当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安を背景とした好調な企業業績と堅調な設備投資に支えられ、総じて緩やかな景気回復基調で推移しています。しかしながら、個人消費の回復遅れや輸出の弱まりなどの影響から、直近のGDP統計では3四半期ぶりにマイナス成長に転じました。また、新興国経済、とりわけ中国経済の減速傾向が鮮明となるなど、景気の先行きは不透明感を増してきています。
このような状況のもと、当社グループは、農薬事業においては新製品の普及拡販、ファインケミカル事業においては新規受注の獲得を目指して、販売活動を強化してまいりました。
当第3四半期の業績は、売上高が339億5千9百万円(前年同期比9億8千3百万円の増加、同3.0%増)となりました。利益面では売上高の増加や生産性の向上などにより、営業利益は26億5千7百万円(前年同期比8億2千万円の増加、同44.6%増)、経常利益は28億円(前年同期比9億9千7百万円の増加、同55.3%増)となりました。なお、四半期純利益は日本橋室町の再開発事業による本社移転補償金の受け入れなどにより17億4千2百万円(前年同期比6億8千2百万円の増加、同64.3%増)となりました。
報告セグメント別の概況は以下のとおりです。
〔農薬事業〕
農薬製品は国内販売における新規水稲用除草剤の伸長や海外販売における受注の増加並びに円安により、増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は235億円(前年同期比3億2千8百万円の増加、同1.4%増)、営業利益は12億7千5百万円(前年同期比4億4千4百万円の増加、同53.5%増)となりました。
〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の販売は、主要分野の樹脂添加剤やその他の受託品などの受注が堅調に推移したことにより、増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は104億3千2百万円(前年同期比6億7千9百万円の増加、同7.0%増)、営業利益は13億6千8百万円(前年同期比3億6千8百万円の増加、同36.8%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は422億5千7百万円となり、前連結会計年度末比2千7百万円の減少となりました。
負債の残高は252億4千1百万円となり、前連結会計年度末比17億5千3百万円の減少となりました。これは、支払手形及び買掛金、未払費用の減少が主な要因です。
純資産の残高は170億1千5百万円となり、前連結会計年度末比17億2千6百万円の増加となりました。これは、四半期純利益の計上が主な要因です。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、10億8千9百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。