイでは、「システマ」歯磨や「植物物語」ボディソープが好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。

北東アジア全体の売上高は、前年同期比5.3%の増加となりました。

韓国では、「キレイキレイ」ハンドソープや洗濯用洗剤の液体「ビート」が好調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。

また、中国では、「システマ」歯刷子が順調に推移し、円貨換算後の全体の売上は前年同期を大幅に上回りました。

 

 

④ その他

その他(建設請負事業等)では、全体の売上高は、142億4千1百万円(前年同期比17.3%増)、セグメント利益は、5億9千7百万円(前年同期比79.2%増)となりました。

 

 

当第2四半期(百万円)

前第2四半期(百万円)

増減率

売上高

14,241

12,143

17.3%

セグメント利益(営業利益)

597

333

79.2%

 

 

(2) 財政状態の分析

総資産は、受取手形及び売掛金の減少等により、前連結会計年度末と比較して123億3千7百万円減少し、2,861億7千2百万円となりました。純資産は、78億9千6百万円増加し、1,657億7千6百万円となり、自己資本比率は54.9%となりました。
 

(3) キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、未払金等の減少等により、36億2千7百万円の資金の減少となりました。(前年同期は45億2千万円の資金の増加)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、52億5千2百万円の資金の減少となりました。(前年同期は53億1千7百万円の資金の減少)

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当の支払いによる支出等により、30億2千万円の資金の減少となりました。(前年同期は50億6千1百万円の資金の減少)

以上の結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ118億4千5百万円減少し、658億9千4百万円となりました。また、前第2四半期連結会計期間末に比べて122億5千2百万円増加しました。
 

 

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

1)当社グループの対処すべき課題

当社グループは、今後の社会的な変化に対する認識を踏まえ、2020年の目指す姿として経営ビジョン「Vi
sion(ビジョン)2020」を掲げており、そこに至る基本戦略として中期経営計画「V-2計画(平成27年
~平成29年)」を推進しています。

 

「Vision 2020」で目指す3つのビジョン

①「くらしとこころの価値創造企業を目指す」

②「環境対応先進企業を目指す」

③「挑戦・創造・学習企業を目指す」

 

 

「Vision2020」の実現に向け、「V-2計画」では4つの基本戦略をさらに強力に推し進めることに加え、構造
改革や効率化のための施策をスピーディに実行することで、確実に「V-2計画」の目標を達成するとともに、来
期以降のさらなる飛躍に向けた準備を十分に行うことが当社グループの課題であると認識しております。

① 国内事業の質的成長

一般用消費財事業では、主力のヘルス&ホームケア事業において、重点ブランドの育成強化と高付加価値分野の
開発に注力するとともに、生産・供給体制の見直し等による経営資源の効率化に取り組み、収益力を強化してまい
ります。

産業用品事業では、子会社のライオン・スペシャリティ・ケミカルズ㈱において、自動車、電気・電子等の重点
分野への経営資源の集中を図り、事業基盤の強化を図ってまいります。また、業務用洗浄剤事業においては、衛生
管理サービスの充実を図り、新規顧客の開拓による一層の事業拡大を目指してまいります。

② 海外事業の量的成長

成長市場であるアジアを中心に、グローバルブランドの育成強化やパーソナルケア分野の拡充を進めるととも
に、グループ内における生産設備の効率的な活用および新規参入エリアの探索を進め、利益ある成長を目指してま
いります。

③ 新しいビジネス価値の開発

通販事業のさらなる成長を目指し、主力の「ナイスリムエッセンス ラクトフェリン」に次ぐ、第2・第3の柱
となる商品の開発・育成を加速します。また、当社保有資源を活用した新たな事業展開等、新規事業機会の探索も
積極的に進めてまいります。

④ 組織学習能力の向上

企業スローガン「今日を愛する。」のもと、多様な人材が活躍できる環境づくりと人材育成施策を行い、チャレ
ンジを促す組織文化への変革を進めます。また、当社の環境対応活動である「ECO LION(エコ ライオン)」活動
や、生活情報の双方向型コミュニケーション活動にも一層注力いたします。

 

当社グループでは、これら4つの戦略を強力に推進し、収益性の向上と事業基盤の強化を図るとともに、持続可
能な循環型社会の実現に向け幅広く貢献し、企業価値の向上を目指してまいります。

 

