当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかに持ち直しており、景気の先行きについても、ウィズコロナの新たな段階への移行が進められる中、各種政策の効果もあって、今後も持ち直していくことが期待されます。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化や急激な為替変動の影響が懸念され、世界的な金融引き締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。
このような状況のもと、当社グループは、「収益構造改革」、「造り方改革」、「働き方改革」の三つの改革を柱とした、5ヵ年経営計画「HOKKO Value Up Plan 2030 1st Stage for Creation」(2021年11月期~2025年11月期)の経営目標達成に向けて、新製品の普及や新規受託品の受注活動に注力しております。また、企業理念に基づく「SDGsへの取り組み方針」を定め、その達成を目指しております。
当第3四半期の業績は、農薬事業並びにファインケミカル事業における販売が引き続き好調に推移し、加えて為替が円安に進行したことから、売上高は、37,365百万円、前年同期比4,129百万円(12.4%)の増収となりました。
利益面では、売上が増加したことにより、営業利益は、4,656百万円、前年同期比1,863百万円(66.7%)の増加、経常利益は、円安進行に伴う為替差益の計上等により、5,426百万円、前年同期比2,091百万円(62.7%)の増加となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、3,819百万円、前年同期比1,385百万円(56.9%)の増加となりました。
なお、当社グループでは、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)及び(セグメント情報等) セグメント情報 Ⅱ 2.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりであります。
セグメントの概況については以下のとおりです。
〔農薬事業〕
農薬製品の売上高は、国内販売における園芸剤の受注増、海外販売におけるアジア向け、中南米および米国向けの需要が堅調だったことから、前年同期比で増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は、22,461百万円、前年同期比1,064百万円(5.0%)の増収となりました。営業利益は、売上が増加したことにより、1,056百万円、前年同期比556百万円(110.9%)の増加となりました。
〔ファインケミカル事業〕
ファインケミカル製品の売上高は、樹脂分野や電子材料分野の販売が好調に推移したことから、前年同期比で増収となりました。この結果、本セグメントの売上高は13,743百万円、前年同期比3,027百万円(28.2%)の増収となりました。営業利益は、売上が増加したことにより、3,562百万円、前年同期比1,305百万円(57.8%)の増加となりました。
〔繊維資材事業〕
繊維資材の売上高は、生産面や物流面の停滞の影響はあったものの、原材料価格や諸コストの上昇に適切に対応した結果、本セグメントの売上高は、1,149百万円、前年同期比41百万円(3.7%)の増収となりました。営業利益は、売上高が増加したことにより、40百万円、前年同期比2百万円(5.1%)の増加となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産の残高は55,918百万円となり、前連結会計年度末比3,931百万円の増加となりました。内訳として、受取手形、売掛金及び契約資産、有形固定資産のその他に含まれる建設仮勘定が増加した一方、現金及び預金、商品及び製品、投資有価証券が減少しております。
負債の残高は18,656百万円となり、前連結会計年度末比889百万円の増加となりした。内訳として、未払法人税等、未払消費税が増加した一方、未払費用、繰延税金負債が減少しております。純資産の残高は37,262百万円となり、前連結会計年度末比3,042百万円の増加となりました。
以上の結果、自己資本比率は66.6%となり、前連結会計年度の65.8%から0.8ポイント上昇しております。
(3)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更並びに新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、1,034百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。