当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、全国的に新型コロナウイルス感染が拡大し、緊急事態宣言ならびにまん延防止等重点措置が断続的に発令され、その対象範囲の都道府県も拡大したことで社会経済活動の再開が限定的なものとなり、景気は回復基調にあるものの緩やかなものに留まりました。新型コロナウイルスのワクチン接種の進展に伴い経済活動の本格的な再開が期待されますが、新たな変異株による感染再拡大の懸念など経済下振れのリスクもあり、先行きが不透明な状況が続いております。
国内の農業を取り巻く環境に関しましては、本年も各地で豪雨による被害が発生しました。農林水産物・食品の輸出は増加しましたが、外食産業の需要減少による主食用米の在庫量の高止まりから米価が低迷し、また新規就農者数の減少傾向が続くなど、国内の農業を取り巻く厳しい状況は続いております。
このような状況のもと、当社グループは従来からの地域密着を基本に、水稲用殺虫剤「スクミノン」ならびに食品由来物質を用いた「サンクリスタル乳剤」、「ハッパ乳剤」ならびに環境と樹木への負荷を軽減した樹幹注入剤「ウッドスター」などの独自開発品に加え、総合防除による環境保全型農業への推進、森林や公園・ゴルフ場等の緑化防除事業ならびに不快害虫防除薬剤の開発と防除事業などに注力するとともに受託生産にも努めて工場の操業度向上を図ってまいりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は53億84百万円(前年同期比3億54百万円、7.0%増)となりました。損益面では営業利益は4億41百万円(前年同期比2億69百万円、155.6%増)、経常利益は4億92百万円(前年同期比2億81百万円、133.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億41百万円(前年同期比1億92百万円、128.8%増)となりました。
○セグメントの経営成績は次のとおりであります。
当社グループの事業は単一セグメントでありますが、製品の用途別売上は以下のとおりとなりました。
殺虫剤は水稲用が増加し売上高は30億11百万円(前年同期比1億53百万円、5.4%増)、殺菌剤は水稲用が増加し売上高は5億14百万円(前年同期比38百万円、8.2%増)、殺虫殺菌剤は水稲用が増加し売上高は3億27百万円(前年同期比23百万円、7.8%増)、除草剤は園芸用が減少し売上高は6億54百万円(前年同期比14百万円、2.2%減)、その他は園芸用が増加し売上高は4億50百万円(前年同期比1億19百万円、36.2%増)、農薬外その他は緑化用が増加し売上高は4億26百万円(前年同期比33百万円、8.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は75億71百万円で、前連結会計年度末に比べ4億57百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金並びに電子記録債権の増加が受取手形及び売掛金並びに信託受益権の減少を上回ったことによるものであります。
負債は45億28百万円で、前連結会計年度末に比べ1億14百万円の増加となりました。これは主に長期借入金の増加が未払賞与の減少を上回ったことによるものであります。
純資産は30億42百万円で、前連結会計年度末に比べ3億43百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、1億27百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。