2)株式会社の支配に関する基本方針

  ① 基本方針の内容

当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念及び企業価値の源泉並びに当社を
支えるステークホルダーとの信頼関係を理解し、当社の企業価値ひいては株主の皆さまの共同の利益を継続的か
つ持続的に確保、向上していくことを可能とする者であることが必要と考えております。

当社は、当社の支配権の移転を伴う買収提案についての判断は、最終的には当社の株主全体の意思にもとづい
て行われるべきものと考えております。また当社は、当社株式等について大規模買付行為がなされる場合、当社
の企業価値の向上や株主共同の利益に資するものであれば、これを否定するべきではないと考えております。  

しかしながら、株式等の大規模買付行為の中には、係る行為の目的等が当社の企業価値・株主共同の利益を明
白に侵害するおそれのあるもの、株主に株式等の売却を事実上強要するおそれのあるもの、当社の取締役会や株
主に対して当該行為に係る提案内容や代替案等を検討するための十分な時間や情報を与えないものなど当社の企
業価値・株主共同の利益を毀損するおそれのあるものも想定されます。

当社は、このような企業価値・株主共同の利益に資さない大規模買付行為を行う者は、当社の財務及び事業の
方針の決定を支配する者として不適切であり、このような者による大規模買付行為に対しては、必要かつ相当な
措置をとることにより、当社の企業価値ひいては株主の皆さまの共同の利益を確保する必要があると考えており
ます。

 

  ② 基本方針の実現に資する特別な取組み

当社は、明治24年の創業以来、長きにわたり人々の健康と清潔で快適な暮らしに役立つ優良製品の提供を通
じ、社会に貢献することを目指してまいりました。また、『「愛の精神の実践」を経営の基本とし、人々の幸福
と生活の向上に寄与する』との社是のもと、口腔衛生啓発活動等の社会貢献活動にも積極的に取り組んでおりま
す。このような一貫した「企業理念にもとづく事業活動」の継続により、現在の当社事業は、歯磨、歯刷子、洗
濯用洗剤、ハンドソープなどの日用品、解熱鎮痛薬、アイケア剤などの一般用医薬品等、生活に欠かすことので
きない製品分野にわたり、多くのお客様からご愛顧をいただいております。

企業経営を取り巻く環境が絶えず変化する中、今後とも一貫した経営理念にもとづいて、よりお客様に満足い
ただける製品・サービスを創出し、生活者の良きパートナーであることが当社の中長期的な企業価値の向上につ
ながるものと考えております。

当社は、経営ビジョン「Vision2020」の実現に向け、「V-2計画」の戦略を着実に実行に移し、企業価値の
向上を目指してまいります。

また、当社は、取締役の任期を1年として社外取締役3名を置き、経営の監督機能の強化を図るとともに社会通念上の視点から経営の評価を行うため社外有識者で構成される「アドバイザリー・コミッティ」を設置し、コーポレート・ガバナンスの充実に努めております。

 

③ 基本方針に照らして不適切な者によって支配されることを防止するための取組み(買収防衛策)

当社は、平成27年3月27日開催の第154期定時株主総会において「当社株式等の大規模買付行為に関する対応
策(買収防衛策)」(以下、「本プラン」といいます。)の継続についてご承認いただいております。本プラン
は、当社株式等の大規模買付行為を行おうとする者(以下、「買付者等」といいます。)が遵守すべき手続きを
明確にし、株主及び投資家の皆さまが適切な判断をするために必要かつ十分な情報及び時間並びに買付者等との
交渉の機会を確保することを可能とするものであり、買付者等が本プランに定める手続きを遵守しない場合や、
当社の企業価値・株主共同の利益を著しく損なうものと認められる場合には対抗措置の発動を警告するものであ
ります。

本プランの対象となる大規模買付行為とは、以下の(ⅰ)または(ⅱ)に該当する当社株式等の買付けまたはこれ
に類似する行為であります。

(ⅰ) 当社が発行者である株式等について、保有者の株式等保有割合が20%超となる買付け
(ⅱ) 当社が発行者である株式等について、公開買付けに係る株式等の株式等所有割合及び
     その特別関係者の株式等所有割合の合計が20%超となる公開買付け

本プランに従った対抗措置の発動等については、当社取締役会の恣意的判断を排するために、当社の業務執行
を行う経営陣から独立している社外取締役及び社外監査役で構成される企業統治委員会の勧告を最大限尊重する
とともに、株主及び投資家の皆さまに適時に情報開示し透明性を確保するものとしております。

