第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、

投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生、又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置が解除されたことで個人消費を中心に回復基調にありましたが、長期化しているロシアのウクライナ侵攻の影響による原材料価格の高騰や海外経済の減速が景気を下押しするリスクとなっており、依然として先行きが不透明な状況にあります。

国内の農業を取り巻く環境に関しましては、農林水産物や食品の輸出額の増加や20~49歳層の農業従事者数が微増する等の明るい兆しもあるものの、基幹的農業従事者総数や耕作面積の減少には歯止めがかかっておらず、国内の農業を取り巻く厳しい状況は続いております。

このような状況のもと、当社グループでは従来からの地域密着を基本に、水稲用殺虫剤「スクミノン」、園芸用殺虫剤「サンケイ コテツベイト」および食品由来物質を用いた「サンクリスタル乳剤」、「ハッパ乳剤」などの食用作物用独自開発品ならびに環境と樹木への負荷を軽減した樹幹注入剤「ウッドスター」などの緑化用独自開発品に加え、総合防除による環境保全型農業への推進、森林や公園・ゴルフ場等の緑化防除事業ならびに不快害虫防除薬剤の開発と防除事業などに注力するとともに受託生産にも努めて工場の操業度向上を図ってまいりました。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は39億24百万円(前年同期比91百万円、2.4%増)となりました。損益面では、営業利益は3億38百万円(前年同期比7百万円、2.3%減)、経常利益は3億63百万円(前年同期比18百万円、4.9%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は2億55百万円(前年同期比11百万円、4.3%減)となりました。

なお、当社グループでは「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日改正。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、前年同期との比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細は「第4.経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (会計方針の変更)」に記載のとおりであります。

 

○セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

当社グループの事業は単一セグメントでありますが、製品の用途別売上は次のとおりとなりました。

殺虫剤は園芸用が増加し売上高は22億46百万円(前年同期比11百万円、0.5%増)、殺菌剤は水稲用が減少し売上高は3億40百万円(前年同期比8百万円、2.4%減)、殺虫殺菌剤は水稲用が増加し売上高は2億82百万円(前年同期比79百万円、39.5%増)、除草剤は園芸用が増加し売上高は5億円(前年同期比42百万円、9.2%増)、その他は園芸用が減少し売上高は2億74百万円(前年同期比22百万円、7.6%減)、農薬外その他は緑化用が減少し売上高は2億79百万円(前年同期比10百万円、3.6%減)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は86億26百万円で、前連結会計年度末に比べ9億85百万円の増加となりました。これは主に受取手形及び売掛金並びに電子記録債権の増加が現金及び預金の減少を上回ったことによるものであります。

 負債は53億72百万円で、前連結会計年度末に比べ7億27百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金並びに長期借入金の増加が未払賞与及びその他の減少を上回ったことによるものであります。

 純資産は32億54百万円で、前連結会計年度末に比べ2億58百万円の増加となりました。これは主に利益剰余金の増加によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億57百万円減少し20億3百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、5億15百万円の減少(前年同期は2億73百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益3億63百万円、仕入債務の増加4億50百万円等の資金増加を、売上債権の増加9億円、棚卸資産の増加2億41百万円等の資金減少が上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、69百万円の減少(前年同期は41百万円の減少)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出69百万円等の資金減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、4億28百万円の増加(前年同期は3億70百万円の増加)となりました。これは主に長期借入れによる収入9億円の資金増加が、長期借入金の返済による支出4億34百万円、配当金の支払額23百万円等の資金減少を上回ったことによるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は89百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。