(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成29年1月1日~平成29年3月31日)のわが国経済は、総じて緩やかな回復基調となりましたが、アジア経済の減速、英国のEU離脱問題、米国新政権の政策運営の動向等、先行き不透明な状況にありました。
当社業績に大きく影響する原油相場は昨年末のOPEC加盟国による減産合意もあり米国WTI原油は50ドル/バレル台前半で推移、東南アジア産原油も同様に50ドル/バレル台前半で推移しました。また、円・ドル相場は昨年末円安に進み117円台をつけましたが、年初から一転し徐々に円高が進行し3月末には112円/ドル台を付けるに至りました。
このような状況の中、ワックス販売は国内販売では蝋燭用が漸減するなか高機能製品を中心に堅調を持続し、販売数量では前年同期に比較し6トン増の8,728トン、販売高で8百万円減の2,865百万円の実績、輸出販売では中国大手ワックスメーカーの定期修理による引き合いや米国向け液状輸出の増販で販売数量では前年同期に比較して3,278トン増の11,862トン、販売高で451百万円増の1,938百万円の実績、重油販売は火力発電用需要が漸減する中、ワックス留分の多い原料による重油生産量削減を図り、販売数量では13,402キロリットル減の38,317キロリットル、販売高では前年同期に比較して20ドル/バレル以上上昇し販売単価を押し上げたため210百万円増の1,682百万円の実績となり、売上高はその他商品を含めて647百万円増の6,524百万円となりました。
これにより当第1四半期連結累計期間は前年同期に比較して、営業利益では513百万円増の584百万円、経常利益は525百万円増の498百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は388百万円増の326百万円となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して6百万円増加の29,089百万円となりました。これは主として現金及び預金の増加額189百万円、有形固定資産の増加額71百万円、受取手形及び売掛金の減少額259百万円等によるものです。これに対して負債合計は、前連結会計年度末に比較して247百万円減少の18,398百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金の増加額141百万円、賞与引当金の増加額89百万円、固定負債その他の増加額107百万円、長期借入金の減少額523百万円等によるものです。また純資産合計は、前連結会計年度末に比較して254百万円増加の10,690百万円となりました。これは主として利益剰余金の増加額237百万円等によるものです。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は36百万円であります。