第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した企業の概況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)のわが国経済は、雇用や所得環境の改善が続き、緩やかに回復している一方、通商問題を巡る緊張、中国経済の動向、10月に実施された消費税増税の影響など、景気が下振れする懸念材料があり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

原油相場は、年初の50ドル/バレル台前半から4月には70ドル/バレルに上昇しましたが、6月以降は60ドル/バレル前後で推移しました。

このような状況の中、当社業績は、ワックス国内販売は、販売数量では前年同期に比較し72トン減の26,408トン、販売高では55百万円減の8,586百万円の実績、輸出販売は販売数量では前年同期に比較して776トン減の28,510トン、販売高で368百万円減の4,936百万円の実績、重油販売は販売数量で9,630キロリットル減の132,862キロリットル、販売高では615百万円減の6,864百万円の実績となり、総売上高はその他商品を含めて1,012百万円減の20,532百万円となりました。

利益面では、期首の高値在庫や期中に仕入れた高価格原料の影響により製造コストが上昇しました。また、物流費の上昇により国内での販売コストが増加しました。輸出販売においては、米中貿易摩擦等による中国国内需要の減退を受けて、海外市場におけるワックス市況価格が軟化しワックス輸出での採算が大きく悪化しました。また、これらを踏まえ当社における繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、保守主義の原則に基づき、繰延税金資産を278百万円取崩し、同額を法人税等調整額に計上しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間は前年同期に比較して、営業損益は1,001百万円減の営業損失610百万円、経常損益は1,028百万円減の経常損失710百万円、親会社株主に帰属する四半期純損益は970百万円減の純損失763百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比較して350百万円増加の33,433百万円となりました。これは主として現金及び預金の増加額668百万円、受取手形及び売掛金の減少額594百万円、たな卸資産の増加額357百万円、有形固定資産の増加額213百万円等によるものです。

これに対して負債合計は、前連結会計年度末に比較して1,283百万円増加の23,017百万円となりました。これは主として支払手形及び買掛金の増加額266百万円、短期借入金の増加額371百万円、長期借入金の増加額262百万円等によるものです。

また純資産合計は、前連結会計年度末に比較して933百万円減少の10,416百万円となりました。これは主として利益剰余金の減少額923百万円等によるものです。

 

(3)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は111百万円であります。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。