当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に、設備投資の増加や雇用情勢の改善が継続し、緩やかな回復が継続しましたが、地政学的リスクや米国の通商政策の動向など、世界経済の変動には留意すべき状況も続きました。
国内農業においては、「農林水産業・地域の活力創造プラン」が2017年12月に改訂され、農業の更なる成長産業化に向けた検討が進められていますが、農業従事者の高年齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など厳しい状況が続いています。また、海外では、世界的な人口の増加や新興国経済の成長による農作物需要の拡大が今後も続くと予想されます。
ファインケミカル業界においては、AIやIoTなど新しい技術革新に伴う半導体デバイスの需要拡大やクリーンエネルギー車(EV,PHV)の普及による新たな産業の台頭等により大いに活気づいています。
一方で「世界の工場」と言われる中国の環境問題に対する規制強化による原料の供給不安や環境対策関連コストの上昇に伴う製造コストの増加など、複雑な状況にも直面しています。
このような状況のもと、当社グループは、「既存事業の収益基盤強化」、「事業分野・領域の拡張」、「健全な財務体質の維持」を基本方針とする3ヵ年経営計画「HOKKO Growing Plan 2020」(2018/11期~2020/11期)の経営目標達成に向けて、新製品の普及や新規受託品の受注活動に注力しています。
当第2四半期の業績は、農薬事業における水稲育苗箱処理剤やファインケミカル事業における電子材料などの販売が増加したことから、売上高は257億6千9百万円(前年同期比6億8千4百万円の増加、同2.7%増)と拡大しました。営業利益は、海外子会社の製造コストの上昇や研究開発費・販売手数料など販売費及び一般管理費が増加し、25億2千6百万円(前年同期比4千1百万円の増加、同1.6%増)と前年同期に比べ微増にとどまりました。また、経常利益は、受取配当金の減少並びに為替差損の増加により、30億6千6百万円(前年同期比3億1千7百万円の減少、同9.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、21億6千3百万円(前年同期比3億9千万円の減少、同15.3%減)となりました。
事業別の状況は以下のとおりです。
〔農薬事業〕
農薬製品の売上高は、国内において水稲育苗箱処理剤などの販売が増加したことから、前年同期比で増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は193億3千7百万円(前年同期比4億7千3百万円の増加、同2.5%増)となりました。また、営業利益は、研究開発費や販売手数料など販売費及び一般管理費が増加したことから、15億2千2百万円(前年同期比3千5百万円の増加、同2.3%増)となりました。
〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の売上高は、電子材料や樹脂分野での販売が好調に推移するなど、前年同期比で増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は64億2千万円(前年同期比2億1千1百万円の増加、同3.4%増)となりました。また、営業利益は、海外子会社における製造コストの上昇などが影響し、9億9千6万円(前年同期比2百万円の増加、同0.2%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は497億7千3百万円となり、前連結会計年度末比93億3千6百万円の増加となりました。これは、受取手形及び売掛金の増加が主な要因です。
負債の残高は258億9千6百万円となり、前連結会計年度末比73億8千5百万円の増加となりました。これは、短期借入金の増加が主な要因です。
純資産の残高は238億7千8百万円となり、前連結会計年度末比19億5千1百万円の増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、66億7千5百万円の支出超過(前年同期は51億9千7百万円の支出超過)となりました。これは、主に売上債権の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、8億2千2百万円の支出超過(前年同期は8億6千2百万円の支出超過)となりました。これは、主に有形固定資産の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、70億3千万円の収入超過(前年同期は62億5千6百万円の収入超過)となりました。これは、主に短期借入金の増加によるものです。
(現金及び現金同等物の四半期末残高)
現金及び現金同等物の四半期末残高は期首残高より4億9千7百万円減少し、9億5千7百万円となりました。
(4)事業上および財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、6億6千3百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第2四半期連結累計期間に新たに確定した設備の新設計画は、次のとおりです。
提出会社
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事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
投資予定金額 |
資金調達 方法 |
着手及び完了予定 |
完成後の増加能力 |
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総額 (百万円) |
既支払額 (百万円) |
着手 |
完了 |
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岡山工場 (玉野市) |
ファインケミカル事業 |
化成品合成設備 |
2,326 |
- |
自己資金 |
2018年7月 |
2019年11月 |
化成品の生産能力14%増 |
(注)上記の金額には、消費税は含まれておりません。