本プランは、買付者等が本プランに定める手続きに従うことなく大規模買付け等を行う場合に企業統治委員会
が対抗措置の発動を勧告する場合及び企業統治委員会が対抗措置の不発動を勧告する場合を除き、対抗措置の発
動の是非に関し株主の皆さまの意思を確認するために、当社取締役会は、実務上可能な限り速やかに株主総会を
開催し、対抗措置の発動の是非に関する議案を付議するものとしております。

 

 

④ 本プランの合理性

当社取締役会は、以下の理由から、本プランが基本方針に沿うものであること、株主の共同の利益を損なうも
のではないこと、当社役員の地位の維持を目的とするものではないと判断しております。

 (ⅰ) 買収防衛策に関する指針の要件をすべて充足していること

本プランは、経済産業省及び法務省が平成17年5月27日に発表した「企業価値・株主共同の利益の確保また
は向上のための買収防衛策に関する指針」の定める三原則(企業価値・株主共同の利益の確保・向上の原則、
事前開示・株主意思の原則、必要性・相当性確保の原則)を充足しており、また、企業価値研究会が平成20年
6月30日に公表した「近時の諸環境の変化を踏まえた買収防衛策の在り方」を踏まえた内容となっておりま
す。

 (ⅱ) 当社の企業価値・株主共同の利益の確保・向上の目的をもって導入されていること

本プランは、当社株式等に対する大規模買付け等がなされようとする際に、当該大規模買付け等に応じるべ
きか否かを株主の皆さまがご判断し、あるいは当社取締役会が代替案を提示するために必要な情報や期間を確
保し、株主の皆さまのために買付者等と交渉を行うこと等を可能とすることにより、当社の企業価値・株主共
同の利益を確保し、向上させるという目的をもって導入されるものであります。

 (ⅲ) 株主意思を重視するものであること

本プランは、買付者等が本プランに定める手続きに従うことなく大規模買付け等を行う場合に企業統治委員
会が対抗措置の発動を勧告する場合及び企業統治委員会が対抗措置の不発動を勧告する場合を除き、買付者等
による大規模買付け等に対する対抗措置発動の是非について株主の皆さまの意思を直接確認するものでありま
す。

また、本プランの有効期間は、平成30年3月開催予定の当社定時株主総会終結の時まででありますが、係る
有効期間の満了前であっても、当社株主総会において本プランの変更または廃止の決議がなされた場合には、
本プランも当該決議に従い変更または廃止されることになります。従いまして、本プランの導入及び廃止に
は、株主の皆さまの意思が十分反映される仕組みとなっております。

 (ⅳ) 独立性の高い委員会の判断の重視と情報開示

当社は、本プランの導入に当たり、大規模買付け等への対抗措置の発動等に関する取締役会の恣意的判断を
排し、取締役会の判断及び対応の客観性及び合理性を確保することを目的として企業統治委員会を設置してお
ります。
 企業統治委員会は、当社の業務執行を行う経営陣から独立している、当社社外取締役、当社社外監査役の中
から当社取締役会により選任された者により構成されております。

また、当社は、必要に応じ企業統治委員会の判断の概要について株主及び投資家の皆さまに情報開示を行う
こととし、当社の企業価値・株主共同の利益に資するよう本プランの透明な運営が行われる仕組みを確保して
おります。

 (ⅴ) 合理的かつ客観的発動要件の設定

本プランは、合理的かつ客観的な発動要件が充足されなければ発動されないように設定されており、当社取
締役会による恣意的な発動を防止するための仕組みを確保しております。

 (ⅵ) デッドハンド型もしくはスローハンド型買収防衛策ではないこと

本プランは、当社株主総会で選任された取締役で構成される取締役会により、いつでも廃止することができ
るものとしております。従って、本プランは、デッドハンド型買収防衛策(取締役会の構成員の過半数を交代
させても、なお発動を阻止できない買収防衛策)ではありません。

 また、当社は取締役の任期が現在1年のため、本プランはスローハンド型(取締役会の構成員の交代を一度に行うことができないため、その発動を阻止するのに時間を要する買収防衛策)でもありません。

 

なお、詳細につきましては、インターネット上の当社ウェブサイトに掲載しておりますのでご参照ください。
(http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1215159)

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は50億5千7百万円であります。