当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善が足踏みするなど一部に弱さもありましたが、雇用や所得環境の改善が続くなか、個人消費が底堅い動きを見せるなど、引き続き緩やかな回復基調で推移いたしました。
しかしながら、中国をはじめとする新興国・資源国経済の減速並びに英国のEU離脱問題による世界経済の下振れ懸念や、為替の円高傾向の定着などにより、景気の先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画の達成に向けた取組みを着実に進め、営業活動においては、新製品の普及や新規受託品の受注活動を強化してまいりました。
当第3四半期の業績は、農薬事業の販売が堅調に推移しましたが、ファインケミカル事業における製品需要の低下の影響により、売上高が333億2千4百万円(前年同期比6億3千5百万円の減少、同1.9%減)となりました。利益面では、営業利益は、生産コストの低減や事業の見直しによる販売経費の削減などにより、28億3千4百万円(前年同期比2億6千8百万円の増加、同10.4%増)となりました。一方、経常利益は、円高の進展に伴い為替差損が発生したことから、25億3千3百万円(前年同期比2億6千7百万円の減少、同9.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、17億6千6百万円(前年同期比2千3百万円の増加、同1.3%増)となりました。
報告セグメント別の概況は以下のとおりです。
〔農薬事業〕
農薬製品は、主に国内販売において新剤等の拡販による水稲用除草剤の売上増加により、増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は243億5千万円(前年同期比8億5千万円の増加、同3.6%増)、営業利益は13億9千4百万円(前年同期比2億1千万円の増加、同17.8%増)となりました。
〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の販売は、主要分野の樹脂添加剤や医農薬中間体などの受注が低調に推移したことから、減収となりました。この結果、本セグメントの売上高は89億5千5百万円(前年同期比14億7千7百万円の減少、同14.2%減)となりましたが、営業利益は生産コストの低減等の効果により14億3千7百万円(前年同期比6千9百万円の増加、同5.0%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は406億9千8百万円となり、前連結会計年度末比35億6百万円の減少となりました。これは、商品及び製品の減少が主な要因です。
負債の残高は225億2千万円となり、前連結会計年度末比41億5千6百万円の減少となりました。これは、支払手形及び買掛金、未払費用の減少が主な要因です。
純資産の残高は181億7千8百万円となり、前連結会計年度末比6億4千9百万円の増加となりました。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更並びに新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、11億5千5百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。