当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、厳しい状況が続きました。景気の先行きについては、経済活動の再開により一部で持ち直しの動きがみられるものの、拡大傾向にある国外の新型コロナウイルス感染症が世界経済に与える影響や、米中間の通商問題への懸念、米国大統領選挙の動向など、依然として不透明な状況にあります。
このような状況のもと、当社グループは、本年が最終年度にあたる3ヵ年経営計画「HOKKO Growing Plan 2020」の仕上げに向けて、新製品の普及や新規受託品の受注活動に注力しております。
当第3四半期の業績は、主に農薬事業における販売が減少したことから、売上高は321億9千9百万円(前年同期比12億7千3百万円の減少、同3.8%減)となりました。
利益面では、売上が減少したことにより、営業利益は26億3千4百万円(前年同期比9千6百万円の減少、同3.5%減)となりました。経常利益は、為替差損の減少等により、32億6千6百万円(前年同期比5千2百万円の増加、同1.6%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用の増加により、22億9千6百万円(前年同期比1千1百万円の減少、同0.5%減)となりました。
事業別の状況は以下のとおりです。
〔農薬事業〕
農薬製品の売上高は、主に国内販売において、流通在庫の影響や、海外からの原材料の入荷遅れに伴う生産・出荷の遅れが引き続き影響するなど、前年同期比で減収となりました。この結果、本セグメントの売上高は212億4千9百万円(前年同期比17億3千2百万円の減少、同7.5%減)となりました。営業利益は、売上が減少したことにより、5億1千4百万円(前年同期比4億1千2百万円の減少、同44.5%減)となりました。
〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の売上高は、樹脂分野の販売は減少したものの、電子材料、医農薬等の主要分野での販売が好調に推移したことから、前年同期並みとなりました。この結果、本セグメントの売上高は98億8千7百万円(前年同期比3千6百万円の減少、同0.4%減)となりました。営業利益は、高利益品目の売上構成比の上昇や海外子会社の製造コストの低減などにより、21億2千2百万円(前年同期比3億1千3百万円の増加、同17.3%増)となりました。
〔繊維資材事業〕
前第2四半期連結累計期間より報告セグメントとして「繊維資材事業」を追加しております。なお、前第3四半期連結損益計算書に含まれる同報告セグメントの業績は、2019年4月から6月を対象としております。
繊維資材の売上高は、10億4千9百万円、営業利益は4百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は444億5千2百万円となり、前連結会計年度末比10億5千5百万円の増加となりました。内訳として、現金及び預金、受取手形及び売掛金、投資有価証券が増加した一方、商品及び製品、有形固定資産が減少しております。
負債の残高は156億5百万円となり、前連結会計年度末比14億3千8百万円の減少となりした。内訳として、長期借入金が増加した一方、支払手形及び買掛金、未払費用が減少しております。
純資産の残高は288億4千8百万円となり、前連結会計年度末比24億9千2百万円の増加となりました。
(3)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更並びに新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、10億3千5百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。